素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

開催2ヶ月前に『大阪・関西万博「失敗」の本質』(松本 創 編著・ちくま新書)を読む 

2025年02月17日 | 日記
 大阪・関西万博開催まで2ヶ月を切ったが、気運が盛り上がらない状態が脱却できていない。建設予定地の様子が時々ニュースで映し出されるが準備の遅れが見えるだけで鳴り物入りの大型リンクももう一つインパクトがない。ワクワク感が湧いてこない。

 また、直接関係はないが本来大阪とタッグを組んで盛り上げるはずだった兵庫県知事の斎藤さんがゴタゴタとそれどころではない状況だし。維新所属だった岸和田市長が同様の不信任案決議案を再度可決され、市長選が3月30日告示、4月6日投開票と開幕1週間前まで泥試合が続く。お祭り気分に水を差している。

 前売り券を買った人に聞けば、購入プロセスが面倒だったと口をそろえて言う。1970年の「人類の辛抱(進歩)と長蛇(調和)」と揶揄された万博の二の舞とならないようにと予約制を取り入れたみたいだが、手続き上やや無理があるみたいだ。紙チケットの導入や当日券の販売も検討をしていると報道されているが泥縄の感をぬぐえない。

 大阪マラソンが始まった頃、夢洲の隣にある咲洲の大阪府庁咲洲庁舎(旧WTCビル)近辺がゴール地点であった。3度出場したが、帰りのアクセスの悪さに辟易した。地下鉄の駅までの長蛇の列、超満員の地下鉄とフルマラソンより咲洲を脱出する方が大変だった。舞洲のアクセスの悪さはそれ以上。う回路がないというのは不安である。

 そういう思いが日増しに強くなっていた時、昨年の8月に『大阪・関西万博「失敗」の本質』(松本 創 編著・ちくま新書)が出版されていたことを新聞で知った。一読の価値ありと思ったので注文し、今日届いた。
 読みながら、これからの経緯を見てしっかり考えていきたい。
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