「主婦っとサーベイ」美味しいものと美味しいものが並んでいるお店

スーパーマーケットの評価サイトを作っている私達です。
ブログでは”美味しいもの”の紹介をして行きます!

大阪昆布ミュージアム

2022年06月29日 | お店

土居純一社長の『大阪昆布ミュージアム、試運転』の投稿を読んで、ツアーに参加した。空堀商店街の「こんぶ土居」から徒歩1分。北海道の生産地と大阪(関西)の消費地に焦点を絞っておられる。

昆布といえば大阪なのに、大阪に昆布のだしを紹介する施設がないのは惜しいと思われ、2階建ての倉庫を改装し、4階建ての施設を作られた。今後この施設の使い方はどうすればいいか?一般公開をどのようにするのか?などなど、模索中ということ。だから“試運転” 。4階は昆布学習室になっており、コロナ禍前からずっと続けておられた「だしのとり方教室」などイベントはここで実施する。そこは決まっているそうだ。

●天然真昆布
床に敷いて展示されている。

●北海道の昆布漁の様子
器具、使い方のご説明も受けた

●北前船と大坂
日本海側、瀬戸内海に行くと「北前船寄港地」という碑に出会うことがあり、この地も通って、大阪まで届いたんだ・・としみじみ眺めていた。

●北海道各地の昆布の産地と特徴

●昆布の料理、加工品
「とろろ昆布・おぼろ昆布」は子供の頃から馴染みのある昆布。堺の刃物があってこその加工品。

●昆布熟成庫
年々天然昆布が採れなくなり、今年は漁に出ないから収穫高は0。昆布熟成庫に保管している貴重な天然真昆布の箱も見せて頂いた。


●学習室
ここでだしのとり方教室やセミナーを開催される予定


●お茶と一緒に出して頂いた昆布飴
セロファン包装紙は日本語と英語の原材料表示のデザイン!これはセンスある。


●土居こんぶ店
空堀商店街の中にある。買い置きの昆布がなくなると買いに行く。


●天然真昆布のきざみ
浅漬けはこのきざみ昆布と塩2%、赤唐辛子で作る。最後まで昆布の旨味と歯ごたえが残るので、一緒に美味しく食べきる。これは「こんぶ土居」の本領発揮。



●真昆布角切り
天然真昆布と2年栽培の真昆布。計り売り。角切り昆布は鍋の出汁にも、うすいえんどう豆ご飯、新しょうがご飯など、一緒に炊き込み、具材として一緒に食べる。






天然の昆布が採れなくなり原因がはっきりしていない、というところが問題。昆布だけは栽培という方法があるが、共に育っていた海藻は天然昆布の枯渇と共に、消えてしまっている。生態系として、このままでいいはずがない。皆で知恵を集めて、美味しい昆布が、今後も食べられるようにして欲しい!






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三重県・和歌山県紀南スーパーマーケット巡り

2022年06月10日 | スーパーマーケット

4月21日、22日、大阪から奈良県名阪国道を使い三重県まで。四日市市、尾鷲市、熊野市から、和歌山県新宮市、那智勝浦町、紀南から大阪まで紀伊半島をほぼ1周。すさみから高速道路が通っていたので、本州最南端から大阪まではそれほど遠くは感じなかった。三重のローカル季刊誌「NAGI(凪)」冊子を参考にさせてもらった。

・三重県
一号館四日市店・サンシ一番街店・Vドラッグ日永店・タチヤ四日市店・スーパーサンシ 日永カヨー店・マルヤス 西条店・ぎゅーとら ラブリー平田店・マルシェVISON(ヴィソン)・グッディ 玉城店・ヤマショー・主婦の店せぎやま・プライスカット尾鷲店・主婦の店サンバースト店・主婦の店セントラルマーケット・おわせお魚いちば おとと・オークワ有馬店・主婦の店パシフィックマーケット

・和歌山県
太地漁協スーパー・Aコープ紀南 VASEO

●七里御浜海岸
熊野市から新宮市までは日本で一番長い砂礫(玉砂利)七里御浜海岸。熊野灘は本当に美しい。地元育ちのホテルのスタッフにお聞きしたところ、昔はもっと石の量も多く「御浜小石」と呼ばれる美しい石を許可された方達が拾って、アクセサリーにしていたそうだ。


●一号館四日市店
開店が1958年(昭和33年)、一号館の1号店。もうすぐ65年を迎える年季の入った店だが、改装を重ねているようで床も清潔で、通路も広く気持ちよく買い物ができる。オープン冷蔵ケースにはサラダなどテーマに沿った商品が集められ、日常の買い物にちょっと楽しさも散りばめられている。片隅には、日常使いできるパンツ・チュニック・スリッパなども、少量ながら並び、普段使いに便利だと思う。


●サンシ一番街店
近鉄四日市駅近くの商店街の中にある。商店街には「ここは東海道四日市」ののぼりが旗めき、伊勢神宮へ、京都、大阪、堺などの商業の町へ繋がっていたのだなぁ~としみじみ。飲食店はあるが、生鮮品を販売する食品店はこのお店が頼りのようだ。10時前から惣菜売り場には温かいカツとじ丼も並ぶ、地元の飲食店のカレーやピザも並んでいる。コロナ禍になってから、地方のスーパーマーケットでは地元の飲食店を応援しようと、惣菜売り場で見かけることも多くなった。


●タチヤ四日市店
15年前、名古屋のタチヤ創設店であるタチヤ八事店に買い物に行った。地元主婦に、高品質スーパーのフランテ、サポーレと、威勢の良い店員さんと会話しながらお買い得生鮮品が買えるタチヤで買い回りをしていると、案内してもらった。現在のタチヤは15年前より勢いが増している。商品の種類も増え、精肉、鮮魚、野菜と、魅力のある商品がボリューム満点。愛知県産の茄子、メロン、スルメイカや地元松阪牛も。肩ロースステーキ用が100g698円。個体識別番号によると3歳のメス。今日帰るなら買って帰りたいと思う生鮮食材が沢山あった。


