素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

こんな雪景色は何年ぶりだろう?

2014年02月08日 | 日記
 朝、部屋のカーテンを開けると雪景色が広がっていた。あらためて昨夜早く帰って良かったと思う。ただあまり気温が下がらなかったのか、路面はシャーベット状で凍っていなかったので車は何とか走らせることはできた。仕事のある息子と用事のある妻のアッシーとなる。雪の下り道は緊張する。一般道路に入ると雪はとけていたのでホッと一息である。帰りがけには雪は雨にかわっていたので心配していた上り坂もスムーズに走ることができた。
 勤めていた時、雪に降られた苦労を思い出したりしながら本を読んでいると、町内の至急回覧が回ってきた。同じブロックのTさんが昨夕亡くなったとのこと。72歳である。同じジムに通っていて去年の秋ごろにはよく顔をあわすと私の膝を心配してくれていた。12月に入ってからあまり姿をお見受けしていなかったので「何かあったのかな?」と思っていた。長く顔を見ないと以前は海外旅行にでも行っているのだろうということになっていたが、最近は体の調子を崩したと相場は決まっている。
 桂文珍の病院小話に、病院の待合室での二人の老婦人の会話がある。「最近、梅さん来なくなったね」「病気になったのかね」まさにこれである。先日1年ぶりにジムに帰ってきた方がいた。やはり、いろいろ悪かったみたいで2度の入院と手術でたいへんだったみたいである。昔の仕事仲間から歓待されていた。運動して痩せるのはいいが、病気で痩せてもうれしくはないという言葉に実感がこもっていた。
 ジム以外ではお付き合いはなかったが何となくさびしい気持ちになった。
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