このところ毎月曜日に山に出かけていたが、4日の関東甲信はどこも雨予報なので、3日に行くことにした。
人気の山は、どこも日曜日には混んでいる。低山は暑くて嫌なので、登り出しが1500m以上で、空いている山を探した。
条件に合ったのが、尾瀬の笠ヶ岳(かさがたけ、標高2058m)だった。それならば、是非オゼソウも観たいと思い、小至仏山(こしぶつさん、標高2162m)にも立ち寄る計画を立てた。
オゼソウはサクライソウ科オゼソウ属の多年草である。尾瀬の固有種ではないが、尾瀬で発見されたのでオゼソウと名付けられた。
やはりオゼソウは、尾瀬で観るに限る。至仏山や小至仏山の標高が2100m付近から咲いているが、尾瀬沼や尾瀬ヶ原では観られないので、尾瀬のハイカーでもオゼソウを知らない人が多いのではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/12/e422ada85b9905ab494608ca9e854ea6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/6c/51d1ab9493f5890c5405dbc0007dd918.jpg)
【特徴】根出葉は束生し、長さ3~20cm、幅1~4mmになる線形で、7~9脈があり、縁は細かい突起がありざらつく。基部は鞘状になり、内側の葉を抱く。花茎の高さは、10~20cmになり、膜質の鱗片葉をつける。花茎は根出葉とは別に立つが、前年の枯れた葉の基部から出たもの。
花期は7~8月。花茎の上に長さ3~8cmの総状花序がつき、20~40個の花をつける。花柄は斜め上につき、長さ2~5mmになる。花被片は6個あり、帯黄白色。外花被片は長さ1.5mm、内花被片は長さ2.5mm。 雄蕊は内花被片と同長で6個あり、葯は黄色。花柱は3個あり、反り返る。果実は蒴果で長さ2.5mmの楕円形になる。
【分布】日本固有種。北海道の天塩山地、サロベツ原野、本州中部地方の至仏山、谷川岳に特産し、亜高山帯から高山帯の蛇紋岩地帯の湿った草地に生育する。
出展:ウィキペディア
さて、今回計画したルートである。鳩待峠を出発し、先ずは小至仏山に向かいオゼソウを観る。引き返して、オヤマ沢田代の分岐を西に向かい、笠ヶ岳へ登頂する。
帰路は同じ道をオヤマ沢田代の分岐まで戻り、そのまま鳩待峠へ下山する。総距離は14km、累計標高差は980m、時間は休憩を含めて10時間で計画した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/58/8e3cf841702aada75e49c8a4c8baf44c.jpg)
では、出発しよう。
尾瀬戸倉からの始発のバスに乗れたので、鳩待峠には5時20分に到着した。日曜日なので早朝から人が多かったが、大半の人は尾瀬ヶ原へ向かう。
私は彼らと離れて至仏山方面へ向かい、先頭を歩く。登山道脇にお花がポツポツ現れ、写真を撮っている間に何人かに抜かれた。
スミレの仲間。keitannさんから、ミヤマツボスミレと教えていただきました。ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ac/55c41d6857dd0e855224a22560d94c41.jpg)
タニギキョウ(キキョウ科タニギキョウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/25/3105c781df1be4deebf8fb3cc386a4f8.jpg)
ズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/89/7091fd9227f7cd6812830352771b745e.jpg)
ヤマトユキザサ(キジカクシ科ユキザサ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/3e/7352d67835c450f6cf9ef998adf05c63.jpg)
マイヅルソウ(キジカクシ科マイヅルソウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/51/d4c217cd0352015c6235e92e6e74ddb8.jpg)
森を抜けると南斜面が開けてくる。飛行機雲が長く伸びるのは、上空に湿気が多いためだ。また、幅広く広がるのは風が強いためだ。この晴天は長く続かないと考えた方がよい。
樹木の間から、上州武尊(じょうしゅうほたか)が見えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/2ba13b12bcdd48041ff85c7100664fd0.jpg)
日光の山並みも見えている。そして、今日目指す笠ヶ岳も見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6d/807cc0eeebf652a403aa8962b5ea2a8a.jpg)
正面に形のよいダケカンバが現れた。根元近くで幹が二つに分かれている。見上げてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f2/3858d4cb34b8a1ae292ae25849459ea3.jpg)
再び森の中を進む。
先ほどとは違うスミレの仲間が現れた。葉脈がはっきり出ている。keitannさんから、アカフタチツボスミレだと教えていただきました。ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/07/b6a748c8f0423ac5e56ce0ebe8e764d4.jpg)
こちらはタカネナナカマド(バラ科ナナカマド属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b1/5202152c937475eb68b01a4203cbfefc.jpg)
標高が2000mに近づくと、高山植物が多く観られるようになってきた。
クモイイカリソウ(メギ科イカリソウ属)。高山帯の蛇紋岩の礫地に生える。基準標本は至仏山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/de/d55b95f5356e7ab9b882e40609c19d0e.jpg)
イワイチョウ(ミツガシワ科イワイチョウ属)。亜高山帯~高山帯の雪田跡や湿地に生える。この時期、至仏山でよく観られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b6/bb13543d385b79f566b6be87c7f687e1.jpg)
タテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)。亜高山帯~高山帯の雪田跡や湿地に生える。今回は笠ヶ岳に向かう途中の小笠周辺でも多く観られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/09/b39e2343274905359fd18d902fac9f9d.jpg)