●Vドラッグ日永店
昨年11月に中部地方のVドラッグ、ゲンキーなど、ドラッグストアでも食品の買い物をした。ここ数年で、ドラッグストアに食品が並ぶ店が多くなった。この店はタチヤと駐車場を共有している施設内にあり、冷凍食品が並んでいるぐらいで、あまり生鮮品は並んでいない。


●日永カヨーショッピングセンター
ナビに入れると地図にはイオン日永店も出てくる。中に入ってわかった。化粧品やペット用品、住、衣料品などはイオン。スーパーサンシは食品専門店として入っている。


●スーパーサンシ 日永カヨー店(日永カヨー ショッピングセンター内)
スーパーマーケット・トレードショー2022セミナー【スーパーマーケット Good Action Initiatives ~地元に愛され、地域とともに歩むお店づくりをするスーパーを応援する~】地元密着型のスーパーマーケットとして「スーパーサンシ株式会社のネットスーパー&安否確認御用聞き、生活丸ごと何でも解決サービスについて」お聞きした。2022年3月号の機関誌「セルフサービス」にも、詳細に書かれており40年前から取り組み始め、現在黒字化ができているそうだ。生鮮品、惣菜も、店頭と同じその日のお買い得商品がアプリに届いたら、お店と同じ価格でネット注文できる。これは魅力的。

この店舗のバックヤードでピッキング作業が行われ、日永カヨー店の売り上げ50億円のうち、ネットスーパーが10億円と全体の20%を占める売り上げがあるそうだ。売り場も広く商品アイテムも多い。リアル店舗に魅力あってこそのネットスーパーだと強く感じた。


●マルヤス 西条店
地元商品だけでなく、全国のこだわりの商品も並ぶ。陳列もオシャレでパック入りサラダも立体的に並んでいる。チーズやワインなど、近隣スーパーにはない商品もあり思わずワインを買った。


●ぎゅーとら ラブリー平田店
ぎゅーとらには、18年前伊勢エリアのお店に初めて買い物に行った。その時に食べた「シェル・レーヌ」今回もミニの袋入りや大袋入りを買った。


●ぎゅーとら ラブリー平田店 精肉売り場
cookpadの映像が流れ、提案メニューとしてキャベツ、玉ねぎ、生姜、生姜焼きのタレが関連販売されていた。レシピ提案と売り場の関連販売は、20年以上前からの課題。スマホの普及により、システムとしてはスムーズにできるようになったものの、このように肉、野菜を揃って並べることは手間のかかることらしく、なかなかみかけない。


●VISON(ヴィソン)
雨天ということもあったが、残念な施設だった。リリースされた時から期待をしていのだが、バリアフリーとは程遠い施設で導線、使い勝手がめちゃくちゃ悪い。チョコレート、ケーキ、パンの販売は、専門店のように個別に点在しているので不便。器として店のデザインは良いのだが、商品は価格の割に質が伴っておらず、リピートは無いな。「マルシェ ヴィソン」で三重県の柑橘農家さんが、みかんジュースの販売に来ていたから、試飲させてもらい美味しかったから購入した。名古屋からも大阪からも地の利はいいのに、このままではもったいない。


●グッディ 玉城店
宿泊するホテルには飲食施設が無く、道中のスーパーケットで購入した商品をお部屋で食べる予定だった。初日最後に買い物に寄ったグッディ玉城店で鮮度抜群の三重県産の刺身やメゾン ド ミニク ドゥーセのパンなどを買い、晩御飯にした。スーパーマーケットの鮮魚売り場でこの刺身を買えるなんて、実に羨ましい。グッディは20km圏内に3店舗の企業。ハレの日にも対応できる生鮮食品が並ぶので、地元ファンも多いのではないだろうか。店内に出来た列は、16時から限定数ありの有名パンの販売。こういうプチイベントも来店する楽しみになる。玉城店以外の店舗にも買い物に行きたくなった。毎週水曜日は定休日。昔はスーパーマーケットもデパートも定休日があった。いつの間にか元旦にさえ営業する小売業が出てきたが、本当に必要なのだろうか。働き方を考える時代になり、定休日を設けることも、大切ではないだろうか。



●ヤマショー
干物加工の施設を持ち、この「ヤマショー」という商店でも干物の販売をしている。42号線沿いの小学校もあるエリアなので、コンビニエンスとしての役割もあるのだろうな。


●プライスカット尾鷲店(オークワ)
オークワにはオープンした時期や、店舗ブランドによって様々なタイプの店が混在する。プライスカットはディスカウント業態ではあるが、店内はすっきり、通路も広く、生活必需品が並び買い物もしやすい。


●主婦の店
尾鷲に本部のある「主婦の店」昭和33年に主婦の店全国チェーンに加盟し、現在7店舗営業。今回4店舗で買い物をした。年季の入った店、居抜きで改装された店など、様々だったが、日常の食や日用雑貨を扱う、地域になくてはならない店であることは、今も昔も変わらないのではないだろうか。スーパーマーケットとして基本となる、日常品がきちんと並び、あくまでうちのお客は地域に住んでいる人、ということがわかる品揃え。

・主婦の店せぎやま


・主婦の店サンバースト店

・主婦の店セントラルマーケット

・主婦の店パシフィックマーケット


●おわせお魚いちば おとと
三重県の地産物や刺身や地元の寿司店、カフェなど飲食店のテイクアウトメニューも並ぶ。POPや商品説明など、お土産物を購入する観光客にわかりやすい説明。さんま寿司を買った。


●オークワ有馬店
尾鷲の鮮度のいい魚も並び、地元の食をわかっているのだろうな、と想像できる。「ゴンドウ鯨ウデモン」や「ほねはぎ」など、私達には食べ方不明の鯨のホルモンも並ぶ。オークワの高級PBであるオークワプレミアムや熊本のメーカー「かに印おにぎり海苔」もエンドに多量に並ぶ。どうやら紀南地方では昔から馴染みのある海苔が、かに印の味付け海苔のようだ。かに印 木村海苔のInstagramを見て理由がわかった。

●和歌山県太地漁協スーパー
生鮮野菜や肉、豆腐や牛乳など日配品、花も並び、コンビニが無いエリアでは、なくてはならない食品スーパーの役割があるようだ。もちろん、太地港、串本港の表示のある鮮度の良い魚や珍しい部位の鯨も並ぶ。「大敷網」シールが貼られた魚があり、定置網漁法で獲った魚をアピールしている。「大敷網」の漁法は、過剰漁獲に陥りにくい、 継続的な漁業が可能な環境にやさしい漁法で最近見直されている。


●Aコープ紀南 VASEO
2008年オープン。デザイン性のある美しい外観、店内の壁面のデザインも凝っており懐かしく感じる。店舗デザインからの期待通り、生鮮食品も充実し、並べ方も美しい。売り場面積も広いから、釣りやキャンプの観光客向けの商品も多く幅広い客層に対応できている。刺身、野菜など、晩御飯の買い物をして帰ってきた。


今回、19店舗で買い物をして思うこと。徒歩圏内のスーパーマーケットは生活インフラとして今後も必要。日常食はもちろんのこと、季節ごとの伝統食も並べて欲しい。贅沢を言うなら、メーカーが出す新商品も食べてみたいし。店舗スタッフ、商品供給する方達の働き方も今まで以上に重要視されなければならないだろうと強く感じた。

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いかり王子店

2022年02月15日 | スーパーマーケット

2022年2月10日「第4回 吹田市景観まちづくり賞」を受賞

http://blog.scworks-osaka.com/article/189327372.html

昨年、店舗デザインを担当されたSCW(エスシーワークス)さんのお世話により、店内写真を撮らせて頂いた。受賞した外観はもちろん素晴らしいのだが、店内のデザインも。そしてお客としていかりの魅力についてもご紹介したいと思う。私達が隣に住みたいスーパーマーケット。

いかり王子店が建て替えオープンしたのは、2019年12月17日。1986年(昭和61年)に建設された王子店の駐車場だった場所に建て替え。お店があった場所は現在駐車場に。台数も110台に増えた。駐車場から、輝くシャンデリアが見える。いかりライクス常盤店(京都)も外観・内装・商品共に、わぁ~って声が出でしまったけれど、それ以上にグレードアップしたお店。

●外観


●現在の駐車場
店の向い。以前はここに旧王子店があった。


●出入口
外から見えていたシャンデリアが輝いている


●売り場全体


●惣菜売り場壁面
旧王子店内の飾りが使われている


●化粧室への通路
旧王子店で使われていた壁面画を壁飾りに。旧店舗の装飾品を新店舗にも使い歴史を繋げる発想も、店舗デザイナーの技。


●いかりマークが入った床タイル
床のUP!ツヤツヤだが、表面加工をする事で滑りにくい。


●青果物売り場
葉物野菜は土を落とした状態でフィルムに包まれている。乾燥を防ぎ、自宅の冷蔵庫でも日持ちがする。キャベツ、レタスなど外葉を売り場ではがす必要もない。葉物野菜の値頃感の判断は難しいのだが、スタンダードなスーパーマーケットより20円~50円価格高めの品もある。しかし、台所で洗う時に傷んでガッカリという事が無い。いかりの野菜への信頼感があるから、鮮度を確かめるために売り場でむやみに選ぶストレスも無い。お客の信頼を裏切らないために、バックヤードでどれだけ手間をかけているのだろうかと想像に難くない。


●精肉売り場
対面販売コーナーもある。和牛はもちろんだが、地鶏、黒豚などいかりの契約農場で育てられた肉類は価格以上の価値がある。特に和牛ローストビーフはメインディッシュにできる。この味、この質が買えるのだから自分で作らない。タレとホースラディッシュが添えられている。ローストビーフはそのままで美味しいのでタレは使わず捨てる。もったいないないな、といつも思う。近頃ローストビーフに合うポテトサラダが発売され、それと一緒に食べると尚更タレは不要。タレは別売りもされているので、タレを添えずにタレ分の価格を下げてくれた方がありがたい。


●黒毛和牛 ローストビーフ


●ドライグロサリー売り場
いかりのPB(プライベート)商品が売り場の半分は占めているんじゃないだろうか。いかりPBのナッツ類やドライフルーツはクオリティーが高く、商品によっては有名メーカー品よりg単価も高い。それでも、食べ比べるといかりのPBに軍配が上がる。

●PBナッツ類やドライフルーツ


●鮮魚売り場の鯛の中華風刺身 499円
セットの中には鯛の薄切りの他、大根、レタス、みょうが、人参、揚げワンタン、ラディシュ、食用菊、パクチーの千切り、トッピング用の白ねぎ、ナッツがタレと共に入っている。目先の変わった2人分のご馳走サラダになるのだが、他のスーパーマーケットで見た事がない。


●惣菜売り場
オーソドックスな品揃え。季節ごとに目新しい商品が並ぶという売り場ではない。お弁当、寿司類は食べると、ご飯、酢飯の美味しさが際立っていることがわかる。

●いかりの贅沢のり弁
(お弁当お惣菜大賞2021のり弁当部門優秀賞)698円
王子店で2021年7月購入。スーパーマーケットで買うのり弁としては、上等価格ではあるが、ご飯も海苔も、おかずの一品一品が舌にも体にもうれしい。


●ナムル三種盛り580円
惣菜売り場で売っているナムル。このナムルをみつけると必ず買う。今晩はビビンバに決定。



●サッカーサービス
いかりのレジは2人態勢で商品を袋に詰めるまでをしてくれるサッカーサービス付き。いつ行っても、見惚れる商品の詰め方。瓶類を沢山買ったところ「重くなりましたから、駐車場までお持ちしましょうか?」という声かけの配慮もうれしい。

●購入品
月に二度はいかりに買い物に行くのだが、メモにはずらっと購入予定食材が並ぶ。秋田県産の根付きせりが売っていたので、鶏肉と共にセリ鍋に。

●日本酒・ワイン・いかりPB焼酎
セリ鍋に合わせるなら秋田の日本酒でしょう~という事で「雪の茅舎」。常備しているいかりのPB焼酎とお買い得なワインも購入。

●購入品
孫と昼ごはんを買いに行く。その日食べる惣菜・パン以外に、孫はいつも食べているホットケーキミックス、ヨーグルト、アイスキャンディー、みたらし団子、玉子カステラと、いかりでしか売っていないオリジナル商品を次々とみつけてカゴに入れていく。

●紙袋・レジ袋無料配布
店内に掲示されていた

紙袋もレジ袋も無料配布をしてくれる。「タダやからもっと欲しい」というお客は見たことがない。いかりオリジナルクーラーバッグ率も高く駐車場から2個持って来店するお客もいる。創業から60年以上、社長は「当初は商品知識や食べ方など、海外赴任経験のあるお客様や旅行帰りのお客様に教えて頂きました」と話をされていた。今では、輸入商品、食材を買えるお店も増えた。やたら沢山並んでいたら、それでいいというものではない。お店が自信を持ってセレクトした商品から選び、食べて満足できた経験の積み重ねがお店への信頼に繋がる。

お客様に育ててもらっているというお店の姿勢と、この店なら大丈夫というお客の信頼感は一朝一夕にできるものではない。

親子3代のファンとしては、可愛い孫の未来を考えると、持続可能な社会への安心と誇りの共有をどう示してくれるのか、これからも期待している。

 






 













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ビッグビーンズ芦屋店

2022年01月06日 | スーパーマーケット

●ビッグビーンズ芦屋店
2021年12月10日オープン。ビッグビーンズは大阪福島区と西区に2店舗のスーパーマーケットがある。現在の本店は西大橋駅近くにある「Gourmet Market BIG BEANS West 」2012年オープン時のブログ

野田阪神駅近くの野田新橋筋商店街の「ビッグビーンズ野田店」は間口は小さいけれど、地域密着型で徒歩、自転車客で賑わっているお店だった。今回「ビッグビーンズ野田店」を一旦閉店し、大部分の従業員は芦屋店に転勤したそうだ。野田店の常連で店員さんに子供達を可愛がって貰っていたお客(嫁の幼稚園ママ達)「私達、見捨てられたんだ・・・芦屋に負けた」と残念がっている。「福島店も充分自転車圏内なんだから企業として、正しい判断だと思うよ」と言い聞かせたが、慰めにはなっていない。近鉄上本町店の野菜売り場にもカテゴリキラーとして入っていたが、昨年10月撤退。芦屋店へ全集中!本気度が伝わってくる。

●ビッグビーンズ芦屋店正面玄関
出店場所は4年前に閉店した「神戸屋レストラン 芦屋店」の跡地。神戸屋はコンクリート打ちっぱなしのデザイン性のある外観だった。今回は個性的なカラーで元の容を活かしている。高級住宅地の芦屋に徐々に馴染んで行くと思う。売り場面積も広くアイテム数も多い。立体感のある並べ方はビッグビーンズらしい。本店では、レジ袋、保冷剤は有料なのに芦屋店では無料配布している。道路を隔て徒歩3分のところに、いかり芦屋店がある。いかりでは、どの店舗もレジ袋無料配布をしている。いかりに対抗してるのかな!?


●いかり芦屋店

昭和52年オープン。45年の年月を経て昨年12月1日リニューアルオープン。地元の方達に惜しまれながら「中国料理愛蓮」を閉じ、その場所にお酒とワイン売り場が移動。窓から光が入り明るくなり、お店への入り口も増えた。入口の花売り場天井と壁面のいかりマークもステキ。惣菜売り場が移動し売り場も広くなった。いかりスーパーにはヘビーユーザーが居る。いかりの強みはPB商品のレベルの高さ。いかりでしか買えない銘品も揃っている。商品は以前と大きく変わらないから馴染み客も安心して買い物ができる。


●いかり芦屋店入口

・いかり芦屋店エントランスも改装された

・いかり芦屋店エントランス


両店以外にも、JR芦屋駅大丸芦屋店食品売り場は、日常の買い物使いをされているし、商店街にもワンストップショッピングに便利な食品店が健在。生活スタイルや、利用シーンによって、使い分けて行くのだろう。いつもの商品が変わらず棚に並んでいる事を求めるお客も居れば、目新しい商品をみつけたら買って試す事が楽しいお客も居る。お店が増え選択肢が広がった。どのような買い物行動を取る消費者でも、まだまだリアルに店舗に出向いて買い物をしたい人は多いはず。

20年近く前、大阪で惣菜のいいスーパーはどこですか?と聞かれると「野田の商店街のビッグビーンズはどうですか?」とお答えしていた。当時、狭い店舗内で、お客と厨房の距離も近く日常の「おかず」を温かく提供されていた。時代も移り変わり、今の時代の「惣菜」に期待したいところ。ビッグビーンズ芦屋店はどのようなスーパーマーケットになって行くのだろうか。広い売り場なんだから、イートインスペース、もしくはカフェが望まれるのではないだろうか。

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飛騨高山スーパーマーケット巡りその2と買ってきた美味しい 物

2021年12月31日 | スーパーマーケット

11月中旬道路の凍結の心配もない時期に、岐阜県・愛知県のスーパーマーケット、ドラッグストアまで買い物に行った。
前回、飛騨高山スーパーマーケット巡りその1「駿河屋魚一 」 掲載している。

ドラッグストアについては「ドラッグストアで食品を買う」 に掲載。


●ファミリーストア さとう 三福寺店

野菜売り場が充実している。漬物売り場には蕪を使った商品が目立つ。オールシーズンなのだろうか。店頭にはコンテナに積まれた大容量の蕪、白菜が並んでいた。漬物を漬ける食文化が残っている事がわかる。地野菜の赤かぶと味付け酢を買って帰った。味付け酢は甘いように思ったが、赤蕪にはこの甘さが合う!



●ファミリーストアさとう 国分寺店
2020年6月オープンした木目基調のデザイン性のある建物。高山駅からも近く街の中心エリアにある。2階建て、吹き抜けのある広々とした店内。日常の買い物だけでなく、観光客がお土産を購入するにも便利な商品陳列になっている。観光客にとっては、ドリンク類やお菓子、つまみを買うのに午後8時閉店だと、ちょっと不便なように感じた。

・ファミリーストアさとう 国分寺店 2階


●ボス フーズ マーケット本店
酒類の販売が中心のようで、業務用大容量の食材も多く並ぶ。朝9時から惣菜類も多く並んでいた。アテ系のおかずも多い。酒店が生鮮食品、惣菜も並べる食品スーパーに進化したスーパーマーケットである事が一目でわかる。

分隣堂
和菓子店。高山の「古い町並み」を散策していた時に、栗の皮が詰められたゴミ袋を発見。視覚と嗅覚が働き、お店の中へ。

・岐阜県高山市下二之町「古い町並み」


・栗よせ
羊羹とういろうの間の食感。甘過ぎず、栗の風味が濃く残り、これは美味しい。食べた後あまりに美味しくて、公式サイトで「分隣堂歴史」を熟読する。来年はお取り寄せしよう。


●大和リバーサイドタウン Pio(岐阜県郡上市大和町)
飛騨高山への道中買い物に立ち寄った。長良川の上流、山あいの静かなエリア。平日の日中も車の出入りが多く活気のある施設。スーパーマーケット大和ストアーの他、精肉専門店、菓子店、衣料品店、薬局、ヘアーサロンなど日常生活に困らないお店が揃っている。軽食を取れるレストランやオシャレなカフェスペースもある。やっぱり清潔で気持ちの良い商業施設は街の中心になるのだな。


●大和ストアー(大和リバーサイドタウン Pio)
大和リバーサイドタウン Pio内キーテナント。キャベツ半玉は芯止めがされ、きれいにラップで包まれている。1玉売りのキャベツの前には外葉を捨てる箱も用意され、陳列もきれい。「菰豆腐」や「あげづけ」など、地元豆腐メーカーの商品が数多く並んでいた。


・一目でわかる優しい商品案内表示も好感を持つ。大和ストアー


・洋菓子専門店 ルタン(大和リバーサイドタウン Pio)
「郡上の福引煎餅」が目を惹く。郡上のお正月の縁起菓子だそう。地元の名産品への期待が高まる。何が入っているんだろう?お正月を待たず割った。

・福引せんべい



「和柄まんまるミニライト」が出てきた。



今回の旅でも、地元でしか買えない、食べる事ができない「食」をみつけた。まずは出向いてこその出会いだ。






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飛騨高山スーパーマーケット巡りその1「駿河屋魚一 」

2021年12月20日 | スーパーマーケット

2021年2月のスーパーマーケット・トレードショー「バイヤー大学」で株式会社農経新聞社 代表取締役社長宮澤 信一氏と株式会社駿河屋魚一溝際清太郎社長のお話をお聞きした。地方の青果卸の承継という事で、地元スーパーの駿河屋魚一が青果部門の卸を引き受ける事になったそうだ。地方でのスーパーマーケットの役割や方向性について、明確にお話をされていたのが印象的だった。堺ナンバーで遠出可になったらまず最初に行くのは飛騨高山の駿河屋!と決めていた。11月中旬道路の凍結の心配もない時期に、岐阜県・愛知県のスーパーマーケット、ドラッグストアまで買い物に行った。ドラッグストアについては「ドラッグストアで食品を買う」 に掲載。


●エブリ 東山店「フレッシュ・ラボ高山」併設 

・エブリ  東山店
買い物客が多い。日常の生鮮品と、これがあると嬉しいという調味料が並んでいる。


フレッシュ・ラボ高山
エブリ東山店入口すぐにコーナーがある。スーパーマーケット内だから、キッチンは関連性がありそうだが、デジタル工作機器の3Dプリンタやレーザーカッターも揃っている。カフェスペースもあり、オシャレな空間になっている。スタッフの方にキッチンの写真も撮らせて頂いた。「もの創りの高山だからこその施設として、多くの方が利用されているのです」と、うれしそうに地元愛が感じられるご説明を頂いた。


・キッチンも併設


●駿河屋アスモ店

2021年2月リニューアルオープン。
2階には「無印良品アスモ高山
1階は活気のあるスーパーマーケット。バイヤーズセレクションエンドには珍しい商品が並んでいるし、飛騨の高質燻製品として全国的に知られている「キュルノンチュエ」も揃っている。地元メーカーの赤かぶを使った漬物の種類も豊富。きっと改装前も贔屓にされていたのだろうなという事が感じられる普段使いにも、ちょっとご馳走を買うにも重宝されるであろう豊富な品揃え。


・「今週の木曜料理教室」の食材が並ぶ

公式サイト「木曜料理教室」に掲載されているビーフシチューの作り方動画が流れ、食材が揃っている。ネット上での発信とリアルな店舗を持つスーパーマーケットならではの連動に感嘆。どの企業も思いつくことではあるのだが、実際続けるには手間暇、根気が必要だ。第479回と書かれている。誰が商品を揃える担当をされているのだろうか?各部門の商品が店頭に並んでいるから、お客もその場でカゴに入れる事が出来てうれしい。とても興味深くすぐ大阪に帰るなら買って帰りたかった。


・漬物野菜
鮮度の良い野菜が並び、毎年漬物を作る食文化が活きている事がわかる


・無印良品アスモ高山
駿河屋アスモ店のエントランスから2階に続く


・2階は見通しの良い無印良品が広がっている
MUJIのエッセンシャルオイルの香りが別世界に誘う。無印良品セレクトの書籍、給水機も揃い、MUJI CAMP TOOLS売場は大阪で見かけたことのない商品も並んでいた。これは、高山の若い方達も喜ばれるだろうな。


・MUJI CAMP TOOLS売場


●駿河屋本町店

商店街の中の昔からの食品店という雰囲気。こじんまりした店内で生鮮品が揃う。

・店頭



●フレスポ飛騨高山 エブリ フレスポ店

フレスポ飛騨高山内の施設内にある。個々のショップが軒を連ねて街のように造られているショッピングセンター。屋根の形も高山らしい「和」な感じ。


・エブリ フレスポ店
店内は通路も広く、フレスポに入っている衣料品、靴のショップの来店客のニーズに合わせているのか、アスモ店よりカジュアルな価格の商品が多い。


・エブリ フレスポ店内

インパクトのある果物売り場の「黄色」


今回駿河屋の「エブリ 東山店」「アスモ店」「本町店」「エブリ フレスポ店」4店舗で買い物をし、どの店舗もエリアに合った個性のあるお店で、お客は信頼して買い物をしている事が感じられた。岐阜県のドラッグストアにも日常生活に困らない食品は並んでいた。しかし、食の楽しみ、豊かさは、満腹になればいいという事だけではないと思う。地域の食生活、食文化を支えてくれているのは、駿河屋のような地元をよく知る食品スーパーである。

久々大阪を離れてのスーパーマーケット巡りをして、知らないエリアのスーパーマーケットにまだまだ行きたいと改めて思った。

 

 

 

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ドラッグストアで食品を買う

2021年11月30日 | スーパーマーケット

岐阜県・愛知県には、生鮮食品が並んでいるドラッグストアが増えつつあるとの事で、買い物に行ってきた。

「ドラッグストア」とは、米国で生活者を支える業態として展開した小売業のひとつ。
いわゆる日本に昔からある「くすり屋」さんとは異なる業態。「日本チェーンドラッグストア協会」参照
https://jacds.gr.jp/outline-teigi/

今後の「食」の購入の場、手段はどのような変化、イノベーションが起こるのだろうか。80才になっても、90才になっても自分で食材を購入し、食事を作りたい!と言い続けている私達にとって車の自動運転に期待をしているものの、まだ半信半疑。だったら、ネットもしくは、徒歩圏内で食材提供をしてくれる場はどこにある?「ドラッグストアで食品が買える」は、解決のひとつになるかもしれないと思い、車を走らせた。

●ゲンキー 上尻毛八幡店(岐阜県岐阜市)
車で走っているとコンビニよりも、ドラッグストアが次々と現れる。ゲンキーとアオキが道路隔てお向い。どちらにも食品が並ぶ。




・ゲンキー 上尻毛八幡店
わぁ!こんなに沢山!!肉・野菜・日配品が揃っている事に驚いた。


・ゲンキー 上尻毛八幡店
シャウエッセン297円は底値か!?


●ゲンキー 折立店(岐阜県岐阜市)
野菜は確かに安い。味噌、みりん、醤油など、調味料の種類も多い。




●V・drug 大和店(岐阜県郡上市)
杖をつきながらゆっくり歩かれているご夫妻は、車のトランクに沢山の商品を積み込んでいた。買い忘れがあったようで、ご婦人はもう一度店内に入り、1品買って戻って来られた。駐車場からも近いし、店内はそれほど広くない、商品の選択肢が限られているから、いつもの商品を選びやすいという利点もあるだろう。


・V・drug 大和店
店に入ると小型のスーパーマーケットのような印象


・V・drug 大和店
惣菜、お弁当も並ぶが鮮度感はない


●V・drug 錦二丁目店(名古屋市中区)

名古屋市内の商業地域内にあるドラッグストア


買い物に行った11月20日土曜日は、店の前の道を使い事業者・住民が主体となった「みちにわSDGsマルシェ」の開催中だった。


・V・drug 錦二丁目店
「V・drug」もこの日限定の味噌カツバーガーや三河湾産の青のりを使った焼きそばなど、温かい出来立ての商品を並べ地域のイベントに参加していた。

・V・drug 錦二丁目店


・V・drug 錦二丁目店
入ってすぐコーヒーの香りがする。カフェスペースも清潔感がある。


・V・drug 錦二丁目店

和日配品と野菜も並んでいる。冷凍食品55%OFFの商品数も多い。


・V・drug 錦二丁目店
ハンバーガーは種類も多く、店内調理のハンバーガーは、出来立て感があり、バンズも美味しく、これは来店動機になるだろう。

●V・drug 広小路栄店(名古屋市中区)
コンビニよりも、食品の商品アイテムが多く、惣菜、パン、お土産の食品も充実している。2階にはドライグロサリーや冷凍食品が並び、ゆったりとした、カフェスペースがある。パソコンを開いている方も多い。


●V・drug 広小路栄店


●V・drug 広小路栄店


今回、人口が減りつつあるエリアと都心部のドラッグストアで買い物をした。「食品」の提供の場として多少担っているのかもしれない。しかし、ニーズがあるはずの惣菜にも鮮度感はなく、日常の「食の提供」の場として物足りなく感じる。日本のスーパーマーケットは長年「生鮮4品の鮮度」に力を注いできた。日本の消費者は生鮮品への要求度が高い。

どこも同じに見えるドラッグストアだが「V・drug 錦二丁目店」のように、地域のイベントに参加をし、地域に馴染む事でエリアに必要なニーズも見えてくると思う。

食の買い物の場として「道の駅」を行政が作ってくれているエリアも多い。その施設とドラッグストアを組み合わせたら、不の解消にもなり、地方の食や人の活気に繋がるのではないだろうか。

地方に買い物に行き、食品が並ぶお店として、PLANTやA-Zなどスーパーセンターの商品数の多さ、並べ方に驚いたのは20年近く前。今後はドラッグストアの進化にも注目をして行きたいと思う。

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稚内の美味しいもの(あいざわしょくりょうひゃっかてん)

2021年05月29日 | スーパーマーケット

相沢食料百貨店   

https://aizawa.official.ec/

公式TwitterFacebookを読んでいる。四季折々の山海の食材もあれば、地元の外食店のスイーツやカレー、パンなどのイベントも開催され、飛んで行きたくなる美味しそう!が発信されている。今は行けない・・・・。そんな時、ネットショップで、6月までの季節限定「稚内産生うに食べくらべセット」をお届けします!が目に入った。大阪から飛んで行けないなら、クロネコさんに運んで頂いてもいいよね。大阪には翌々日に届く。他の魚介類も食べたかったので「冷蔵品1万円セットにうにも入れて下さい」のお任せでお願いをした。相沢食料百貨店セレクト品は、うに以外は何が入っているのかしら?

届きました!

●稚内産生うに2種(ムラサキウニとエゾバフンウニ)食べ比べセット
●宗谷産生刺身用むきほたて
●うちやま農園 路地グリーンアスパラ
●稚内産北海シマエビ
●ます





発泡スチロールの箱を開けると、相澤食料百貨店のロゴ入りレトロな雰囲気の包装紙が被せられている


蓄冷剤は北海道新聞に包まれて!ローカール感に盛り上がる




●稚内産うに2種(エゾバフンウニとムラサキウニ)食べ比べ
商品が届くお知らせメールを受け取ったから、良質の本わさびを確実に手に入れる事が出来る阪神梅田の野菜売り場まで、本わさびを買いに行く。そして、鮫皮おろしで丁寧にすりおろし、丸山海苔の佐賀のはしりに乗せて塩だけで頂く。エゾバフンウニ(赤ウニ)とムラサキウニ(白ウニ)は、風味にはっきり違いがあり、それぞれの旨味をうっとり味わった。7年前に稚内から礼文島に渡って食べたうにを思いだす。


●稚内産北海シマエビ

以前、稚内で初めて頂き上品な海老に驚いた。小ぶりだから、殻も一緒に食べてしまう。


●稚内産北海シマエビのガーリック炒め

2日後に、カリっと味変。



●刺身で食べたむきほたての貝柱
むきほたては下処理方法をネットで検索して初挑戦。立派な美しい貝柱が現われ、甘い、甘~い、刺身で堪能。


●生ほたてのカルパッチョ


●下処理

ネットの画像を見ながらひも、オレンジ色の卵巣と、白色の精巣に分ける。


●サッと茹で下処理
未体験の下処理も楽しかった💕


●ほたての卵の煮物

煮つけの味付けはどうすればいいかしら?魚介の卵と言えば、鯛の子の煮つけが浮かぶ。生姜ではなく、白ネギの甘みが合うのではと一緒に炊いて正解だった。


●茹でたひもはわけぎと共に酢味噌


●「宗谷産生ほたて貝柱」と「うちやま農園 路地グリーンアスパラ」「稚内産 エゾバフンウニ」添え
今回届いた食材の究極のコラボ料理。セットならではの贅沢。


●稚内産 マス
マスの脂って、こんなに美味しいなんて!と、塩も振らず、そのまま焼いただけで食べたのに旨味バツグンの美味しさ。残り半分は酒粕と白味噌で漬け込む。1週間後のお楽しみ。

食材を手に取り、思い描いたように出来るだろうか?とドキドキしながら作る事は、料理が趣味の者には何よりの喜び。自分では選べない食材が北海道の、しかも「稚内」から届く。「稚内」という響きの特別感。他では食べられない美味しさを楽しませて頂いた。そして、また稚内に行きたくなった!

 





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・成城石井あべのハルカス近鉄店(大阪市)

2021年05月07日 | スーパーマーケット

「成城石井あべのハルカス近鉄店」2021年4月21日オープン。ハルカス近鉄の地下2 階食品売り場には鮮魚、精肉専門店が入り対面販売。成城石井売り場には、ドライグロサリーと日配類が並び集中レジでは、隣に売り場のある八百一の青果物商品と同時に会計してもらうシステム。酒売り場は地下1階に近鉄の売り場があるため、このお店には並んでいない。


阿倍野(天王寺)周辺には
成城石井が4店舗ある

 

●成城石井 あべのキューズモール店
「ショッピングセンターあべのキューズモール」にある直営店。テレビで成城石井が紹介されると明らかにその商品目当てらしいお客も増える。商品POPで人気商品がよくわかるように陳列されている。チェッカーさんの商品扱いの手際もよく、気持ち良く買い物出来る。ショッピングセンターだから広い駐車場がある。成城石井が得意とする酒類も多く、ワイン売り場もわかりやすく並べられており、重い瓶類を購入する時は利用している。

 

●成城石井 あべの店
元は「am/pm」というコンビニだった。商品アイテムを絞りコンパクトな売り場に濃厚に商品をギュっと集めている。近くのマンションの住民や学生の利用も多く、入り口すぐには魅力的なデザートが冷蔵ケースに並ぶ。商品管理が行き届いているので、値引きシール商品も綺麗に見えて買う時も気持ちが良い。

 

●成城石井 あべのand店
近鉄の商業施設and内カフェ併設。2019年7月オープン。関西では初めて成城石井のカフェ&バーが併設という事で、ソフトクリーム、パフェ、タピオカドリンクだけでなく、1杯300円のグラスワインや、切りたてプロシュートなどなどお酒も楽しめるスペースがあるのが魅力。(緊急事態宣言のため、イートインコーナーは休止中)

 

●成城石井あべのハルカス近鉄店
さて、4店舗目となる「あべのハルカス近鉄店」はどんなお店にしてくれるのでしょうか。成城石井には他店で売っていない調味料や品質も良く買いやすい価格のチーズやハム、ナッツ類、菓子など、リピートして買う商品も多い。今までの3店舗のパッと見たら同じように見える棚でも、微妙に商品構成が違うのは、顧客に合わせた商品を並べているからという事がよくわかる。

あべのハルカス近鉄のこの売り場は、元々ドライグロッサリーと日配類はパントリー(大近)が営業していたので、こだわりの食材のファンも多く居た。以前の店パントリーは「食品添加物不使用」を掲げ、「良い食品づくりの会」の商品を買えるわかりやすい店だった。成城石井の店員さんに改装前に並んでいた商品が無いかと、尋ねるお客の姿も多く見かけた。何を求めて近鉄で買い物をしていたのか。ブランドチェンジは急にはしにくいだろう。しかし、成城石井にもそんなお客にも買いたくなる商品があるはず。これだけの数の商品が並んでいるのだから。改装前の店で購入していたお客にも伝わる商品アピールをして欲しい。(商品の伝え方をして欲しい)

●成城石井あべのハルカス近鉄店 卵売り場
成城石井あべのハルカス近鉄に是非、改善して欲しいと思ったのは卵の売り方。ブランド卵はイセ食品の卵が多く、イセ食品のHP品質表示インテグレーションシステムのページを見たら産卵後衛生管理と温度管理をされ、専用のトラックで冷蔵配送されている事が書かれている。せっかくお店まで冷蔵帯で運ばれてきたのに店頭での常温はいかがなものか。烏骨鶏2ヶ890円を始め、6ヶ328円、価値訴求の卵が目につく。価格帯は10個入り349円の商品が多い。スペースが無いというなら、種類は少なくていいから冷蔵ケースの販売にして欲しい。

 

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・ロピア 鶴見島忠ホームズ店

2021年04月12日 | スーパーマーケット

【ロピア 鶴見島忠ホームズ店】(2020年11月24日オープン)大阪市鶴見区鶴見5-3-38
オープンからもうすぐ5ヶ月になる土曜日に買い物に行った。「ロピア」って、神奈川県 の生鮮ディスカウントスーパー関西襲来 !と話題のお店。関西1号店「寝屋川島忠ホームズ店」が2020年9月29日にオープン。その後尼崎、鶴見、弁天町。奈良にもこの春オープン予定。

横浜に「ロピア 港北インター店」が2012年にオープンした時、上京した機会に買い物に寄った。大音量の店内放送とボリューム陳列とPOPの迫力にオシャレな横浜のイメージとは程遠く、人口の多いエリアはスーパーマーケットの業態も幅広いとビックリした記憶がある。

日本のコストコと言われているそうだが、ドライグロサリーは容量もサイズも普通のスーパーと変わらず、特にコストコ感は無い。惣菜のピザをウリにしている事、肉と塩干の容量が大きい事!? 関西初出店のチラシに「お肉屋さん出身の食品スーパーです!!」と強調していただけあって肉類の部位は細かく表示されている。


天気の良い土曜日という事もあり、家族連れで来店しカート上下いっぱいの買い物。売り場入り口すぐの鮮度と価訴求をしている野菜、果物のボリューム陳列は迫力がある。ほうれん草はちょっと萎びて1束120円だと見向きもされていない。春キャベツ1玉100円は当日仕入れ売り切りのPOP付き。買っている人が多い。お客は価格だけでなく、鮮度にも敏感な様子。昨年9月に関西初出店と話題になった寝屋川島忠ホームズ店同様、精肉鮮魚売り場に近づくと、価格訴求のアピールがスピーカーから流され、煽る!何か買わないと損な気にさえなってくる。ピザは6割、いや8割近くのお客のカートに入っている。マルゲリータ―ピザは400円(本体価格)。その他、具材によって価格は変わるが、魅力的な商品のようだ。10kg入りのお米2袋を抱えているお客も。

●ロピア 鶴見島忠ホームズ店で買った物
大阪では鮮度の良い空豆はこの時期手に入りにくい。この空豆は鮮度も良く100g60円。1パックで281円はお買い得。台湾パイナップルは700円。入口に山積みになっており、話題性と共に旬の商品が並んでいると目を惹く。三元豚は寝屋川島忠ホームズ店で購入し、美味しかったので煮豚用にリピート。

●自転車で5分圏内にある万代と関西スーパー

【万代鶴見店】大阪市鶴見区鶴見4丁目11−63
ロピア鶴見島忠ホームズ店まで自転車で3分の至近距離。フレスポ鶴見のショッピングセンター内。入口すぐ、野菜の今日のお買い得品がずらっと並ぶのはいつもの万代。ただ、上部には「毎週土曜日はmandai payで払うとポイント3倍」の吊り下げPOP。入口から、何だか万代らしくないと思ってしまう。そして、精肉売り場でも2580円の牛肉をレジで3割引きの上mandai payで払うとボーナスポイントが80ポイント付与されるとのPOP。万代といえば、現金支払いのスーパーだった。今まで商品を手に取ったら、ダイレクトにお得感が伝わってきたのに・・・。mandai payで払わないと損した気分になる。店頭での安さが際立たなくなった。

【関西スーパー】大阪市城東区今福東2丁目15−20
ロピア鶴見島忠ホームズ店まで自転車で5分。しかし、交通量も多く信号の待ち時間も長い、内環状線を渡るよりは城東区側で買い物を済ませるお客も多いだろう。

フルサイズの大判カラー刷りのチラシの端には、表示価格より10%引の予告が入っている。月曜日だけでなく、混雑緩和という理由のようだが、火曜日まで10%引きとは!!


あの万代をここまで追い込めるロピアって凄い勢い。近々ミ・ナーラ(奈良)にオープンするそうだが、あのエリアでもロピアは受け入れ続けられるのだろうか⁉



 

 

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