明治初頭、陽暦(新暦)を採用し、各月を現在のような1月〜12月で表すようになった。それ以前の陰暦(旧暦)では、和風月名という季節感のわかる言葉で各月を表現していた。たとえば1月は睦月、2月は如月。「弥生」は和風月名の3番目。
本来陽暦では、数字で各月を表す(1月〜12月)ので和風月名は不要。ところが陽暦になった今でも、月の別名として和風月名は親しまれている。私も、「余録日記」の表紙には、ずっと和風月名と英語月名を併記してきた。これには古き伝統を忘れないようにという思いもあるが脳トレの意味合いもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f1/05a9858ae0a413299bf504262e800ec0.jpg)
しかし、私の中には「弥生」=「4月」が存在していて時々迷う。原因は幼少の頃より慣れ親しんでいる♪さくらさくら♪の歌の2番にある。
①さくら さくら 野山も里も 見わたす限り
かすみか雲か 朝日ににおう さくら さくら 花ざかり
➁さくら さくら やよいの空は 見わたす限り
かすみか雲か 匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん
(さくら⇒4月⇒やよいの空)というつながりができているのだ。そこで少し調べてみた。
日本古謡となっているが、実際は幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたもの。2番の歌詞は1888(明治21)年に発行された東京音楽学校の「箏曲集」にあるもの。そして1番の歌詞は昭和16年に改められたもので、この混在がズレの元凶であることがわかった。
さくらさくら【3種類の歌詞(明治/江戸/昭和版)】歌あり練習用
陰暦の弥生(3月)は、陽暦の3月と時期が違う。陽暦は陰暦から1か月ほど遅れているので陰暦の弥生は、陽暦の3月下旬から5月上旬頃にあたる。やよいの空の下に咲くさくらをいざ見に行こう!となる。
今日は、17℃まで気温が上がった。春本番の暖かさである。
本来陽暦では、数字で各月を表す(1月〜12月)ので和風月名は不要。ところが陽暦になった今でも、月の別名として和風月名は親しまれている。私も、「余録日記」の表紙には、ずっと和風月名と英語月名を併記してきた。これには古き伝統を忘れないようにという思いもあるが脳トレの意味合いもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f1/05a9858ae0a413299bf504262e800ec0.jpg)
しかし、私の中には「弥生」=「4月」が存在していて時々迷う。原因は幼少の頃より慣れ親しんでいる♪さくらさくら♪の歌の2番にある。
①さくら さくら 野山も里も 見わたす限り
かすみか雲か 朝日ににおう さくら さくら 花ざかり
➁さくら さくら やよいの空は 見わたす限り
かすみか雲か 匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん
(さくら⇒4月⇒やよいの空)というつながりができているのだ。そこで少し調べてみた。
日本古謡となっているが、実際は幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたもの。2番の歌詞は1888(明治21)年に発行された東京音楽学校の「箏曲集」にあるもの。そして1番の歌詞は昭和16年に改められたもので、この混在がズレの元凶であることがわかった。
さくらさくら【3種類の歌詞(明治/江戸/昭和版)】歌あり練習用
陰暦の弥生(3月)は、陽暦の3月と時期が違う。陽暦は陰暦から1か月ほど遅れているので陰暦の弥生は、陽暦の3月下旬から5月上旬頃にあたる。やよいの空の下に咲くさくらをいざ見に行こう!となる。
今日は、17℃まで気温が上がった。春本番の暖かさである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます