shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

嶺公園(前橋市)を散策。まだカモがいました。

2023-04-10 05:30:05 | 
4月9日は移動性の高気圧に西から覆われ、ほぼ全国的に晴れました。
群馬に出かける用事があったので、久しぶりに嶺公園を散策しました。
見かけたお花と鳥をご覧いただきたいと思います。
植物の名前(種名)は写真の後に書いています。

最初に撮った写真はスミレの仲間(スミレ科スミレ属)です。



茎が立っていて、葉は丸っこいハート形、花は薄紫色なのでタチツボスミレではないかと思いますが、自信がありません。

次もスミレの仲間です。

このスミレは道端で見かけるスミレで、種名がスミレのように思います。

続いてはこの花です。

コハコベより大型で、葉に毛がないのでウシハコベ(ナデシコ科ハコベ属の越年草)だと思います。

その次はこの花です。



ムラサキケマン(ケシ科キケマン属の越年草)です。もう花が終わりかけでした。

次は群馬県では至る所に咲いているこの花です。写真をたくさん撮りました。






白花も咲いていました。


蝶が止まっていました。

オオアラセイトウ(アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草)です。ショカツサイ、ムラサキハナナの別名があります。

次も皆さまご存じの植物です。











ミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属の多年草)です。もう99%花は終わっていました。何とかまだ花が咲いているものを見つけて撮りました。

次はミズバショウの近くに咲いていた花です。



リュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草)です。リュウキンカは尾瀬でもミズバショウと同じ時期に花を咲かせます。

次は木本です。高さが5cmほどですが、きれいな花を咲かせていました。

自信がありませんがクサボケ(バラ科ボケ属の落葉低木)ではないかと思いました。

ウィキペディアによると、クサボケの特徴は以下の通りです。
樹高30 - 100センチメートル (cm) ほど。幹は地面を這うか斜上する。樹皮は灰褐色で、皮目があり滑らかで小枝が変化した棘がまばらにあり、若い枝には粗い毛が生えている。実や枝も小振り。葉縁に細かい鋸歯がある。

次も木本です。



ミツバツツジ(ツツジ科ツツジ属の落葉低木)の仲間ですが、種名は分かりません。ミツバツツジの雄蘂の数は5個です。

次もツツジの仲間です。

ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)だと思います。ヤマツツジの雄蘂の数も5個です。

最後はご存じのこの植物です。

イロハモミジ(ムクロジ科カエデ属の落葉高木)です。
嶺公園にはイロハモミジがたくさんあります。

続いて嶺公園で観た鳥をご覧いただきます。
大堤沼に、まだカモがいました。カモは全部で30羽ほどいたように思います。
一番多かったのは、マガモかカルガモだと思います。
■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm


コガモもかなりの数がいました。
■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm


オシドリが4羽(♂2羽、メス2羽)いました。
■オシドリ
Mandarin duck

カモ目カモ科オシドリ属
Aix galericulata
鴛鴦/L45cm


手前にいるのはコガモの♂です。


いちばん奥にいるのはコガモの♂です。




その他、シジュウカラ、エナガ、ツグミ、カケス、ホオジロ、ヒヨドリなどを観ました。




















嶺公園から離れて、すぐ近くにある国立赤城青少年交流の家へ行ってきました。
標高が530mのところにあるので、サクラの花がまだ残っていました。
ヒヨドリが20羽ほどの群れで来ていました。ヒヨドリは花の蜜が大好きです。細い枝にぶら下がって蜜を吸っていました。
■ヒヨドリ
Brown-eared Bulbul

スズメ目ヒヨドリ科
Hypsipetes amaurotis
鵯/L28cm










ヒヨドリと共に、蜜が大好きな鳥というとメジロです。メジロは30羽ほどの群れで来ていました。
ずいぶん賑やかでした。
■メジロ
Warbling white-eye

スズメ目メジロ科
Zosterops japonicus
目白/L12cm






ずいぶん長くなってしまいました。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今日はこれから赤城山の大沼の周りを歩く予定です。その様子は明日以降にご覧いただこうと思います。

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なつみかん)
2023-04-10 07:06:45
おはようございます。
まずは鳥果にびっくり。
今の時期、なかなかこれだけの種類と数の鳥に出会えません。
ヒヨドリとメジロは桜の花にきていたのですね。
最近綺麗な声で囀るメジロやセキレイを電線で見かけますが、高すぎて写真になりません。

