「主婦っとサーベイ」美味しいものと美味しいものが並んでいるお店

スーパーマーケットの評価サイトを作っている私達です。
ブログでは”美味しいもの”の紹介をして行きます!

・原木しいたけ ムサシ農園(岡山県美作市)

2020年11月25日 | 農産物


●ムサシ農園 
http://musashinouen.jp/
大阪のマルシェに出店されていた時に出会ったムサシ農園のしいたけ。今までも、きのこ好きだから、原木しいたけを見かけると買っていたのだが、ムサシ農園の原木しいたけに出会って以来、他のしいたけでは物足りなく・・・。マルシェでは、岡田 晃さんがしいたけ作りについて、熱く語って下さるのをお聞きしていた。いつかムサシ農園のしいたけの原木が並んでいるところを見てみたい!と思っていた。FBでの投稿写真でも農園の様子がよくわかる。https://www.facebook.com/musashinouen/
念願が叶いお伺いできた。岡田さんご一家が管理できる範囲の施設で、丁寧に育てられていた。

●榾木(ほだき)浸水
地元の「くぬぎの木」(原木)を寝かせる。原木に、しいたけの種菌を打ち込み榾木(ほだき)となる。地下からの天然水を吸わせる。科学の実験室のような部屋の冷蔵庫には種菌が大切に保管されている。しいたけの種菌は200種類以上あり、どのようなしいたけを作りたいかによって、農家さんが選ぶ。ムサシ農園は、肉厚で旨味の濃い椎茸を目指しておられる。


●栽培されてるところ
ここまで乾いた床の施設で生育されているとは思ってもいなかった。途中でめったに、水を与えないから、生椎茸でも、歯応えのある食感に育つ。同じ榾木(ほだき)から、1年に2回しか収穫しないので、栄養が椎茸に凝縮し旨味も濃い。





●土壁のクーラー部屋
夏場暑い時は、土壁で守られたクーラーの効いた部屋の適温内で育てられる。夏でも、肉厚のしいたけを栽培できるのは野生のキノコが生えるのと似た環境を整えながらも、知恵と技を駆使し科学的に栽培されているから。


●屋外で待っている原木
原木を成熟させることで立派な榾木(ほだき)となる。また、収穫を終えた原木は屋外で休ませる。森の中のイメージ通りに葦簀(よしず)をかぶせ、人工的に森の中の環境を作る。3年で役目を終えた榾木(ほだき)の最後は、スポンジのように軽くなり、クワガタの寝床になるそうだ。

*ムサシ農園の原木しいたけがなくては満足できないお料理*

生しいたけのオムレツ
炒めても水分が出ない。フニュフニュした食感にならず、歯ごたえがある。

生しいたけのブルーチーズオーブン焼き

生しいたけの塩やきそば
生しいたけとネギのみ。肉類は不要!しいたけの旨味で充分。

ピェンロー鍋
干ししいたけが味の決め手となるため、ムサシ農園の干ししいたけが無くては作れない。




これからも、ムサシ農園の美味しいしいたけで、お料理を楽しませて頂きます。お訪ね出来てよかった💕ありがとうございました。

 




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・奥能登・氷見 ・金沢スーパーマーケット巡り その1奥能登・氷見

2020年10月30日 | スーパーマーケット

10月中旬、車で能登半島へ。大阪を朝6時に出発したら、4時間後には石川県に入っている。能登半島 は、羽咋市の砂浜をマイカーで走る事ができる千里浜海岸までは行った事があるのだが、その先の輪島まで行ってみたいと、兼ねてから地図を眺めていた。

私達は観光ではなく、スーパーマーケットをナビで目的地に入れて、車を走らせているので、地域の住民の生活圏に居るはずなのに、人が生活している気配がないエリアも多くみかけた。この時期は、コロナ禍で外出を控えている方も多いためもあるとは思うが。また、施設の老朽化が気になるスーパーも見かけた。しかし、地域の中でキーとなるスーパーは活気があり、日常の買い物に便利な品揃えや、楽しい売り場が出来ているお店もあった。

日常の食の買い物は、自分の足で、例え車に乗せてもらっても、自分の目で選びたいと願っている。私達が、気持ちよく買い物をする場を提供して貰うためには、今後人口の少ないエリアではどのような方法があるのだろうか。お店もお客も・・・。今回の旅でも考えさせられた。

1、珠洲市→輪島市→穴水町→七尾市→氷見市(スーパー大丸・ショッピングセンターシーサイド・マツオ本町店・ヤスサキグルメ館輪島店・ファミィ食品館・どんたく穴水店・どんたくベイモール店・新鮮市場ハピータウン店・アルビス氷見店)

2、金沢市(マルエー春日店・アルビス笠舞店・カジマート長坂店・むつぼしマーケット)
(その2金沢へ)

●スーパー大丸(daimaru)(珠洲市)
新日本スーパーマーケット協会の広報名原さんに東京・早稲田の「こだわり商店」さんで、大丸さんの魚を定期的に販売していると教えて頂いた。鮮魚は地元の魚種が豊富な売り場!この魚が東京に届けられるのだ。珠洲市周辺のお客には、あたりまえの鮮魚かもしれないが、東京のお客には価値高く、来店動機のファンが付くと思った。1店舗と1店舗で流通コストが成り立つなら大阪でも実施して欲しい!と思った。押し付けの地産地消じゃなくて、CGCらしいスタンダードな売り場が出来ているお店。
スーパー大丸珠洲沖産の鮮魚


