お待たせしました。
今日は<車中泊の旅>番外編をお送ります。
車中泊の旅の装備についてについてまだ
ご紹介していませんでしたね。
そんなたいそうなものではありません。
まず、どうやって車内に泊まるかですが・・・
窓に貼っているのは、ホームセンターや
カー用品店で売っている日よけです。
吸盤で簡単に窓に取り付けることができますし、
大きさもいろいろ揃っています。
吸盤で支えきれない時はガムテープ(布製を
使って下さい。紙だとくっついて後でとれなく
なります)でとめればいいので簡単です。
車によってはカーテンを取りつけることも
できますが、 費用がかかりますし、ふだんは
鬱陶しいですから、安くて簡単に付けたり
外したりできるこの方法がおすすめです。
竹田で車中泊をしていた大阪の車も、
この日よけを使っていました。
座席がフルフラットにはならない車は、
このようにクッションなどを敷いて
段差を埋めます。
その上にマットレスや布団を敷きます。
うさくま家の車の場合は、 後ろ二列の座席を
倒せば、前の座席はそのままでも、
セミダブルのマットがちょうど収まる広さです。
そして寝袋と毛布。
夏はどちらか一つでも大丈夫だと思います。
念のために使い捨てカイロを用意して行きます。
それを一つ二つからだにくっつけるか、
寝袋の中に入れておけばもう、暑いくらいで
冬山登山用のような本格的なものでなくても、
ホームセンターで売っているような
ごく一般的な寝袋でも寒くはありません。
うさくま家の場合は、後ろの座席をはじめから
倒して、寝袋や毛布もセットして上に
シーツなどをかけて出かけます。
そうしておけばいつでもすぐに寝ることが
できて、夜遅くなったときやお天気が悪い時
でもセットする手間が省けて便利です。
正ちゃんはその上を全部ひとり占めで
お殿様旅行です。
私たちきっと犬臭いよねと言っていますが、
まあ、別に普段からいっしょに寝てますから
今更気にしてもね(笑)
あ、そうね、ごめんごめん。
臭いのはくまさんだったね、正ちゃん。
先日、ホームセンターでこういうものを
見つけて買ってきました。
次回の旅では上にこれをかけておこうと
思います。
暖かいですし、見た目もよいですから。
車にはルームライトがついていますが、
やはり別にランタンは必要です。ひとつあれば
いいですが、念のために2つ持って行けば、
夜、キャンプ場など野外で調理するような
ことになった場合に便利です。
食器や調理器具などをまとめて入れている
ボックス。
昔、よくキャンプをしていた頃に揃えていた
ので、こんな食器を持って行きましたが、
紙皿や紙コップを使えば
使用後も洗う必要がなく簡単です。
コンロは食卓で使う普通の卓上コンロを
持っていきました。
もし燃料を切らしてしまっても、スーパーや
コンビニなど、どこでも売っていますので、
アウトドア用の特殊な燃料ボンベを使う
コンロよりこちらのほうが安心で、
取り扱いも簡単です。
一台でもいいですが、スペースの余裕も
あったので今回は2台持っていきました。
これはアウトドア用の鍋のセット。
蓋をあけたところ。
全部でこれだけがセットになっています。
取っ手を開いたりネジで留めるだけで簡単に
使うことができる便利なセットです。
これも昔キャンプ用に買ったものですが、
今でもスポーツ用品店や、アウトドア用品
売り場で売っているのではないかと思います。
これはコーヒーのパーコレーター。
水を入れて穴のあいた容器に
コーヒーの粉を入れ、中に入れて使います。
焚き火にあたりながら、お湯が管を通って
上がってくるポコポコという音を聞きながら
あたりに広がるコーヒーの香りを楽しんで・・
なあんていうのに憧れて買ったものですが、
どこかで落ち着いてキャンプする時には
いいですが、そうでないときは後でコーヒーの
カスを捨てたり洗ったりもめんどうで、今は
外側だけを単なる湯沸かしとして使っています。
インスタントのドリップコーヒーなども
ありますし、お湯だけ沸かせれば
十分ではないかと。
コンビニでも100円で淹れたてのコーヒーが
飲めますしね。
上記をまとめたものです。写真がないですが
他にペットボトルのお水かまたは
小さくてよいので水を入れる容器を持って行く
と、途中で○○の名水などというお水も
汲んで来て調理に使うことができます。
あと、これに食料品を用意すればOK。
ご飯やおかずを調理してもいいのですが、
あと片づけを考えるとお湯だけ沸かせばよい
レトルトやインスタント食品がやはり便利です。
食事をすべてコンビニやレストラン、お弁当
などで済ませる場合は、鍋や食器類は
必要ありませんので荷物はさらに少なくなり、
費用は少々増えるかもしれませんが、
ゆっくり観光することができます。
あ、そうそう、わんこ連れの方は、
わんちゃんのごはんとおやつをお忘れなく。
今回の旅で行ったコンビニにはドッグフードは
置いてありませんでしたし、田舎の町には
スーパーやホームセンターもないところが
ありますから、忘れるとたいへんですよ。
わんちゃん連れの旅ではタオルは多めに、
車の隙間などに押し込んでおきましょう。
お天気が悪くなった場合や川で遊んだりした
ときなど、何かと便利です。
以上、車中泊で用意するものについてご紹介しました。
もうひとつ大事なことがありました。
泊る場所についてですが、以前国東半島で
車中泊の旅をした時、夜中に起こされて
警察官に職務質問されました。
ちゃんと管理人さんの了解をもらい、
キャンプ場の駐車場に停めていたのですが、
管理人さんは帰ってしまい、シーズンオフで
他に誰もいなくて駐車場の一番奥にぽつんと
停まっていた上、他県ナンバーだったので
怪しまれたようです。
夜中に起こされるのはかなわないからと、
今回は泊る場所選びに悩みました。
高速道路のSA、道の駅、オートキャンプ場
などを、あらかじめ調べておかれるのが
いいかと思います。
私たちが泊った「道の駅たけた」はスマホの
「車中泊ポイント」で検索して見つけました。
また、調理などは、ほとんどの場合、
キャンプ場でしかできませんので
注意してくださいね。
車中泊を考えておられる方、
何か参考になったでしょうか?
わからないことがありましたら、
どうぞ何でも遠慮なくおたずねくださいね。
阿蘇の中岳は私たちが行った時も火口付近は
立ち入り禁止になっていましたが、
先日噴火して降灰もひどく、
農作物にも被害が出ているようです。
今行っていたらきれいな景色は見ることが
できなかったことと思います。
お天気にも恵まれてよい旅ができてほんとうに
ラッキーでした。よかったね、正ちゃん。
これ以上噴火の被害が出ないことを祈ります。
さて、別に引きのばすわけではありませんが、
長くなりましたので、
番外編はあともう一回予定しています。
車中泊の旅 <番外編2>をどうぞお楽しみに!
※本日二記事あります。
前の記事もどうぞご覧くださいね。