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京都洛北・北山スーパーマーケット巡り

2022年07月12日 | スーパーマーケット

スーパーマーケットの新規出店が少ない京都の洛北エリアにも、新規、リニューアルオープンのお店が増えてきたと知り、2022年7月7日買い物に行った。

デイリーカナートイズミヤ洛北阪急スクエア店、イズミヤ高野店、コーヨー北大路店、ライフ 堀川北山店、パントリー 京都北山店、フレンドフーズ下鴨店

●洛北阪急スクエア店

昔は「ホリデイ・イン京都」その後スケートリンクだった時代は知っているものの「カナート洛北」のイズミヤ時代にはついぞ来ることもなく、時を経てエイチ・ツー・オー リテイリングの下で「洛北阪急スクエア」として2019年12月6日にオープンしたことを知った。


●デイリーカナートイズミヤ洛北阪急スクエア店
食品のキーテナント。「カナート」の名前は入っているが、これは郊外にある阪急のデパ地下だ!と思った。このエリアにはぴったり。宝塚阪急、川西阪急、西宮阪急、など地元の高品質スーパーとして日常使いされている。洛北にもその阪急のデパ地下を造ってきたのだな。

・デイリーカナートイズミヤ洛北阪急スクエア店
銘菓日本の味として阪急百貨店デパ地下のお菓子コーナーも出来ている。

・デイリーカナートイズミヤ洛北阪急スクエア店「西浅」鮮魚売り場
専門店「西浅」は阪急梅田や上本町近鉄に専門店として入っているが、他の鮮魚店より高額商品が多いので、手を出しにくいのだが、この店では値頃感のある商品も多数並んでいた。外気35℃を超える真夏の京都、これからの行程を考えると買って帰るのはあきらめたが、最後にこのお店に寄ればよかったと思う程。鮮魚の良いお店は商圏を広げると言われている。京都市内なら駐車場も広く、鮮魚を買うためにわざわざここへ来ても満足できるのではないだろうか。店頭で「今日はするめいかお得ですよ!!」という魚屋さんらしい勢いのある呼びかけもあり、オープンから1年半経ってもこのやる気満々さは好感度UP!


●イズミヤ高野店
デイリーカナートイズミヤ洛北阪急スクエア店とは徒歩3分。イズミヤが2つ並び、東館と西館と言っても良い距離。洛北阪急スクエア店リニューアルオープン時に、こちらの食品売り場を閉じる構想はなかったのかな!?とは思った。イズミヤ高野店は昭和の懐かしいGMSの食品売り場の陳列棚になっており、年配客には馴染みのある売り場。ヘルパーさんの支援を受けて買い物に来られている方も多い。食料品の買い物袋を持ち、タクシーで帰る客も多い。上階にはコーナンが入り、ホームセンターの無いエリアだから、2つのイズミヤも使い分けされている。


●イオンモール北大路
北大路ビブレが2022年6月24日(金) リニューアルオープン。

・北大路ビブレとして27年間営業

●コーヨー北大路店
イオンモール北大路の食品のキーテナントはコーヨー。コーヨーは新規・リニューアル時は、高質をアピールしているところが多いので、ここはちょっとコーヨーらしくないな、と感じた。施設内には野菜も扱うオーガニック専門店がリニューアルオープン時に入ったので、コーヨーはイオンスタイルのスタンダードな品揃えにしたのかもしれない。


●ライフ 堀川北山店
2022年4月27日オープン。ニュースリリースにも書かれているように、50代以上のシニア層の多いエリアらしく992㎡とコンパクトな売り場には、日常の買い物に実に便利なアイテムが揃っている。京都で1,2階の売り場は珍しいが、日常生活に必要な日用雑貨商品もワンストップショッピングで済ませることができる便利さを経験したら、2階への買い物にも慣れてくると思う。京都市北区に初出店とのこと。最近のライフは商品がグンと良くなっているから近隣の住民に喜ばれると思う。


・ライフ 堀川北山店店内

●パントリー 京都北山店
2021年7月16日オープン。大阪に本社のあるスーパーマーケットだが、大阪では商業施設内への出店が多く、ドライグロサリーがコンパクトに並んでいる。烏丸の京都八百一本館の2階にもドライグロサリー類は並んでいる。京都北山店は、パントリー単体の路面店でもあり、生鮮4品、冷凍食品も充実している。成熟したエリアへの出店は、こだわりの和日配品など喜ばれると思う。特にPOPなどで、派手に商品のアピールをしている店内ではない。そこは京都の消費者にも受け入れられると思う。しかし成熟した消費者ほど、いつも使う商品への思入れが強く、ブランドチェンジをしてパントリーファンになってもらうには、しばらく時間がかかりそう。

●フレンドフーズ下鴨店
1977年創業の地元密着型スーパー。近くの駐車場にフレンドフーズ専用スペースも完備されているので、14時でも買い物客の車が頻繁に出入りしていた。今晩のメニューを特に決めず洛北、北山、下鴨と買い物に行ったので、最終に寄るフレンドフーズには期待をしていた。

●白えびかき揚げ(富山産)648円
「お弁当・お惣菜大賞2021」に入賞した「風漣堂 和牛飯 極」が並んでいないかしら?と探したのだが、今日は残念ながら作られていない日だったようだ。鮮魚売り場には白えびの生食用が売られていた。そしてすぐそばの惣菜売り場には、前回美味しかった白えびのかき揚げが並んでいたので、迷わず購入。

・井上のおかず詰め合わせ(京錦小路井上佃煮)950円
フレンドフーズ内に移転をされた「京錦小路井上佃煮」のおかずも沢山並んでいた。迷っていたらおかず詰め合わせがあった。少しずつ色々食べたい少人数世帯に喜ばれる。ご飯は家で炊くから、このセットがあれば楽しめる。お酒のアテにもなる。詰め合わせの中で特に気に入ったおかずは次回1パック買うことにしよう。



・フレンドフーズ自家製ホワイトソース(100g154円)
惣菜売り場には、自家製のホワイトソースが売られていた。原材料は牛乳、小麦粉、バターのみだから、家で手作りするのと同じホワイトソース。ここまでしてくれているなら、今晩はホワイトソースを使った料理にしよう!と店頭で閃き、メニューを決めるお客がおられるのがフレンドフーズなのではないかな。


・「鶏と豚の基本スープ」300g2400円
瓶入り練りスープの素。大手メーカーからも類似商品は多々販売されている。そして、もっと安価。初め半信半疑で使い始めたのだが、野菜炒めの味、スープの風味がくどくないのにコクが出る。以来常備品として買い置きをしている。リピータ率が一番高い商品ということにも納得できる。

フレンドフーズのような地元密着型スーパーマーケットは、こだわりの食材を気長に紹介し続ける、お客も支持し買い続けるというお互いの関係が長続きしてこそ、お店の存在価値、お店の風格が出来上がって行くのだろうな、と買い物をしながらしみじみ思った。



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