＜文化の日＞お出かけ記事の続きです。
バルーンのキー・グラブ・レースを見たあと、
夜のイベントまでまだ少し時間があったので、
河川敷の会場の土手を下りて田んぼの方へ
行ってみました。
周辺にはまだバルーンが浮かんでいます。
座り込んで二人は何を見てるのでしょう？
これです！
会場のすぐそばに遊覧飛行の
ヘリコプター乗り場がありました。
あっ、飛んだ！
それにしても遊覧飛行のヘリってぺこぺこの
すごく薄くて華奢な感じでなんだか頼りない。
これに４人も乗って飛ぶの？って感じです。
昔社内旅行でオーストラリアに行ったときに
乗ったことがあるけど、もっと大きかった
ような気がします。
向こうの人だかりはＪＲのバルーン佐賀駅。
確かバルーンフェスタの期間だけ臨時で
乗り降りができるんだったと思います。
受付のところに料金が書いてあったのですが
３名で４分１２０００円ですって。
それはバルーンフェスタ会場周辺を飛ぶ料金。
佐賀城まで行くコースは１８０００円だそう。
高いのに子供連れの人たちがたくさん順番待ち
していて、３機のヘリがひっきりなしに
離着陸を繰り返していました。
親子三人で乗って１２０００円なら
記念になるので乗ってみようかという人も
多いのでしょう。
４分って短いけど、乗ってると意外と
長く感じるかも。
正ちゃんも乗せてくれるならうさぎは
乗ってもいいと思いましたが、
高所恐怖症のくまは、とんでもないと。
そう、そう、オーストラリアでは、
怖くて座席にへばりついていたらしい。
うさぎは気がつかなかったんですけどね。
同じ会社に勤めていたので、いっしょに
乗ったんですよ。
うさぎがきゃあきゃあ喜ぶので、
サービス精神旺盛なパイロットが、
わざと低空飛行したり機体を傾けたりするので、
もう生きたここちがしなかったと、くまとは
ヘリを見るたびに今でもその話になります。
バルーンのほかに、思いがけず空を飛ぶものを
もう一つ見ることができました。
ヘリもいつまで見ていても飽きませんでしたが、
日が暮れるまでの間、近くをお散歩して
みることにしました。
向こうにきれいなイチョウ並木が見えたので、
そこまで行こうと歩いていきましたが、
クリークがあって先へはいけませんでした。
佐賀平野は網の目のようにクリークと
呼ばれる水路がめぐらされています。
クリークのほとりの大きなクスノキ。
ヘリは日が落ちてきても、まだ飛んでいます。
このあたりのお宅は、バルーンフェスタの
会場の騒音とヘリの轟音とで、期間中は
ほんとにうるさいことでしょうね。
でも、県をあげての大イベントなので、
地域の皆さんも協力されているようで、
駐車場に入りきれない車のために近くの企業や
お店が駐車場所を提供してくれていました。
私たちも渋滞がひどく会場内は停められるか
どうかもわからなかったので、ちょうど
空いていた近くのお店の敷地に停めることに
しました。駐車料金は会場内と同じく
１０００円ですが、ちゃんと誘導してくれる
人もいました。
誘導していたのはインド人らしき青年。
でも、なかなかストップと言わないので、
心配になってうさぎが降りて見たら何とわずか
２センチくらいしか残っていなくて怖かった～
ぶつかってからストップというんじゃないかと
思ったとくま。
フェスタでは外国人のアルバイトも
やとっているのかと思ったら、そこは
インドカレーのお店でした。
狭くて何度切り返しても入りそうにないので、
あきらめて出ようとしたら、やっと
入れられるところが空いたのでホッとしました。
そんなわけで、のっけからドドーーッと
疲れたのですが、あちこち寄り道してきたのに
キー・グラブ・レースも見られたし、
ヘリコプターも間近で見ることができて
ラッキーでした。
河川敷の会場内では和太鼓の演奏が
始まって賑やかになりました。
バルーンのバーナーに火が灯され、
夜のイベントが始まりました。
実はこの日やって来た目的は、バルーンの
夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」
を見るためでした。でも、風が強いと
いうことで、「バーナーバージョン」での
開催となりました。
膨らんだバルーンに火がともって、
色鮮やかなぼんぼりが並んでいるかのような
光景が見たくてやってきたので、ちょっと
拍子抜けというか、がっかりでしたが、
ズラリと並んだバルーンのバーナーが
音楽や司会者の掛け声に合わせて火を灯したり
消したりするのはそれなりに
圧巻ではありました。
風って、ほとんど吹いていないように
思いましたが、わずかな風でもだめなんですね。
和太鼓の音と火が灯されるたびに
ゴォーーッという大きな音がするので、
初めは正ちゃんが怖がったのでとても
心配しました。途中で帰ろうかとも
思いましたが、このものすごい人ごみの中を
移動するのもかえって怖がりそうだったので、
大丈夫よと言いながらしっかり
抱きしめていました。
そしたら慣れてきたのか、そのうち正ちゃんも
腕の間から顔をのぞかせてきょろきょろ
眺めるようになって物珍しそうに見ていたので、
ほっとしました。
こんなところにわんちゃんといっしょに来る
人はあまりいないと思います。
でも、正ちゃんはいつでもどこでも
うさぎとくまといっしょです。
最後は花火が上がってイベントは終了しました。
先代犬のアイちゃんとも行った
バルーンフェスタに念願かなって正ちゃんとも
行くことができてほんとによい思い出に
なりました。
わずか半日のことでしたが、
４回ものシリーズになってしまいました。
別に引き延ばしたわけではないのですよ。
何でもないようなところでも、
けっこう楽しいもの、おもしろいものは
見つかるものです。
皆様、長々お付き合いくださいまして、
ありがとうございました。
また次回からうさぎガーデンより
おおくりしますので、
よろしくお願いいたします。
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