素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

鈴虫をたくさんいただく

2010年07月22日 | 日記
 近所の人から鈴虫をいただいた。思っていたよりたくさんだったので、急いでホームセンターへ行き、飼育容器とマット、止まり木、えさなどを買ってきた。“鈴虫ワールド”ができあがった。

  これも1つの縁、育ててみたいと思う。

 家の周りにもさまざまな生き物を見ることができる。花から花へ蜜を吸いながら飛ぶ蝶やハチ、木と木の間に巧みに巣を張るくもなど小さな動物の“生のいとなみ”を見るといとおしさを覚える。

  



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ナメクジは20前後捕獲

2010年07月21日 | 日記
 ナメクジ捕獲器、今朝水やりの時ざっと見てみると、合計20匹ぐらい入っていた。まずまずというところか。設置場所によって差がある。よく出るポイントはわかってきたつもりだがはずれたのもあったので微調整をする。アイスクリームのカップに応用したのも結構いけることがわかった

   

 今、庭の木陰にはカサブランカの花が咲いている。妖艶な香りがする。てっきり外国の花だと思っていたら、もともとは日本に自生していたユリ科の植物を幕末の頃オランダに持ち出され、品種改良をされて再度日本に持ち込まれたものだそうだ。カサブランカの語源はスペイン語で「白い家」。花言葉は“雄大な愛”“威厳”“高貴”しばらく楽しめそうだ。

          

 

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ナメクジの捕獲器を試作

2010年07月20日 | 日記
 梅雨時から夏にかけては毎年ナメクジに悩まされる。日没後動き出すので、夜の8時ぐらいに割り箸を持って外に出て取っていたがきりがない。近くの人が、アイスクリームやトーフなどの容器に市販の薬を入れて置いておけばよい。と教えてくれたので今年は試しにやってみたら一つの容器に一晩で10匹以上のナメクジが獲れた。効果満点なのだが、欠点が1つ。花に水をやったり、雨が降ると容器に水が溜まり、粒状の薬もふやけたり、溶けたりしてしまうことである。朝の水やり前に容器を片付けて夕方の水やり後に置くということもやったが、毎日となると大変。

 先日、長居植物園に行った際、“花と緑と自然の情報センター”に長居パークセンターの大槻さんの考案した、ペットボトルを利用した「ナメクジ捕獲器」の作り方が置いてあった。横や上部から水がかかっても駆除剤が濡れないようになっている。さっそく作って設置してみた。明日の朝の結果が楽しみである。

    

 昨日の朝刊で、鳥越俊太郎さんが“ニュースの匠”欄で、「大森さんを追い続け」というタイトルで、今年3月25日に88歳で亡くなられた元毎日新聞外信部部長・大森実さんを偲ぶ会について書かれていた。大森さんは鳥越さんにとっては人生を決めた“運命の人”と言うべき人であった。当日、恢子(ひろこ)夫人はスピーチの中で、大森さんのジャーナリストとしての原点を3つあげられたそうです。鳥越さんの生き方そのものと符合するところがあり、感銘深いものがあった。としめくくっていた。

 ①権力のいかがわしさへの疑問

 ②既成事実への懐疑感

 ③現場主義で得られる別の視点

 私も、教育学者、教育行政にたずさわる人ではなく、現場に立ち、そこで考え、実践・検証をしてきた人間である。この3つのことは同感できる。







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暑さを逃れて、六甲山へ

2010年07月19日 | 日記
 「回る十国展望台」跡地に、「自然体感展望台・六甲枝垂(しだ)れ」が7月13日にオープンした。今日は家に居ても「暑だとい!暑い!」と仕事にならず、クーラーのお世話になるだけと思ったので六甲山行きとなった。

 いつものように記念碑台にある無量駐車場に車を置いて、林間の小道を新展望台まで40分ほど歩いた。風もほどよく吹いていて、思っていた以上に涼しかった。こちらではアジサイの花は枯れているが、六甲のアジサイはまだいきいきとしていた。

  103作品の中から最優秀賞に選ばれた三分一博志(さんぶいち・ひろし)氏の作品である。六甲山上にある大きな樹をイメージしたそうで、四季を通じて六甲の自然を体感できるように設計されている。

    床・壁はすべて檜でつくられているので木の香りがここちよかった。「枝葉(フレーム)」越しに見る景色は新鮮だった。基盤部には氷室がつくられていて、幹の底につくられている“風と空の展望所(風室)”に座ると、頂上部の丸く切り取られたところから光りがさしこみ、青空と雲の流れが違った感じで楽しめる。椅子の肘掛からは、氷室を通ってきた涼風が心地良かった。

 自然の力をフルに利用した展望台。入場料300円を高いと考えるかどうかは意見の分かれるところだろう。   

 

 

 
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やはり額田王か!

2010年07月18日 | 日記
 昨秋から公募していた奈良・平城遷都1300年記念企画「わたしの好きな万葉集」の審査・集計結果が今日の朝刊に載っていた。好きな歌人ベスト5は ①額田王 ②山上憶良 ③大伴家持 ④柿本人麻呂 ⑤志貴皇子となった。

 好きな歌ベスト5は ①銀も 金も玉も なにせむに 優れる宝 子に及かめやも(山上憶良)
            ②あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る(額田王)
            ③東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ(柿本人麻呂)
            ④石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも(志貴皇子)
            ⑤春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子(大伴家持)

という結果になった。延べ1775首・人が挙げられたみたいで、1300年の時空を超え、万葉集が現代に生きる人間にも響くものがあるのだとあらためて思った。

 「好きな歌のエピソード」には623点が寄せられ、香西さん(82歳)の「君待つと 我が恋ひ居れば 我が屋戸の 簾動かし 秋の風吹く(額田王)」という歌にまつわる戦時中の授業のエピソードが最優秀賞になった。60年以上前の授業の一風景が浮かんでくる文である。受けた人にとって一生記憶に残る授業って素晴らしい。優秀賞に選ばれた17歳の高校生、35歳の会社員、78歳の主婦の方々のエピソードも「なるほど」と思わされるものだった。歌(ことば)の持つ力ってすごい!   
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