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shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

花と野鳥と、虫もいっぱいだった高妻山ハイキング - その④ 最終

2022-07-02 05:13:33 | 山行・旅行
花と野鳥と、虫もいっぱいだった高妻山ハイキング - その③ からの続きです。

登った山は下りなければならない。最近では、自宅へ帰るまでが登山だと言われている。
登りに計画よりおよそ30分余計に時間を要したが、出発時刻が30分早かったので、ほぼ予定通りの時刻に山頂に着いた。

晴れていれば、北側に頸城山塊の妙高山、火打山、焼山、雨飾山が見えるはずだが、何も見えない。
その西には、後立山連峰の小蓮華山、白馬岳、白馬槍ヶ岳、唐松岳、五龍岳、鹿島槍ヶ岳が見えるはずだが、何も見えない。
南東には、浅間山から続く尾根と四阿山が見えるはずだが、何も見えない。

<参考>四阿山から見た高妻山(2019/03/09 撮影)。




山頂の標識を入れて自撮りをして、残ったパンを食べたら、他にすることはなかった。


行きと同じ場所でイワヒバリが鳴いていた。岩にへばりついて咲いているのは、ミヤマダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)のようだった。


下山時は、幾分ガスが消えていたが、遠くの山が見えることはなかった。登りで観たニガナの仲間は、ハナニガナ(キク科ニガナ属)だった。舌状花が11個あった。
 

下りの途中で、先に追い抜いた10人の団体さんの他に、1人の男性と、さらに10人ほどの団体さんにすれ違った。
また、弥勒尾根新道では2人の男性に追い抜かれた。

弥勒尾根新道で観たハクサンシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)がきれいだった。中にはつぼみのものもあった。






弥勒尾根新道は岩場や急勾配はなかったが、ぬかるんだ道が滑りやすかった。


ブナ林の中で、ギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)がたくさん咲いていた。


こちらはブナ仙人と呼ばれるブナの古木だ。ここから牧場まで30分と書かれた標識があり、やはり30分を要した。


牧場の手前の沢で、泥がついた靴を洗い、ぬれた靴のまま駐車場まで帰ってきた。
14時18分、駐車場に帰着。ここから自宅に着くまでも登山の一部である。

戸隠神告げ温泉で汗を流し、戸隠蕎麦をいただいた。温泉も食堂も貸し切りだった。軟らかい泉質で、湯量もたっぷりあった。蕎麦もとても美味しかった。
こんな時間に風呂に入り蕎麦を食べるのは、下山した後の登山者くらいだろう。

長野インターから高速に入り、東部湯の丸PAでODDメーターを見たら、まもなく20万kmになるところだった。
外気温は30℃、ラジオのニュースで、この日関東甲信が梅雨明けしたことを知った。


自宅には20時前に着き、ODDメーターは20万kmを200kmあまり越えていた。気温はまだ30℃あった。

花と野鳥と、虫もいっぱいだった高妻山ハイキング(完)

2022/06/27
コメント (10)
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