素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

時折り粉雪舞うねや川戎

2025年01月10日 | 日記
 放課後小2の孫の世話をすることになった。14時15分の下校時間に合わせて寝屋川市の太秦緑が丘の娘の自宅で待つ。今日は「十日戎」の本戎。例年、星田神社の「星田えびす」に出かけているが、今年は娘の家から歩いて30分余りで行くことができる住吉神社(ねや川戎神社)に行ってみることにした。こちらの方が「星田えびす」よりも伝統と歴史があり名前が知られている。いいタイミングで孫の世話という用事が入ったので覗いてみることにした。

 早目に娘の家のガレージに車を置いて歩いた。今年に入って最強の寒波襲来ということで東北から北陸にかけて大雪に見舞われている。こちらも強い北風が吹き時折り粉雪が舞うが、大きな支障はない。神社は寝屋川市駅のすぐ隣にありお馴染みの場所ではあるが戎の時は初めてである。
 神社のホームページによれば、寝屋川の戎祭りは、ねや川戎大祭(ねや川の戎っさん)として昭和35年に現在のようなお祭りとして復興された。かつては地域だけのお祭りだったが、今日では寝屋川市近郷また京阪沿線はもとより大阪市内、京都、奈良などの遠方からも毎年10万人をこえる参拝がある。新寝屋川八景の新年の風物詩にも選定されている。
  閑散としたいつもの雰囲気とは全く違い福笹や吉兆を持った人で賑わっていた。狭い境内なので一方通行となっていた。入口から本殿に向かっては所狭しと店が並び「星田とは違う!」と実感した。
   境内では巫女さんによる能登への復興カンパも呼びかけられていて「去年の今頃は」と時の流れの早さも感じた。縁起物というものは見ているだけでも心が浮き立つものである。
  まもなくトランプ米大統領が再登場。高関税のハンマーを振りかざし、パナマ運河やグリーンランドに食手を伸ばし、「ディール ディール」の声が鳴り響くことになるだろう。USスチールの買収問題もバイデンさんの決定をどうするだろうか?先行きますます不透明。「来年の今頃は?」とつい考えてしまう帰り道。


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