●ショッピングプラザ シーサイド(珠洲市)
「飯田港」前に1979年開業の施設。食品売り場の他、お酒も飲める「道づれ」という食堂があり、地元客が楽しんでおられた。珠洲市と佐渡市を結ぶ定期航路もあったそうだ。昭和の私達には懐かしい店内。

ショッピングプラザ シーサイド店内・食堂


●マツオ本町店(輪島市朝市通り)
地方の町に行くと、全日食チェーンのスーパーマーケットを見かける事が多い。大型ショッピングセンターが出来ても、徒歩圏内の身近な食品購入の場は今も住民の支え。


●ヤスサキワイプラザグルメ館輪島店
食品、衣料、ホームセンター、クリーニング、携帯電話ショップなどなど、大型ショッピングモールに揃っているショップが入っている。生鮮4品の品揃えは充実し、ボリュームのある陳列は、地域住民の期待に応えている感充分。屋外にはリサイクルステーションも設置されている。


●ワイプラザ輪島

●ワイプラザグルメ館輪島店

●ワイプラザ輪島リサイクルステーション

●ファミイ食品館
輪島で一番古いショッピングセンター。ヤスサキグルメ館輪島店とは車で2分、徒歩5分圏内。20店舗近い専門店が入っている。「ショッピングリハビリ」https://helpmanjapan.com/article/6791 というショッピングカートも使えるようになっているのは面白い取り組みだと思った。年季の入った建物だけに、床が古くて、磨かれ輝いているが、老朽化で波打っている部分もあり経年劣化は否めない。

●ファミイ食品館
「ショッピングリハビリ」https://helpmanjapan.com/article/6791

●どんたく穴水店(穴水町)
奥能登から車を走らせると、沢山の車が駐車場に入って行くのでつられて入った。活気があり楽しい売り場が出来ていた。コストコフェアがあるらしい💕金沢市の有名パン屋さんのハード系のパンも、興味を惹くPOPと共に並んでいた。日常の食を楽しく、豊にしてくれる売り場は嬉しい。

●どんたく穴水店告知POP

●どんたく穴水店POP


●能登島への橋を経由して七尾市へ


●どんたくベイモール店(七尾市)
広い駐車場のあるショッピングモール。新型コロナ前は観光バスも多く停まっていたのだろうな。この後寄行った「道の駅能登食祭市場」と同様、利用客が少ない寂しい店内の印象だった。


●新鮮市場ハピータウン店(富山県氷見市)


●アルビス氷見店(富山県氷見市)
氷見港の朝とれ鮮魚の刺身や小容量のパック入り煮物など、手頃な価格で並んでいる

・奥能登・氷見・金沢スーパーマーケット巡り その2へ続く

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・奥能登・氷見・金沢スーパーマーケット巡り その2金沢

2020年10月30日 | スーパーマーケット

10月中旬、車で能登半島へ。大阪を朝6時に出発したら、4時間後には石川県に入っている。
・奥能登・氷見・金沢スーパーマーケット巡りその1へ

1、珠洲市→輪島市→穴水町→七尾市→氷見市(スーパー大丸・ショッピングセンターシーサイド・マツオ本町店・ヤスサキグルメ館輪島店・ファミィ食品館・どんたく穴水店・どんたくベイモール店・新鮮市場ハピータウン店・アルビス氷見店)

 

 

2、金沢市
(マルエー春日店・アルビス笠舞店・カジマート長坂店・むつぼしマーケット)

 

●マルエー春日店(金沢市)
清潔な店内。値頃感のある商品や惣菜が並ぶ。石川県名物の商品にはPOPが付いているので、県外からの観光客も立ち寄る事を意識しているのだろうな。


●アルビス笠舞店(金沢市)
永年営業をしていた商業施設「「ショッピングタウンパレット」の老朽化のため、昨年10月に建て替えオープン。多くの住宅が並ぶ中にあり、キーテナントとして頼りにされているのだろうな。土曜日の午前中、多くの買い物客が沢山の買い物をしていた。


●カジマート長坂店 (金沢市)
【2020年7月6日オープン】地域密着型で高品質な食品をお届けすることを目指しているスーパーマーケット。金沢駅近くの商業施設には出店しているが、住宅地にあると車での買い物に便利だろう。ドライグロサリーや日配類は、珍しい品も多く並び楽しい。しかし、惣菜売り場が少し寂しく感じた。すぐ隣のむつぼしマーケットの惣菜が充実しているだけに、ありきたりに見えたのかもしれない。

●カジマート長坂店 


●むつぼしマーケット(金沢市)
お餅、和菓子、おせんべい、米が並び、カフェも人気のようで、ランチを待っているお客様も多い。持ち帰りのデリカテッセンを迷わず選んでいる方も。買って食べたところ、薄味でとても美味しい味付けでカフェが人気なのも納得。カレー味の切干大根のサラダは早速再現して作ってみた。

むつぼしマーケットお惣菜

・奥能登・氷見・金沢スーパーマーケット巡りその1へ



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・まる屋 活イカプラン(兵庫県)