コバイケイソウ(シュロソウ科シュロソウ属)。咲き始めたばかりで、数も少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/da/906148fd6b444bfd3ccb4a10e6f4b52d.jpg)
ミツバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)。亜高山帯~高山帯の針葉樹林内や林縁、湿地などに生育する。多く観られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c6/4282be20917ade24f6f397fab0405806.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/66/2bcda618a3e627f5b31d4126def5483b.jpg)
ムシカリ(レンプクソウ科ガマズミ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fb/e5ee2ae74010aa6bfd6387004b5e7211.jpg)
イワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ad/8e0c15e5d049542abc427f3f44e57164.jpg)
サンカヨウ(メギ科サンカヨウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/52/581456e95c0adf80b1f3860f64596ba6.jpg)
イワナシ(ツツジ科イワナシ属)。山地~亜高山帯の林縁に生育する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d9/6561b9cca29ffd00b8d7a2c0132658d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/66/9de76db346dd57b31da6c5c546792692.jpg)
ユキワリソウ(サクラソウ科サクラソウ属)。山地帯~亜高山帯の岩場や、乾いた草地に生える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/dd26cdabce779e1f554b47b37feec454.jpg)
笠ヶ岳へ向かう道との分岐点を通り過ぎる。正面に小至仏山が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1e/4f0958fc415a9cd2150c7497a402dc55.jpg)
ハナニガナ(キク科ニガナ属)。この山では数が少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/52/0ef4b63efcd7fb754777894acc69ad46.jpg)
タカネバラ(バラ科バラ属)。笠ヶ岳でも観られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/3a/08f57f86f10424e1f6c2da8e638fe9df.jpg)
ミヤマキンバイ(バラ科キジムシロ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ac/a5f584199cba26f6de4946b5c4ebb354.jpg)
さらに進むと、登山道脇に初めてベンチが現れる。ここで周辺の山を動画に撮った。また、この辺りからお花畑が連続して現れる。笠ヶ岳も近くに見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c1/805125c081cefe83a30d4f5894e2fb25.jpg)
ベンチからは、小至仏山、平らな山塊の中門岳と会津駒ヶ岳、尾瀬ヶ原の奥に燧ヶ岳、右に日光連山、足尾山地の皇海山などが見えていた。
お花畑には、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、ユキワリソウなどが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/37/56a602f6292252bad7cf3116020f6d04.jpg)
こちらには、ハクサンイチゲ、チングルマが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/99/9104f976b2820d92bb37dd3980a76ef9.jpg)
ウラジロヨウラク(ツツジ科ヨウラクツツジ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/fc/d924a4b3b7c68bc31a960fe47a201f11.jpg)
チングルマ(バラ科ダイコンソウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/41/98b005d9bd713a408ab0957ff26a7afc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a8/4ac247c90fbf8d816108d2345a2182bd.jpg)
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/4f/eea9d72ab6461a19fad067df530cb8ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/c8/0a824024dabe0f43616021bb37446e51.jpg)
ハクサンチドリ(ラン科ハクサンチドリ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/63/29f12deb562fc53906d8b99da3303dfb.jpg)
ハクサンチドリが咲いていたので、近づいたらオゼソウを見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9b/2a4d45929e6a150fcb3d828b3c67a54e.jpg)
2022/07/03
オゼソウと笠ヶ岳ハイキング(後編) に続く。
人気の山は、どこも日曜日には混んでいる。低山は暑くて嫌なので、登り出しが1500m以上で、空いている山を探した。
条件に合ったのが、尾瀬の笠ヶ岳(かさがたけ、標高2058m)だった。それならば、是非オゼソウも観たいと思い、小至仏山(こしぶつさん、標高2162m)にも立ち寄る計画を立てた。
オゼソウはサクライソウ科オゼソウ属の多年草である。尾瀬の固有種ではないが、尾瀬で発見されたのでオゼソウと名付けられた。
やはりオゼソウは、尾瀬で観るに限る。至仏山や小至仏山の標高が2100m付近から咲いているが、尾瀬沼や尾瀬ヶ原では観られないので、尾瀬のハイカーでもオゼソウを知らない人が多いのではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/12/e422ada85b9905ab494608ca9e854ea6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/6c/51d1ab9493f5890c5405dbc0007dd918.jpg)
【特徴】根出葉は束生し、長さ3~20cm、幅1~4mmになる線形で、7~9脈があり、縁は細かい突起がありざらつく。基部は鞘状になり、内側の葉を抱く。花茎の高さは、10~20cmになり、膜質の鱗片葉をつける。花茎は根出葉とは別に立つが、前年の枯れた葉の基部から出たもの。
花期は7~8月。花茎の上に長さ3~8cmの総状花序がつき、20~40個の花をつける。花柄は斜め上につき、長さ2~5mmになる。花被片は6個あり、帯黄白色。外花被片は長さ1.5mm、内花被片は長さ2.5mm。 雄蕊は内花被片と同長で6個あり、葯は黄色。花柱は3個あり、反り返る。果実は蒴果で長さ2.5mmの楕円形になる。
【分布】日本固有種。北海道の天塩山地、サロベツ原野、本州中部地方の至仏山、谷川岳に特産し、亜高山帯から高山帯の蛇紋岩地帯の湿った草地に生育する。
出展:ウィキペディア
さて、今回計画したルートである。鳩待峠を出発し、先ずは小至仏山に向かいオゼソウを観る。引き返して、オヤマ沢田代の分岐を西に向かい、笠ヶ岳へ登頂する。
帰路は同じ道をオヤマ沢田代の分岐まで戻り、そのまま鳩待峠へ下山する。総距離は14km、累計標高差は980m、時間は休憩を含めて10時間で計画した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/58/8e3cf841702aada75e49c8a4c8baf44c.jpg)
では、出発しよう。
尾瀬戸倉からの始発のバスに乗れたので、鳩待峠には5時20分に到着した。日曜日なので早朝から人が多かったが、大半の人は尾瀬ヶ原へ向かう。
私は彼らと離れて至仏山方面へ向かい、先頭を歩く。登山道脇にお花がポツポツ現れ、写真を撮っている間に何人かに抜かれた。
スミレの仲間。keitannさんから、ミヤマツボスミレと教えていただきました。ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ac/55c41d6857dd0e855224a22560d94c41.jpg)
タニギキョウ(キキョウ科タニギキョウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/25/3105c781df1be4deebf8fb3cc386a4f8.jpg)
ズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/89/7091fd9227f7cd6812830352771b745e.jpg)
ヤマトユキザサ(キジカクシ科ユキザサ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/3e/7352d67835c450f6cf9ef998adf05c63.jpg)
マイヅルソウ(キジカクシ科マイヅルソウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/51/d4c217cd0352015c6235e92e6e74ddb8.jpg)
森を抜けると南斜面が開けてくる。飛行機雲が長く伸びるのは、上空に湿気が多いためだ。また、幅広く広がるのは風が強いためだ。この晴天は長く続かないと考えた方がよい。
樹木の間から、上州武尊(じょうしゅうほたか)が見えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/54/67eb5d1d495443d07a1439bc9b02a523.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/2ba13b12bcdd48041ff85c7100664fd0.jpg)
日光の山並みも見えている。そして、今日目指す笠ヶ岳も見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8c/108cc4b220f0b218305b065e4b95449e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6d/807cc0eeebf652a403aa8962b5ea2a8a.jpg)
正面に形のよいダケカンバが現れた。根元近くで幹が二つに分かれている。見上げてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/81/5597250e1883f697f63f3cfcfeca1f0d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f2/3858d4cb34b8a1ae292ae25849459ea3.jpg)
再び森の中を進む。
先ほどとは違うスミレの仲間が現れた。葉脈がはっきり出ている。keitannさんから、アカフタチツボスミレだと教えていただきました。ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/07/b6a748c8f0423ac5e56ce0ebe8e764d4.jpg)
こちらはタカネナナカマド(バラ科ナナカマド属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b1/5202152c937475eb68b01a4203cbfefc.jpg)
標高が2000mに近づくと、高山植物が多く観られるようになってきた。
クモイイカリソウ(メギ科イカリソウ属)。高山帯の蛇紋岩の礫地に生える。基準標本は至仏山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/de/d55b95f5356e7ab9b882e40609c19d0e.jpg)
イワイチョウ(ミツガシワ科イワイチョウ属)。亜高山帯~高山帯の雪田跡や湿地に生える。この時期、至仏山でよく観られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b6/bb13543d385b79f566b6be87c7f687e1.jpg)
タテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)。亜高山帯~高山帯の雪田跡や湿地に生える。今回は笠ヶ岳に向かう途中の小笠周辺でも多く観られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/09/b39e2343274905359fd18d902fac9f9d.jpg)
コバイケイソウ(シュロソウ科シュロソウ属)。咲き始めたばかりで、数も少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/da/906148fd6b444bfd3ccb4a10e6f4b52d.jpg)
ミツバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)。亜高山帯~高山帯の針葉樹林内や林縁、湿地などに生育する。多く観られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c6/4282be20917ade24f6f397fab0405806.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/66/2bcda618a3e627f5b31d4126def5483b.jpg)
ムシカリ(レンプクソウ科ガマズミ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fb/e5ee2ae74010aa6bfd6387004b5e7211.jpg)
イワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ad/8e0c15e5d049542abc427f3f44e57164.jpg)
サンカヨウ(メギ科サンカヨウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/52/581456e95c0adf80b1f3860f64596ba6.jpg)
イワナシ(ツツジ科イワナシ属)。山地~亜高山帯の林縁に生育する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d9/6561b9cca29ffd00b8d7a2c0132658d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/66/9de76db346dd57b31da6c5c546792692.jpg)
ユキワリソウ(サクラソウ科サクラソウ属)。山地帯~亜高山帯の岩場や、乾いた草地に生える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/dd26cdabce779e1f554b47b37feec454.jpg)
笠ヶ岳へ向かう道との分岐点を通り過ぎる。正面に小至仏山が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/3a/8e7c4c0a81ffa63efaec094c0abad395.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1e/4f0958fc415a9cd2150c7497a402dc55.jpg)
ハナニガナ(キク科ニガナ属)。この山では数が少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/52/0ef4b63efcd7fb754777894acc69ad46.jpg)
タカネバラ(バラ科バラ属)。笠ヶ岳でも観られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/3a/08f57f86f10424e1f6c2da8e638fe9df.jpg)
ミヤマキンバイ(バラ科キジムシロ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ac/a5f584199cba26f6de4946b5c4ebb354.jpg)
さらに進むと、登山道脇に初めてベンチが現れる。ここで周辺の山を動画に撮った。また、この辺りからお花畑が連続して現れる。笠ヶ岳も近くに見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/4d/5ff889e782f4ec4f86ec900b8e766766.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c1/805125c081cefe83a30d4f5894e2fb25.jpg)
ベンチからは、小至仏山、平らな山塊の中門岳と会津駒ヶ岳、尾瀬ヶ原の奥に燧ヶ岳、右に日光連山、足尾山地の皇海山などが見えていた。
お花畑には、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、ユキワリソウなどが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/37/56a602f6292252bad7cf3116020f6d04.jpg)
こちらには、ハクサンイチゲ、チングルマが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/99/9104f976b2820d92bb37dd3980a76ef9.jpg)
ウラジロヨウラク(ツツジ科ヨウラクツツジ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/fc/d924a4b3b7c68bc31a960fe47a201f11.jpg)
チングルマ(バラ科ダイコンソウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/41/98b005d9bd713a408ab0957ff26a7afc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/a8/4ac247c90fbf8d816108d2345a2182bd.jpg)
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/4f/eea9d72ab6461a19fad067df530cb8ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/c8/0a824024dabe0f43616021bb37446e51.jpg)
ハクサンチドリ(ラン科ハクサンチドリ属)。
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ハクサンチドリが咲いていたので、近づいたらオゼソウを見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9b/2a4d45929e6a150fcb3d828b3c67a54e.jpg)
2022/07/03
オゼソウと笠ヶ岳ハイキング(後編) に続く。