shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

宮城県で鳥を観てきました - その② (伊豆沼・内沼 日中編)

2022-11-07 13:21:46 | 
11月4~5日、宮城県北の伊豆沼・内沼(登米市、栗原市)と三陸海岸(気仙沼市、南三陸町)へ、鳥を観に行ってきました。
 

日中、伊豆沼では、たくさんのカモやハクチョウが羽を休めていました。また、マガンが餌場から帰ってくる姿も見られました。
カモが夜行性なのに対して、マガンは日中に餌を採りに出かけます。しかし餌場で何か嫌なことがあると帰ってくるそうです。
ハクチョウも日中に餌を採りに出かけますが、けっこう頻繁に沼と餌場を行き来するようです。

カメラを2台使って、1時間ほど動画を撮影しました。それを6分間あまりに編集しました。
所々風の音が入っています。
動画はこちら

この日見かけた野鳥を順に上げます。
■マガン
Greater white-fronted goose

カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm
翼を広げると150cmほどにもなります。


日中に近くの田んぼで餌を採ります。田んぼが近くにある蕪栗沼や伊豆沼は、マガンにとって最適な越冬地です。


首を伸ばしているマガンは警戒の様子です。それ以外は一生懸命餌を食べています。








いくつかの群れが一緒になると、数千~数万羽にもなります。


■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
翼を広げると225cmにもなります。
伊豆沼・内沼には、毎年2000~3000羽のオオハクチョウが飛来します。






飛んでいる姿を観て、オオハクチョウとコハクチョウとを見分けるのは難しいです。オオハクチョウはコハクチョウより、嘴の黄色い部分が大きく、黒い部分に食い込んでいるのが特徴です。


こちらは幼鳥です。


■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
伊豆沼・内沼で多く観られました。また登米市内を流れる迫川(はさまがわ)でも観られました。


■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm
この写真は、登米市内を流れる迫川で撮ったものです。


■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
この写真は内沼で撮りました。内沼には湖畔まで車で行くことができます。
車から人が降りると、オナガガモが一斉に寄ってきます。観光客が餌を与えるので、カモはそれを期待しているようです。
私は車の中から撮影しました。




■オカヨシガモ
Gadwall

カモ目カモ科マガモ属
Anas strepera
丘葦鴨/L50cm
自信がないのですが、上の写真はオカヨシガモの♀、下はオカヨシガモの♀(左)と幼鳥(右)のように見えました。




■ダイサギ
Great Egret

ペリカン目サギ科
Andea alba
大鷺/L88~98cm


■アオサギ
Grey heron

ペリカン目サギ科
Ardea cinerea
青鷺/L93cm


■カワウ
Great Cormorant

カツオドリ目ウ科
Phalacrocorax carbo
河鵜/L81cm W129cm


■オオバン
Eurasian coot

ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm


次回は、宮城県で鳥を観てきました - その③ (三陸海岸編)を予定しています。併せて、まだ咲いていた野草をご覧いただきたいと思います。
コメント (14)
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