2020年08月02日 | 宿泊施設

「次回は、マイカーで動けるイカのシーズンに来ます!」前回はまる屋(柴山かに)冬のカニのシーズンに伺った。

https://blog.goo.ne.jp/shufutto/e/7758662d9bf124f980595a204915758f

ようやくイカの季節到来と共に、県外への移動もOKという事になり、旅をしてきた。迎えて頂く「お宿まる屋」も万全の体制を整えておらえる事はブログの発信などから存じ上げていたし、旅に出向く私達も心構えをした。今までも、旅の前には思いを馳せ、旅に標準を合わせて、体調を整える事はしてきた。この時期は尚更、人の多い所に用も無く出歩かない事など、注意深く生活し、準備をしての出発だった。

●柴山漁港もある静かな町


●お宿「まる屋」外観

●まる屋 目の前の浦上浜

●まる屋 お玄関

●検温の体温計と共に、消毒液も設置されている

●セルフのコーヒーは休止




●【夕食】

前菜、お造り四種、活イカ姿造り(お二人で一杯)、

イカのつみれ鍋、蒸し物、ノドグロ塩焼き、

イカの姿揚げ甘酢あんかけ(お二人で一杯)、

自家製手打ち蕎麦、釜飯、デザート

ラッキーな事に漁があり(天候により無い時もある)ぴちぴち活いかの刺身を食べる事が出来た。


●イカが、目の前に現れた
ぴくぴく動く都度、透明から色が変わるこの姿はまさしく「頂きます」の境地。

●活いかの姿造り
醤油・わさび・生姜も添えられていたが、塩少々だけで旨味が活きる。すだちを少し絞りアクセントにした。
●えんぺら(耳)とあしの刺身


●のどぐろの塩焼き

●大将の手打ちそば
関東に負けない蕎麦の風味で、出汁は鰹と昆布が利き関西人好み。〆の歯越えのある蕎麦は嬉しい!

●イカのつみれ鍋やイカの蒸し物、イカの姿揚げ甘酢あんかけなどなど、イカ尽くしで、地元の日本酒もすすむ、大満足のお夕食。


●岩風呂の温泉
創業当時からの岩を活かした温泉は風情あり。


●朝食
こういう朝ごはんを、自分で作らなくても用意して頂けるなんて、旅ならでは💕


●チェクアウト時にまる屋で購入したお土産

自粛中にもオンラインショップからお取り寄せしていた香住の海の幸を発泡スチロールの箱に入れて、お土産に買って帰り家でも再び楽しんだ。

https://oyado-maruya.stores.jp/


●帰途は但馬漁火ラインを経由して

日本海の海岸線に沿って海を眺めながらドライブ。「自衛隊が付けた道路ですから、くねくねしているし、ちょっと細いところもありますよ」と説明を受け、ドキドキしながら走ったが大丈夫。途中展望台も設けられ、無事城崎まで抜けた。香住の柴山から城崎の街を車窓で眺めて豊岡へ。

●カバンの街豊岡
「カバン生産日本一の街豊岡」散策。円山川は柳ごおりの原料であるコリヤナギの適正生育地→「荷物を運ぶための柳ごおり」の生産が盛んだった→現在は「荷物を運ぶためカバン・スーツケース」を生産、という街。カバンストリートでは、国産の高質なカバンを求めて、ゆっくりと商品を眺めるお客様も多く、大人な空間になっている。


●大開通り
1925年の震災後に、復興した歴史ある建物も残る


●ガンピー穀物倉庫
豊岡市のスーパーマーケット「ガンピー穀物倉庫」にも寄った。こだわり食材もあるし、大阪でも探し回らないとみつからない商品も並んでいた。

大阪市内から車で2時間50分。カニのシーズンには凍結や積雪の心配もあるから、香住に直行する、カニバス香住号を利用していたので、途中の町に寄る事ができなかった。交通網の利便性からは鳥取県も近いという事がわかった。今回自家用車で回り、都市の距離感がわかると、大阪から身近に感じる。地図を眺めながら、但馬エリアには沢山行きたいところがみつかった。兵庫県はお隣の県なのに、未体験の地が沢山ある。コロナ禍で遠方に行けないのは残念だが、旅をする心構えを持って、この時期ならではのマイクロツーリズムで近場を知る、学ぶ機会を持ちたいと思った。





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・蒲郡市、豊川市、豊橋市、田原市 スーパーマーケット巡り(愛知県)

2020年07月13日 | スーパーマーケット

豊川市に住んでいる友人から「スーパーマーケットと言えば、うちの地元のサンヨネに是非来て!!」と熱い紹介を受けていた。この春は、新型コロナの感染予防のため移動規制がかけられていたが、ようやく県を超えての移動も許されるようになった。大阪から日帰りも出来るけれど周辺のお店をゆっくり回りたいと思い、6月26日、27日、1泊2日で愛知県蒲郡市、豊川市、豊橋市、田原市のスーパーマーケット14店舗でお買い物。

サンヨネ 蒲郡店・サンヨネ豊川店・サンヨネ魚町本店・サンヨネ高師店・一期家一笑・山安 大手町本店・ヤマナカ 赤岩フランテ館・フードショップコロナ牧野店・クックマートユーアイ店・オークワ 豊橋ミラまち店・フードオアシスあつみ山田店・ビオ•あつみエピスリー豊橋・パワーズ田原店・たつみストアー大清水店

●サンヨネ
https://www.sanyone.co.jp/

サンヨネは豊橋に本部のあるスーパーマーケット。今回サンヨネ5店舗中4店舗のお店で買い物をした。一番初めは、蒲郡店。店内のにぎわい、適度なごちゃごちゃ感、カートを押しやすいとは言えない通路などなど、最初は少々アウェイ感があるが、慣れてくると居心地よく日常の買い物が楽しい。

4店舗に共通しているのは、駐車場からマイバッグを2つ、3つぶら下げて、買い物をする気満々のお客様が店内に入って行く事。そして帰りには抱えきれないぐらいの食材が入っている!

