退職して5年目の年に入る。一区切りを迎えたように思える。この4年間は自分自身を振り返って欠落していたものを埋めていくということをベースにいろいろなものに取り組んできた。基本的にはこの路線が続くのであるが、今年からは「深めたい」と思う。年末に伝統芸能や歴史に触れる機会が多かった。知れば知るほど奥が深いのである。
特に、江戸城の再現に取り組んだ番組の予告はかなりのインパクト」があった。本編は4日だが、資料を丹念に読み解きコンピューターをフルに使って再現していく過程は感動した。それにもまして、資料がきちっと残されているということにも驚かされた。
そして、今まで寺社仏閣、城などを巡ってきたが、設計をした人々という視点が欠落していたということにハタと気づいた。建てた人すなわち宮大工や職人のすごさには目が向いていたが、そのおおもとになる設計には無頓着だった。江戸城の設計図を見た時思わず声が出た。
他にも、権力の座を綿々と継承してきた藤原氏の存在の大きさにも気づかされた。武士の世の中になった時すたれたのではなく、明治になってもそして昭和の近衛文麿までと指摘された時のアッと声をあげた。
だから今年は「広げる」のではなく「深める」というのがキーワードである。
特に、江戸城の再現に取り組んだ番組の予告はかなりのインパクト」があった。本編は4日だが、資料を丹念に読み解きコンピューターをフルに使って再現していく過程は感動した。それにもまして、資料がきちっと残されているということにも驚かされた。
そして、今まで寺社仏閣、城などを巡ってきたが、設計をした人々という視点が欠落していたということにハタと気づいた。建てた人すなわち宮大工や職人のすごさには目が向いていたが、そのおおもとになる設計には無頓着だった。江戸城の設計図を見た時思わず声が出た。
他にも、権力の座を綿々と継承してきた藤原氏の存在の大きさにも気づかされた。武士の世の中になった時すたれたのではなく、明治になってもそして昭和の近衛文麿までと指摘された時のアッと声をあげた。
だから今年は「広げる」のではなく「深める」というのがキーワードである。