素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

要支援認定のハードル高し

2024年04月02日 | 日記
 今日は生協の日。商品をT本さんのガレージに受け取りに行くと、すでに、T本さんとT中さんが難しい顔をして話し込んでいた。聞けば先週T中さんが要支援認定のための面接を行ったが、認定が難しいという結果が出たとのこと。

 T本さんは「調査員の方に「がんばればできる」ことを「できる」と言ってしまったのではないかと尋ねていた。「できないものはできない」とシンプルに答えないといけないともアドバイスしていた。「そう言われてもなあ」とT中さんは当惑気味。

 私の父も支援1を2に引き上げてもらおうとした時に、母が「普段通りにしてくれたらいいのに、張り切って対応するから困る」とよく愚痴っていたことを思い出した。

 普段の困難な状況を正しく伝えることは結構難しいものだとT中さんの話すのを聞いていて思った。杖をついて自宅からT本さんのガレージに歩いて来る様子を見ていると生活の中で支援が必要だと痛切に感じる。

 洗濯物を干したり掃除をしている時にバランスをくずしてころんだことが私が知っているだけでも3回はあった。顔を傷つけたり頭を打って検査に行ったりした。また、御主人が車の免許を返上されたので買い物も不便になったといつも聞かされている。

 「要支援認定のハードルは高いのだな」と感じた次第。いずれ我が家にも起こる問題である。少しずつ勉強していかねば。とも思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする