鶴舞公園のすぐ東にある名古屋工業大学の敷地内に、鈴木禎次記念碑があります。
鈴木禎次はこのブログでもたびたび登場する日本の近代建築を支えた巨匠のひとりで、名古屋市を中心に東海地方で数多くの名建築を残しています。
記念碑は大正11年(1922)、名古屋工業(現名工大)の建築科教授退官を記念したもので、石碑に「OCT.1923」の銘があります。
■記念碑は近代建築の巨匠にふさわしく、古典主義建築を象徴するイオニア式オーダーがデザインされています
■オーダー下部の石碑には「TO COMMEMORATE THE MERIT OF PROF.SUDZUKI」と彫られています
◆鈴木禎次記念碑/名古屋市昭和区御器所町
竣工:大正12年(1923)
設計:鈴木禎次
構造:石造
撮影:2018/05/01
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この記念碑の存在は初めて知りました。
オーダーのデザインがいいですねー。
今度見に行ってみます!
(休日でも構内に入れるんですかね?)
記念碑は正門を入って直進、すぐ左手です。
大学の門は休日も開いていて、普通に構内に入れます。
ところで正門右手にある昭和6年築の三協会館周囲が、工事用フェンスで囲まれていたのが気になります。
まさか取り壊し?メインテナンス工事だといいのですが。