旧海部郡七宝町(現あま市)の中心にある七宝小学校には、昭和11年(1936)竣工の校門が残されています。
柱頭のデザインは昭和初期にしてはかなりクラッシクで、、明治~大正期の雰囲気が感じられ、同時期の旧制中学のシンプルなデザインの門とは対照的です。
七宝小学校には同じ年に建てられた講堂も現存しており、戦前の七宝町の面影を残す唯一の近代化遺産として貴重な存在です。
■門柱はタイル張りで、台座と柱頭は石造になっています
■これだけ立派な戦前期の講堂と校門が残る小学校はそうはありません。
これからも学校の象徴として末永く受け継がれていくと良いですね。
撮影:2016/05/04
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