七次川調整池の2019-20年シーズンは、11月3日にオオハクチョウの成鳥2羽が飛来してスタートしました。
12月20日現在、オオハクチョウの成鳥28羽、幼鳥9羽が、いくつかのグループに分かれて池で羽を休めています。
オオハクチョウはロシア東部のシベリアで繁殖し、10月から越冬のため渡りを開始します。
これまでの研究で、渡りのルートにはいくつかあるものの、主にサハリンから北海道を経由して本州へ来るものと考えられています。
千葉県内にはオオハクチョウの飛来地がいくつかあり、中でも印西市本埜の白鳥の郷は毎年1000羽前後が飛来することから、全国的にも有名です。
一方、白井市の七次川調整池には毎年数十羽のオオハクチョウが飛来していて、電車でのアクセスが良いこともあり、休日にはカメラマンの姿を多く見かけます。
今日はのんびり泳いでいたペアのオオハクチョウの間に、別の1羽が割り込んできて、小さな小競り合いがありました。
ペアの中1羽が逃げて、残った1羽が侵入者を追い払いましたが、アッというもの出来事でした。
オオハクチョウ以外の水鳥については、後日ご覧いただきます。
昨年までのまとめは、こちらをご覧ください。