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shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

ミサゴの巣立ち

2022-07-28 05:02:15 | 
加佐ノ岬は越前加賀国定公園の景勝地の一つで、そこから観る夕日は絶品である。
岬の突端に、波の浸食で陸が削られ、引き剥がされてできた小島が3つある。その一つでミサゴが子育てをしていた。

■ミサゴ
Osprey
タカ目ミサゴ科ミサゴ属
Pandion haliaetus
鶚、雎鳩、鵃、魚鷹/L54–64cm
 



親鳥が雛に餌を運んできていた。餌はカマスのように見えた。




親が飛び去った後、雛がカマスを食べている様子が見えた。




風が強い日だった。少しでも風を避けて撮影適地を探そうとしていた時に、いきなり雛が飛び上がった。
まったく羽ばたかず、風を受けて躰を浮かせていた。巣立ちだった。










幼鳥は風を使い躰を高く浮かせ、天高く上がった。






そして今度は高度を下げて、海の上を飛んだ。




そして、あろうことか、白波が立っている海の上に落ちた。少なくとも、私には落ちたように見えた。








でも大丈夫。ミサゴの幼鳥は力強く羽ばたいて、海面から飛び上がったのである。














ミサゴは別名を魚鷹という。生きていくには荒海の中でも魚を獲らねばならぬのだ。
巣立ったばかりのミサゴが、自らの意思で狩りを試みたのだとようやくわかった。
















しばらく様子を観ていたが、幼鳥が再び巣に戻ることはなかった。

ミサゴの若鳥が完全に親から独立するのは、巣立ち後1~2ヶ月後である。
近くにミサゴがもう1羽いた。先に巣立った兄弟だろうか。








2022/07/22
コメント (12)
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