活気のある鮮魚売り場を久々に体感。飲食店の仕入れに来ていると思える男性客もおられたが、子育て世代とお見受けするお客様が貝類や、丸物の魚一尾を慣れた様子で頭を取る注文をしていた。

近頃は、魚を煮る、焼くの調理をする家庭が少なくなり、魚を食べるにしても、刺身か惣菜・鮮魚売り場で加工された魚や和日配売り場の日持ちのするパック商品を購入するお客が増えたように思う。すぐ食べる事ができる刺身は好まれているようだが、魚種は限られている店が多い。サンヨネは魚種も多く、鮮度もよく、価格も買いやすい商品が並んでおり、本当に驚いた。

カゴに積まれた地元産のハウスみかん「蒲郡 みかん」「田原 みかん」が並んでいた。果物売り場の品出し中の店員さんに、違いをお尋ねしたら「ちょぃと、お時間いいですか」と、最盛期や味の違いなどご自分の見解であると断りをいれながらも、丁寧に熱く語って下さった。周りの買い物客も一緒に拝聴しながら、感想も話す。店内どの部門でも、昔の市場の店頭のような雰囲気があり、多くのサンヨネファンがこの雰囲気も好んでいる事がよくわかる。このエリアは生鮮品の産地が近く値頃感のある果物も豊富だし、乾物類や納豆、豆腐など豊かな日常の食生活のために必要な基本の食材が当たり前のように並んでおり、この安定感は魅力的。

今回車で周辺を走り、立派なハウス、手入れの行き届いた田畑、すぐそばに海があり、生鮮品が豊かなエリアで地元ならではの食べ方や、個々の家庭の生鮮品の調理方法がある事は想像できる。冷蔵バッグを車のトランクに積んできたのだが、帰りには生鮮品を沢山買い込んで帰ってきたスーパーマーケット巡りの旅だった。

●サンヨネ 蒲郡店(蒲郡市)


●サンヨネ豊川店(豊川市)


●サンヨネ魚町本店(豊橋市)


●サンヨネ高師店(豊橋市)



●一期家一笑(豊橋市)
スーパーマーケットというよりこだわりの食品店。

・DRY TOMATO
杉浦店長からドライトマトを勧められ買った。「コレ高いのです!一袋900円もするのですよ!並べていても価値は伝わらないから、料理の動画をUP(Instagram)して使って貰おうと思っています」自社商品を惣菜化するのは見かけるが、作り方の動画UPは興味を惹く。ドライトマトは惣菜売り場にも並んでいる。






・塩むすび
お弁当は飯の美味しさが重要な要素。この塩むすびの美味しかったこと!


●山安 大手町本店(豊橋市)

果物専門店。贈答用の果物を買いに来ているお客様もおられた。1階には厳選された和日配品、2階には焼き立てパンコーナー。



●ヤマナカ 赤岩フランテ館(豊橋市)
フレンテと言えば、「八事Frante」「覚王山Frante」の高級なイメージがあったのだが、フランテ館は日常使いに便利なスーパーだった。


●フードショップコロナ牧野店(豊橋市)

地図に現れたので寄ってみたが、時節柄か「ナ」が消えていた。



●クックマートユーアイ店(豊橋市)

土曜日の午後5,800円の刺身の盛り合わせや、100g1,000円以上のすき焼き用牛肉や、1パック3,000円以上の飛騨牛の焼肉用も並び、お客の買い物カゴには沢山の商品が入っている。地元のハウスみかんは蒲郡産、伊良湖産、地元JAの季節の果物ホームランメロンやエリザベスメロン、イエローキングなどなど、ローカル色豊かで安い。手の混んだカットフルーツも並ぶ。値頃感のある惣菜も種類が豊富で、店内の賑わいも納得できる。レジではお客様とチェッカーさんが親しげに会話に華を咲かせている。商品の充実度とフレンドリーな雰囲気はこのお店のファンが多い事を感じさせる。


●オークワ 豊橋ミラまち店(豊橋市)

クックマートユーアイ店から車で5分。2020年2月オープン。通路も広く、カートも押しやすく、すっきりした店内で商品を選びやすい。清潔感のある休憩コーナーもある。しかし、賑わっているクックマートユーアイ店の直後に寄ったので、お客様が少なく寂しい印象。少しごちゃごちゃ感のあるスーパーマーケットが好まれるエリアなのかな!?と眺めながら買い物をした。駐車場からの動線や、車椅子やベビーカーでの買い物には、このような整備された店が必須だと思うけれど。





●フードオアシスあつみ山田店(豊橋市)

ホームセンター併設の年季の入った店舗。こだわりの野菜が並び、ドライグロサリーの棚には興味を惹くPOPも付いている。珍しい粒マスタード2種と牛肉の関連販売はどちらも買いたくなった。「活だね寿司」と書かれたにぎり鮨は鮮度もよく、値頃感がある。




