
今冬、11月3日にオオハクチョウが七次川調整池に初飛来(shuが確認したのは9日)し、17日には9羽がこの池にいるのを確認できた。
また、中旬を通してオナガガモとホシハジロが毎日観られた。
(11月中旬の七次川調整池の様子は⇒こちらをご覧ください。)
11月下旬は、22日(10時40分~50分)、24日(8時20分~8時50分)、25日(10時30分~11時)に七次川調整池へ撮影に出かけた。
このうち11月24日に観られた冬鳥は、
オオハクチョウ 4羽(うち幼鳥2羽)、22日は15羽(うち幼鳥3羽)
オナガガモ 約100羽
ホシハジロ 約60羽(うち♀3羽を確認できた)
ヒドリガモ 2羽(♂1羽、♀1羽) が観察できた。
この他に、
カルガモ 6羽
カイツブリ 2羽
ダイサギ 1羽
コサギ 1羽
オオバン 2羽 が観察できた。
池畔と池の周辺では、
セグロセキレイ 2羽
ヒヨドリ 数羽
スズメ 数羽 が観られた。
また、25日には上記の他に、
アオサギ 1羽
カワセミ 1羽 が観られた。
■オオハクチョウ
Whooper swan
カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm


<オオハクチョウの成鳥と幼鳥の比較>





■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon
カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm
22日には見かけなかったヒドリガモのペアを、24日、25日に観た。
ヒドリガモは個体数の多いカモで、日本全国で観られるが、七次川調整池ではどちらかというと珍しいカモだ。果たしてこの2羽がいつまでいるのか興味深い。
ところで、鳥の写真を撮っていると、時々声を掛けられる。皆さんオオハクチョウにばかり関心があり、カモのことを気にかける人はいない。
「今日はいますか?」「昨日は○○羽いたけど、今日は数が減りましたね」などと言って通って行く。

■ホシハジロ
Common pochard
カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
<ホシハジロの♂>

<ホシハジロの♀>

<ホシハジロの潜水>





■スズメ
Tree Sparrow
スズメ目スズメ科スズメ属
Passer montanus
雀/L14cm

明日から30日まで所用のため池に行けないので、30日を待たずに下旬のまとめをさせていただいた。