オシドリやコガモもいたのですね。
涼しいからでしょうか。
そういえば今年はオシドリを見ていません。

最初の方の花たち、誰も名前は合ってると思います。
タチイヌノフグリだけは、ちょっと違うようにも見えましたが‥
(もう終盤のオオイヌノフグリに似てます)
もう出ておられると思いますが、赤城山の投稿、楽しみです♪
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Unknown (m1960102)
2023-04-10 08:02:18
後1週間位で夏鳥がやってきます。楽しみが増えます。
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公園散策 (fukurou)
2023-04-10 08:19:54
shu様
おはようございます。
すごい植物の数と鳥たちですね!
それに一回のブログで大盤振る舞い。
私ならこれだけの写真があれば5回分ぐらいのブログの材料になりそうです。(笑)
まだまだ冬鳥がいるのですね!
こちらでは冬鳥ロスで散歩もつまらなくなっています。
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嶺公園 (さざんか)
2023-04-10 10:35:37
おはようございます。
嶺公園で色んなお花が見られましたね。
オオアラセイトウが凄く綺麗です。
ウシハコベは分かりませんでした。
鳥も沢山見られましたね。
おしどりがいて良かったですね。
いつ見ても綺麗です。
ヒヨは食いしん坊ですね。
逆さになってサクラの花の蜜を吸う姿は可笑しいです。
サクラが咲くと、ヒヨもメジロもうちには来なくなります。
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スミレ (ran1005)
2023-04-10 11:57:41
この時期、色々なスミレに出会いますネ。
可愛いので、しゃがみ込んでみますが、名前の同定は難しいですネ。
我が家の庭にも、葉が茎を包んでいる様なスミレが咲いていて・・・
これはタチツボスミレだと思っています。
葉の細長いスミレは、以前鉢植えで買ったノジスミレにソックリです。
オオアラセイトウや水芭蕉の群生凄いですネ!
マガモやコガモ・オシドリたちも未だ逗留しているのですか?
此方も4月に入っても寒冷な日が続いていますが、湖岸ではオオバン以外はあまり見られなくなりました。
小鳥達もまだ多く見られて羨ましいです。
先日、古木の一角で四十雀が巣作りしているらしき様子を見かけましたが・・・
再度行って見ると、もぬけの空でがっかりしました。
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なつみかんさん こんにちは (shu)
2023-04-10 16:57:29
コメントありがとうございます。先ほど群馬から帰ってきました。
まさかこれだけのカモに会えると思っていなかったので、驚きました。
しかしよく考えると、昨年5月末に尾瀬で、マガモ、コガモ、オシドリを観ています。
もしかしたら、このカモは日本の高地で夏を越すのかもしれませんね。

タチイヌノフグリと書いた花について、教えていただきありがとうございました。
先ほど図鑑を見たらオオイヌノフグリのようでもあり、タチイヌノフグリのようにも見えて、分からなくなりました。
トップの葉には鋸歯がなく、中間部にははっきりした鋸歯があります。葉に毛が生えています。花の大きさは2mmほどしかなく、通常観るオオイヌノフグリの半分ほどでした。
よく分からないので、本文から削除しました。
お手数をおかけして、申し訳ありませんでした。

赤城山で撮った写真ですが、一応ブログには上げますが、失敗したものが多かったです。
望遠レンズのオートフォーカスがうまく動作していないように思います。
修理に出そうかと思います。
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m1960102さん こんにちは (shu)
2023-04-10 17:05:52
コメントありがとうございます。
昨日ツバメを観ました。今年の初見でした。
もう夏鳥のシーズンですね。
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fukurouさん こんにちは (shu)
2023-04-10 17:09:56
コメントありがとうございます。
春になり観察出来る植物が増えてきました。
冬鳥はそろそろ見納めかと思います。
山では若葉が繁ると鳥を探すのが難しくなります。
そろそろ高山植物にシフトしようと思います。
先日カメラをメンテナンスに出しましたが、今度はレンズを出すつもりです。
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さざんかさん こんにちは (shu)
2023-04-10 17:14:57
コメントありがとうございます。
オオアラセイトウは千葉でも見かけますが、群馬ではすごく多いです。
嶺公園でもたくさん咲いていました。
オシドリに会えて嬉しかったです。冬の間ずっと嶺公園に棲み着いていたようですね。
いつまでいるのでしょうかね。

ヒヨドリがサクラの小さな枝にぶら下がっているのはおかしいですね。
落ちても飛べるので、落ちる心配はなさそうです。
これだけたくさん餌があれば、人里にいなくても平気ですね。
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ran1005さん こんにちは (shu)
2023-04-10 17:26:41
コメントありがとうございます。
スミレの仲間にはたくさんの種類があり、それだけで1冊の図鑑になっています。
山渓ハンディ図鑑の日本のスミレは現在在庫切れで、中古品は新品より高価な値段が付いています。
早く増版して欲しいものです。
そういうこともあって、スミレの仲間の同定は避けていましたが、いつまでもそうしていられないので、今回はあえて挑戦しました。
タチツボスミレにノジスミレですね。覚えておこうと思います。
オオアラセイトウの群落は、群馬県ではよく見かけます。
きれいな花ですし、邪魔にならないので、あちこちに生えていても除草されていないようです。

マガモやコガモはいつまでいるのでしょうね。
オシドリは本州でも繁殖するようです。
高い樹の樹洞の中に営巣し、雛はそこから落ちるようにして巣立つようです。

諏訪湖ではオオバンくらいしか観なくなったのですね。寂しいですね。
また晩秋になると帰ってきますから、大丈夫です。
これからは小鳥の子育てが観られそうです。
我が家の巣箱は、今年はまだ空のままです。
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