かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

瀬戸の琺瑯看板

2015-02-17 | まちかどの20世紀遺産

瀬戸の町歩きで3枚の琺瑯看板が採集できました。
たった3枚ですが、最近の絶滅寸前状態ではまあこんなものでしょうか。
それでも「山種オープン」と「づつうにノーシン」の2枚の新種が採集できたのは収穫でした。
「ごきぶりホイホイ」はすでに採集済みですが、やっぱりいつ見てもゴキブリがリアルでインパクト大です・・・

ところで、わたしは「山崎証券」については全く聞いたことがなかったので、ちょっと調べてみました。
山崎証券沿革~山崎種二商店として証券業を開始(S8)→山崎証券に商号変更(S19)
→東京証券取引所正会員(S24)→名古屋証券取引所正会員(S33)→山種証券に社名変更(S40)
→その後合併を繰り返し、現在はSMBCフレンド証券になっています。
山種証券は創業者の山崎種二の名前から取ったもので、商品名の「山種オープン」のネーミングもなるほどとうなづけます。

琺瑯看板は名古屋証券取引所正会員に加入した昭和30年代頃のものでしょうか。
一枚の古い琺瑯看板から、過ぎ去った昭和を振り返るのも町歩きの楽しみの一つです 



■路地裏の板張りの壁の隅、消費者ローンの看板の陰でひっそりと生息する「山種オーオープン」を発見



■名古屋の市内局番がまだ二けたの時代。
名古屋支店の「中区南伊勢町」はかつて名古屋証券取引所のあった界隈の名称で、現在の栄3丁目あたりになります



■薬局の店頭で見つけた2枚
 
撮影:201501//25

 



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