●ビオ•あつみエピスリー豊橋(豊橋市)
2019年7月オープン。今回買い物に行ける事をとても楽しみにしていたお店だったので、金曜日と土曜日2日共買い物に寄った。店内は曲線を描いた広々とし通路で楽しいデザイン。公式サイトには「ピカチカ食品館」「食のアミューズメントパーク」「デパ地下以上の美味しさがここにある!」という文字が並び、期待しちゃうじゃないですか。https://toyohashi.bioatsumi.com/
しかし、期待し過ぎたのがいけなかったのか・・・。同じ渥美フードの山田店から車で10分。山田店の方が惣菜の品揃えもよく、ドライグロサリーも同様の物が並んでいた。これなら、先に寄った山田店で買い物をしてきたらよかったなぁ~と後悔した。山田店にはない、冷凍食品や珍しい高級食材が並んでいるが、これを使いこなすには、相当な食の知識と経験が必要ではないか⁉と考え込んでしまった。今後お客と共に食を育み、商品の使いこなし方を学ぶ場を作る事で、このお店のファンも増えるのではないかと思う。オープンから1年、色々トライをされ、ここから始まるのだろう。今後に期待。






●パワーズ田原店(田原市)
2017年11月9日移転オープン。週末という事もあり、大容量のバーベキューセットが多く並び、駐車場の出入りも多い。店内どの部門も買いやすいグレードの商品が並び、バランスの取れている売り場。日常使いに便利な商品に信頼もされているから、週末の大容量の商品も、慣れているこのスーパーでストレスなく買い物をするのだろう。







●たつみストアー大清水店(豊橋市)

年季の入った店舗だが、産直野菜コーナーがあり、隣に100円ショップのセリアがあるのは便利。閉鎖された専門店があるため、改装予定があるそうだ。改装後にまた買い物に行きたい。

 




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「withコロナ」変わったこと、変わらないこと

2020年06月01日 | スーパーマーケット

休止要請を解除された5月25日の天王寺公園「てんしば」。青空とハルカスビルの下、くつろぐ姿はやっぱりほっとする。


曖昧だった事が顕在化し、想像していた5年ぐらい先が一機に進んだように思う。外的要因がないと、自ら変わらない・変われない日本に課せられた試練なのか。

そんな中、私達消費者の自粛中での日常はどのような姿であったか。2020年6月1日現在、私達の買い物行動をみつめ、変わったこと、変わらないことをまとめた。

●この3か月間、食品の買い物に行ったお店
「ステイホーム」は時間がたっぷり。手間のかかる料理にも挑戦したから食材購入量も増えた。「新型コロナで困っています」食材の取り寄せ応援もした。ストアコンパリゾンが目的でなく、自分の生活スタイルに合った信頼できるお店が営業を続けてくれて有難かった。
「主婦っとサーベイ」伯井・網島の行きつけスーパーの開示⁉

・ライフセントラルスクエア北畠店
・いかり王子店
・いかり南海なんば店
・パントリー近鉄あべのハルカス店
・近鉄上本町店生鮮市場
・成城石井上本町店
・成城石井キューズモール店
・阪急梅田店
・阪神梅田店
・大丸梅田店
・万代天美我堂店
・万代美原店
・デイリーカナートイズミヤ 南田辺店
・デイリーカナートイズミヤ 松原中央店
・大阪いずみ市民生協 コープ和泉中央店
・サンプラザ三宅店
・近商松原店
・近商ハーベス上本町店
・あすかてくるで 羽曳野店JA ファーマーズマーケット
・農産物直売所「愛彩ランド」JAいずみの
・よってって てんしば店
・木津卸売市場

2月中旬は上京し、幕張メッセで開催された「スーパーマーケット・トレードショー2020」で、新商品、スーパーマーケットの改善事例、未来のスーパーマーケットについてなどに注目し、学んでいたのだった。

しかしながら、2月下旬から刻々と変わる状況。4月7日には、政府から発表された特別措置法に基づく「緊急事態宣言」により大型商業施設、百貨店も食品売り場以外は閉められ、街中にも人が少なくなる。

2月下旬には、不安感を必要以上に煽るワイドショーなどのテレビ放映などにより、買い占めによる品薄や欠品、混雑が続く。トイレットペーパーやティッシュの紙類、お米まで店頭から無くなる店もあった。製造元やスーパーマーケットが、商品は潤沢にある事を告知しても、すぐに店頭から無くなる様子を見た時には、30年近く前の石油ショックと同様の騒動が繰り返されるのか、と・・・。消費者は歴史から学ばないのか。

●全国スーパーマーケット協会公式Twitterの呼びかけ
当初スーパーマーケットに家族連れで買い物に行っていた人達も多くいた。『食料品を買いに行くための外出』は制限ナシとされていたため、気分転換の外出の場として使われていたようだ。

4月10日 全国スーパーマーケット協会の公式Twitterの呼びかけがあった。

『(お客様へ)週末はスーパーの混雑が予想されます。「不要不急」には当たらないとされていますが、家族総出で行く「要」や「急」は、あるでしょうか。スーパーは遊び場、レジャーランドではありません。さらなる規制強化を避けるためにも、今は入店人数を抑えるよう、ご協力ください。』【4.8万リツイート、5.8万 いいね】

こうして、家族で出かけるリスク、従業員へのリスクを適切に伝えて下さったおかげで、運転手として来た方は駐車場で待機し、店内での買い物は最小人数で済ませる事に。買い物メモを持ち、短時間で要領良く。 同時に3密回避のため、買い物頻度を3日に1回程度に減らせば1回あたりの購入量は増える。それは「適量の買物」であり「買いだめ、買い占め」とは違うという発信もされた。ある部分だけ切り取り報道される懸念にも対処された。お客と従業員の安全を守るため、発信を続けられ、行政機関やマスメディアへの提言、牽引役、コントロール役としての役割を。このような有事には特に重要。消費者にも買い物に行く時の指針となり、とてもありがたかった。

●店内入場制限
開店後に高齢者や妊婦、障害者が優先的に買い物をできる時間帯を決めたお店や、立地や来店手段によって、優先時間を午後からにしたお店もあった。また、顧客の年代構成を調べた結果、優先時間を決めると、かえって密になると判断され優先時間を作らなかった企業も。

レジカゴやカートの数で人数調整。入口に告知や「密を避けるための」店内放送もあり、お客も納得した。本部の方と思われるスタッフの誘導も多く見かけた。不慣れな様子ではあったが、そこはお客も納得。実際、入場制限を実施している店内は普段以上に空いており、カートも無理なく快適に押せ、おかげで買い物がスムーズに出来た。

●出入口に消毒液の設置(ペーパーは不要ではないか)

●チェッカーさんとの間には、透明フィルムの仕切りが出来た

●レジ前では、足型のシールに沿ってソーシャルディスタンスを保って待つ

後方からレジカゴで押される事がなくなった。

レジ列にごまかして割り込む人がいなくなった。

 

●パン・惣菜売り場のトングでのセルフ売り場がなくなった
過去、意図せず服の袖や、抱いている子供の靴が触れている状況を見る事もあったし、落下菌についても不衛生で気になるという事を言い続けてきた。不特定多数が触れるトングについても危惧をしてきた。パック詰め、個包装の売り方になり、どうしても変わらなかった売り場が一変した。

●お客にも個々のスーパーマーケットの企業姿勢がはっきり視えた
お客はポイントやチラシの販促ツールがなくても自分の生活スタイルに合った信頼できるスーパーマーケットに行く事を選んだ。

特定の曜日に店内が混雑することを避けるため、「ポイント倍セール」や「優待パス 5%OFF」といったサービスなどの一時休止を理由と共に告知していたスーパーは多かった。自店の中止理由を「大阪府知事の要請によりセールを停止している」と、店内放送でエンドレスに流すお店もあった。しかし、混雑する事が予想されるにも関わらず、特売、チラシ配布や、ポイントセールを続ける店もあった。

ネットでの宅配も増え、商品を届けて下さるシステムが大きく崩れず運営された事や、「日々の食べ物を買いに行く・行ける」がどれだけ大切であり、提供されている事が有難いかという事も改めて認識した。

一息ついた今、チラシやポイントセールが再開されたら、お客はまたそれを目指して行くだろう。その行動は以前と変わらない。しかし出入口の消毒液や、ソーシャルディスタンスは続けて欲しいと思っている。もちろんパン・惣菜売り場の個別包装も。スーパーマーケットからの変化を受け入れて買い物をする事が、消費者の「新しい生活様式」の一部になった。

 

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・泉州水なす奈良漬け

2020年04月05日 | 商品

●泉州水なす奈良漬け
「泉州水なす」と「奈良漬け」

どちらも、子供の頃から馴染みのある食べ物なのだが、それが一緒になった「泉州水なす奈良漬け」は初めて食べた。奈良漬けといえば、瓜が定番。ゴボウもあるし、珍しいところでは小さなメロンの奈良漬けも食べた事はある。共通しているのは固い野菜を、熟成させた酒粕に何度も漬け込み直しながら、味を染み込ませて行く漬物として認識していた。ところが「泉州水なす」は生野菜として、手で割いて食べる事ができる程柔らかい。それに「泉州水なす」と言えば、ぬか漬けが有名。その水なすの奈良漬けって⁉

●水なすの奈良漬け
贈答品セットの中の一品として半信半疑で食べたところ、柔らかい水なすの食感は残りつつ、香り高い奈良漬けになっている事に驚いた。

「おつけもの処高野」
http://www.takanoshokuhin.jp/

もう一度食べたくなり、大阪市天王寺区のお店に水なすの奈良漬けを買いに行った。裏の作業場では塩漬けした瓜を漬けこんでいる最中だった。

●お店は四天王寺さんにほど近い場所にある


●店内
塩漬け、ぬか漬け、ぬか漬けの浅漬け、奈良漬け、種類沢山並ぶ

●「なにわの伝統野菜」のお漬物
水なす以外にもなにわの伝統野菜が並ぶ

●柔らかい食感の水なすの奈良漬けは茶粥に合う
「茶粥」は奈良の食文化として紹介される事が多い。近畿地方南部では、よく食べられていたお粥。昔はどこの家庭でも「ちゃんぶくろ」に茶葉を入れて炊いていた。奈良県吉野郡大淀町の嘉兵衛本舗の「おかいさん」はティーパック入りの焙じ粉茶で簡単に作る事ができる。https://kaheehonpo.com/


●茶粥と水なすの奈良漬け
白粥のように、粘りを出さず、サラッと炊くのが茶粥の醍醐味。サラッとした茶粥は夏には冷たくしても美味しい。




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・弘前りんご農場から大鰐町(その2)(青森県)

2020年03月01日 | 農産物

大鰐温泉もやし
「この町まで来て食べるもやし」

大鰐温泉もやしは350年以上前から栽培されてきた津軽伝統野菜。青森に何度か旅行をした事はあるものの、青森のスーパーマーケット巡りをした時も、野菜売り場に並んでいないかと、どの店舗でも探したのだが遭遇せず。

●大阪で買った大鰐温泉もやし
昨年末に、大阪梅田の百貨店の野菜売りで期間限定販売をしている事を知り、購入する事が出来た。

見た目のインパクトもあるが、もやしが980円!の価格はもっとインパクトがあった。それでも、青森県に行かなくても食べる事が出来るなんて、うれしい。ウォーターオーブンで蒸した。馴染みのあるもやしとは違う。別の野菜と思わないとダメ。歯ごたえがあるのに、繊維質が残らない。何より「小八豆(こはちまめ)」という在来種の大豆は、一般的なもやしの豆とは一線を画するものである。豆好きとしては、小大豆もやしの豆っぽい香りも好きではあるが、「大鰐温泉もやし」にはその香りがしない。だから、調味料を加えると、繊細な風味が消えてしまう。結果、オリーブオイル少量と藻塩を振って食べた。念願が叶って嬉しい。

●大鰐町地域交流センター 鰐come(ワニカム)
http://www.wanicome.com/

大鰐温泉もやしが、何故幻なのか⁉これだけ流通が発達している時代に、何故いつも大阪で買う事ができないのか?大鰐温泉もやしについて、現地に行って知りたい!とお願いしていたところ、クロス・ファーム株式会社の新開茂樹さんに大鰐町地域交流センター 鰐come(ワニカム)にご同行させて頂き常務理事渋谷 敏志さん、大鰐温泉もやし増産推進委員でもあり、おおわにコンシェルジュのリーダー船水英俊さんにお話しをお聞かせ頂いた。


●「大鰐温泉もやし」とは

大鰐温泉もやしは350年以上の伝統があり、一子相伝の栽培方法

*温泉熱、温泉の湯を利用し7日間かけて育てる土耕栽培

*一度栽培に使用した土は、その年はもう使用せず休ませる。温泉の湯をかけて土の栄養分を補給して、一年後また栽培に使用する

*種となるのは「小八豆(こはちまめ)」という在来種の大豆

*長さは30㎝以上、藁でまとめる

大鰐温泉の土地で、大鰐温泉の湯を使わないと同様に育成しても、大鰐温泉もやしの品質に育たない。現在の生産者さんは6名でそのうち専業農家は1名。近頃は、通年栽培も可能になったとはいえ、夏の栽培は温度管理など、相当難しく、通年栽培はまだまだ試行錯誤のようだ。生産量の7割が県内、3割が東京のアンテナショップや東京のご縁のある飲食店に届けられるという事で、大阪で出会えないはずだ。

大鰐温泉がこれだけ知られるようになったところには「幻の大鰐温泉もやし」の存在は大きい。私達も大鰐温泉もやしから「大鰐温泉郷」や湯の駅「鰐come(ワニカム)」の存在を知った訳だ。今後は、大鰐温泉もやしの生産量を増やし、消費地に届けるというだけでなく「大鰐温泉もやし」という地域の宝物によって、農業と観光の連携に活かし、大鰐町に訪ねて来てね!そして、この町じゃないと食べられない大鰐温泉もやしを食べてね!だからこそ、生産者さんではなく、観光協会の担当者さんが、これだけ大鰐温泉もやしについて、熱く、詳しく語って頂けたんだ、と納得。
大鰐町のサイトよりhttp://www.town.owani.lg.jp/index.cfm/8,199,36,html

●「さっパス」(弘南鉄道大鰐線とのコラボ商品)
弘前市内から約30分で大鰐温泉で入浴する事ができる。便は1時間1本あり、乗車券、入浴券、お買い物券のお得なセットになっている。次回はこれを使い風情のある弘南鉄道大鰐線に乗って、大鰐温泉もやしを食べに来よう。


●地元「道の駅ひろさき」で売られていた「大鰐温泉もやし」

・弘前りんご農場から大鰐町(その1)(青森県)



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・弘前りんご農場から大鰐町(その1)(青森県)

2020年02月29日 | 農産物

RED APPLE (レッドアップル)赤石農園 青森りんご

2月初旬、弘前市と大鰐町へ伺う事ができた。昨年5月さくらまつりの時期にも、弘前に行った事がある。桜とりんごの開花時期は重なるので、可愛いりんごの花も眺めた。その時、弘前の桜の幹、枝ぶりの素晴らしさはりんごの剪定技術が活かされていると聞いていたので、いつか冬の剪定の時期に農家さんをお訪ねしたいと思っていた。クロス・ファーム株式会社の新開茂樹さんのお世話になり実現できた。

今年は雪が少なかったのだが、私達が青森に入ったとたん、待ってくれていたかのように雪が降った。おかげで冬の田んぼアートの制作風景も拝見できた。スノーアーティスト、サイモン・ベック氏から技術継承した有志団体、スノーアーティスト集団 It’s OK.(イッツオーケー)が制作。

●冬の田んぼアート


午前中櫓から見学。夜にはポスターの写真のようにライトアップされたそうだ。


●RED APPLE (レッドアップル)赤石農園
念願だった剪定をしている冬の弘前赤石りんご農園におじゃまし、RED APPLE 代表取締役 赤石淳市さんにお話しもお伺いした。美味しいりんごと低農薬米秋田こまちの青森米は、REDAPPLEサイトhttps://www.hirosaki-redapple.com/)産地直送で購入をしている。

