7月15日の午後、自室の窓の外から、チチチチと鳴く鳥の声が聞えてきた。
窓から覗いてみても見えなかったが、声はすぐ近くから確かに聞えてくる。
カメラを持って、外に出てみた。
ヒイラギの垣根の中に、巣立ったばかりのシジュウカラが、数羽見えた。
カメラをかざすと隣家とのフェンスの上まで飛んだ。
驚かさないように、ヒイラギの隙間から撮ってみた。


巣立ったので雛と呼ぶより幼鳥と呼んだ方がいいかもしれないが、顔立ちは雛(ひよこ)のままだった。
雛たちは我が家の周りを回って、今度は庭の南側のフェンスに止まった。



こうしてみると雛と言うより、幼鳥と呼ぶようがふさわしいと思った。
成長と比べると、体の割に目が大きく見える。口の周りに赤味があるのも幼鳥の特徴だ。
そして、体を包む羽が柔らかそうで、毛並みがとてもきれいに見えた。
幼鳥たちは、庭木に止まったり、車庫の屋根に止まったりして、一軒ずつ西へ移動していった。



数軒離れた家のベランダの手すりには、3羽が同時に止まった。全体の数は5羽か6羽だったと思う。

不思議なことに、今度は向きを変えて、また我が家の方へ来てくれた。
気がついたら、13分の間に900枚も写真を撮っていた。
シジュウカラの幼鳥は、翌日も我が家に来てくれた。
道を挟んだ学校の庭木に、3羽が止まっていた。


蒸し暑い夏の日の午後に、不思議な夢を見たような気分だった。
2022/07/15、16
今週~来週は白山へ行くため、明日から1週間ほどブログの掲載を休みます。
窓から覗いてみても見えなかったが、声はすぐ近くから確かに聞えてくる。
カメラを持って、外に出てみた。
ヒイラギの垣根の中に、巣立ったばかりのシジュウカラが、数羽見えた。
カメラをかざすと隣家とのフェンスの上まで飛んだ。
驚かさないように、ヒイラギの隙間から撮ってみた。


巣立ったので雛と呼ぶより幼鳥と呼んだ方がいいかもしれないが、顔立ちは雛(ひよこ)のままだった。
雛たちは我が家の周りを回って、今度は庭の南側のフェンスに止まった。



こうしてみると雛と言うより、幼鳥と呼ぶようがふさわしいと思った。
成長と比べると、体の割に目が大きく見える。口の周りに赤味があるのも幼鳥の特徴だ。
そして、体を包む羽が柔らかそうで、毛並みがとてもきれいに見えた。
幼鳥たちは、庭木に止まったり、車庫の屋根に止まったりして、一軒ずつ西へ移動していった。




数軒離れた家のベランダの手すりには、3羽が同時に止まった。全体の数は5羽か6羽だったと思う。

不思議なことに、今度は向きを変えて、また我が家の方へ来てくれた。
気がついたら、13分の間に900枚も写真を撮っていた。
シジュウカラの幼鳥は、翌日も我が家に来てくれた。
道を挟んだ学校の庭木に、3羽が止まっていた。


蒸し暑い夏の日の午後に、不思議な夢を見たような気分だった。
2022/07/15、16
今週~来週は白山へ行くため、明日から1週間ほどブログの掲載を休みます。