shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

都心のカモを観に新宿御苑へ行ってきました

2022-12-14 05:30:08 | 
12月11日に、カモを観に新宿御苑へ行ってきました。

(長いので飛ばして読んでください)
自宅から歩いて行けるところにカモが数百羽もいるのに、なぜ新宿御苑まで出かけたかというと・・

昨年来、トモエガモを観たくて、県内の北印旛沼や遠くは石川県の片野鴨池などへ出かけました。
北印旛沼は1万羽あまりの、片野鴨池は数千羽のトモエガモが越冬することが知られていて、実際に出かけた日にも数千羽を越えるトモエガモが来ていました。
しかし、トモエガモがいる場所は、いずれも人が立ち入れるところから数百メートル以上離れていて、間近にトモエガモを観ることが出来ませんでした。

そんな折、都心でトモエガモが観られるとの情報が入りました。
ならば、行くしかないっ! ということで、12月11日に新宿御苑へ出かけました。


結果、トモエガモはいませんでした。

代わりにたくさんいたのがハシビロガモでした。
■ハシビロガモ
Northern shoveler

カモ目カモ科マガモ属
Anas clypeata
嘴広鴨[/L50cm
<♂成鳥>


<♀成鳥>


新宿御苑に複数ある池の中、中の池にハシビロガモが集まっていました。
例によって、ぐるぐると輪を描きながら採食していました。


近寄って撮ろうとしましたが、完全な逆光になります。
 

仕方がないので、順光になる位置へ移動して、カモが近寄ってくるまで気長に待つことにしました。

すると2羽の♀が手前に近づいてきました。


<♀>


♂もやってきました。
<♂生殖羽>


<♂生殖羽>


<♂生殖羽>図鑑写真のような真横からの絵になりました。


この日、中の池にはハシビロガモが、下の池にはマガモとカルガモが、玉藻池(たまもいけ)にはカルガモがいました。
このうち、中の池のハシビロガモは、人をまったく恐れていない様でした。
冒頭の写真はすぐ近くから撮っています。2枚目の♀の写真は、5mほどの距離で撮りました。

最後に御苑内の風景と、いくつかの花をご覧いただきたいと思います。風景はスマホでの撮影です。
芝生広場の向こうに新宿の高層ビル街が見えます。


バラ園からの風景です。


下の池のメタセコイアです。


玉藻池周辺の景色です。




ヤツデです。


アツバキミガヨラン(リュウゼツラン科ユッカ属)です。
北アメリカ原産の常緑性低木で、長さ50~70cmで剣のような形をした葉っぱを茂らせます。葉は厚みがありピーンとまっすぐ伸び、その先端は針状に尖っています。
洋風の庭や建物とよくマッチしますが、変化に乏しい上に葉の先端が刺さると痛くて少々扱いにくい面もあります。
5~6月、もしくは10月頃に花茎を長く伸ばして黄白色で鐘のような形をした花をたくさん咲かせます。
日本には受粉を媒介する蛾(俗に、ユッカ蛾と言われる)がいないので、自然環境下では結実しないと言われています。
アツバキミガヨランのキミガヨランは学名の種小名「グロリオサ(栄光のある)」という意味を「君が代は栄える」という風に解釈して名付けられました。
アツバは葉っぱ厚いという意味です。
日本には明治時代に渡来し、庭園樹として広く利用されています。
丈夫で生命力が強く、手間のかからない樹木です。(出展:ヤサシイエンゲイ)



サザンカです。品種名は分かりません。


季節外れのツツジが咲いていました。


最後は、ニホンズイセンスイセン(ペーパーホワイト)です。


この日は、時間があれば上野の不忍池にも行くつもりでしたが、陽が傾き始めたので諦めて帰宅しました。
明日のブログは、白井市内の神崎川沿いを散歩して、見かけた鳥をご覧いただこうと思います。
コメント (10)
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