美味しさのためには、りんごの樹の剪定と摘果はセットの重要な仕事だそう。収穫時が一番楽しい作業かと思ったら、冬の剪定は職人としての腕の見せ所で、寒さの中でも楽しい作業との事。樹を健康に保つために欠かせない。うちのりんごはこのように育てたい、というオーナーさん個々の芸術にも近い剪定方法にこだわりがあるそうで、剪定後の枝ぶりに違いがある。高枝切りハサミのような剪定用のハサミも使う。持たせてもらったが、重い!これでも、最近の素材は軽くなってきたとの事。そして、雪の中での作業は足元からしんしんと冷えてきて冷たい。車移動する広大な土地は数か所あるし、休憩小屋も設置され、途中暖を取りながらとはいえ、気の遠くなる作業だと思った。



●新しい農法高密植栽培
赤石さんは今も師匠の下に剪定方法を習いに行かれているが、新しい農法での実験の栽培も始められている。職人の技によるりんご栽培習得には10年以上かかる。農業従事者が減る中、新規就労者が初期投資も抑え、定植からの収穫も早まる高密植栽培の実験もされている。イタリアのチロル地方から派生した栽培方法。ベテランでなくても、りんごの栽培が出来る。2019.06.11の赤石さんのブログと新聞の掲載記事をご参照下さい。(http://blog.hirosaki-redapple.com/?eid=209)どのような風味のりんごが生るのか、収穫されたら是非食べたい!と思っている。今後は国内販売だけでなく、輸出にも力を入れたいと語られていた。

・葉とらず栽培の寒じめふじりんご
https://www.hirosaki-redapple.com/?pid=86476445

樹上完熟後適切な貯蔵庫で保管された小玉のりんご。この時期になんと蜜入り!で、シャキシャキし、瑞々しいという技が活きている。届いたら冷蔵庫で保管したら長持ちすると記載されている。


 

・弘前りんご農場から大鰐町(その2)(青森県)




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・SUPER CENTER PLANT 木津川店(京都府)

2020年01月10日 | スーパーマーケット

「SUPER CENTER PLANT 木津川店 / スーパーセンター プラント」
2019年3月27日オープン

友人「聞いた事のないスーパーが出来たのよ!それがいいのよ‼ものすごく、ひろ~くて、魚も肉も野菜もいいのよ。台所用品も、服も、靴もなんで~~も揃っていて。プラントって言うの」

「関西では聞いた事ないかもしれないけれどスーパーセンター(衣食住全てを扱いワンフロア・集中レジ ディスカウントの事が多い)としては、昔から有名なスーパーなのよ」

オープン9ヶ月。買い物に行ってきた。

売り場面積によって数字が付いていたPLANTだが近年のお店には付いていない。「PLANT-5 大玉店」(福島県)「PLANT-3 滑川店」(富山県)にも行った事があるが、15年前オープン当時に買い物に行った「PLANT-5 境港店」(鳥取県)のスーパーセンターとしての完成度の高さに感動した事は今でもよく覚えている。

●キャラクターショッピングカート
沢山並んでいる。子育て世代が多いのがよくわかる。

●店内
通路も売り場も広い。食品と衣料品が至近距離に並び、ワンストップショッピングが出来るのが特徴。

●チーズ(洋日配売場)と漬物・麺(和日配売場)
向いあって一直線だから、広いけれど意外と探しやすい。


●青果物売り場
正月明けという事もあるのか、果物には鮮度感はなかったが、野菜売り場は値頃感がある。今日のお買い得や地元野菜も並ぶ。チラシに印を付けて、カート一杯に買い物に来ているお客様も。

大容量だから、安いという売り方でなく、1個売りのじゃがいも、玉ねぎも並んでいる。

●一人前食堂
各メーカーの惣菜類も「一人前食堂」という括りにして並べている。日持ちのする惣菜は、親世代と一緒に買い物をすると、まとめ買いをしている。買い置きしていると安心するようだ。

●ちょっとご馳走も
ディスカウントのスーパーセンターだが、生ハムやサラミも美味しそう。

●「食品廃棄撲滅キャンペーン」
値引きシールの付いた商品をまとめて3個、5個と買うと「粗品」を貰えるコーナー。2年前に「PLANT-5 大玉店」でも実施されていた。新店の木津川店でも取り組んでいるようだ。




●地産地消コーナー
和束茶も並ぶ。


筍するめ
http://www.n po-kamome.com/top/shokuhin/


竹林の整備から開発された商品。そのまま食べても歯ごたえは珍しく、美味しく、発想としてもなかなか面白い。


●PLANT木津川店の駐車場からの周辺

JR木津駅を中心に開発されているエリア。緑豊かで、風光明媚と謳われている通りである。

新しく整備された道路と広大な敷地を眺めながら、人口減少、空き家増加、社会課題として問題にされてから随分になるのに、まだ、宅地開発を続けているんだ。

スーパーマーケットの棚割りや商品の揃え方は、その時、その時の買い物に来る生活者に合わせて、変化対応する事は可能だ。また地区のお祭りやイベント、コミュニティの場として重要な役割を担って行くだろう。20年、30年後、子育てを終えた世帯が住むこの街はどのような姿になるのだろうかと、考え込んでしまった。

 

koromiさんのブログに店内の様子よくわかるようにレポートされています。
https://ameblo.jp/koromimorok/entry-12450639362.html





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