素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

大暑の日、ピラティスに苦しむ

2014年07月23日 | 日記
 今日から8月6日までが大暑。遅れていた梅雨明け宣言もなされ、太平洋高気圧が張り出してきて夏本番となってきた。『旧暦で楽しむ日本の暮らし・七十二候と二十四節気2014年版』(宝島社)を見ると「大暑・三十四候 初候」は『桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ}』とあった。最初、「桐の花が咲く?ずれてるなあ」と思ったが、意味を見てすぐにまちがいとわかる。『桐の実がなり始める』ということ。これなら納得。寝屋川公園往復の新10㎞コースの途中にあるコブシ街道でこぶしの実とともに桐の大木についている実も観察していたからである。
 こぶしの花もいいが、実をつけた景色もなかなか良い。ひときわ高くそびえているのが桐である。成長が速いのが特徴の一つである。実がついた枝は生け花でも使われているという。
  

 昨夜もナイトランでここを走った。夜になると少々物騒な場所だが、人と出合わないことを願う。息を荒げて走る大の男は気味が悪いだろう。何が起こるかわからない物騒な世の中である。不審者と警戒されても仕方がない。

 そのナイトランの足の疲れが思いの外残っていて、今日のピラティスはきつかった。スタートのあぐらのポーズをした瞬間、左足の太ももがつってしまい、インストラクターのOさんから「大丈夫ですか?まだ何もやってませんよ」とつっこまれ、皆に笑いを提供した。その後のメニューが私の苦手な背筋系と股関節まわりを使うものがメインになったのでたびたび足をつらせ、まことにつらかった。終了した時、隣にいたMさんが嬉しそうに「つらそうでしたね。おかげで私はリラックスできました」と話しかけてきた。「他人の苦しみは蜜の味」なのである。腹筋の弱いMさんは腹筋系のメニューになると得意な私と立場が逆転するのだが、残念ながら今日はそれが少なかった。

 スタッフの「いつもより早く帰るんですね、今が一番暑いですよ!」という声に返す元気もなかった。 
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