12月に入りました。
クリスマスケーキ予約のポスターが目に止まりますね。
私達が子供の頃、初めて食べたケーキは「クリスマスケーキ」
バタークリームでコーティングされ、バタークリームで出来たピンクのお花やアンジェリカで飾られ、ケーキ台はパサパサ。
「うれしい」とは思ったけれど「美味しかった」という記憶はない。
しかし、あれからウン十年。
日本の洋菓子はなんと素晴らしい進化を遂げてきたのでしょう。
日本各地に、地元で贔屓にされている洋菓子屋さんが
ありますでしょうね。
私達が大阪一とぞっこんのケーキ屋さんは
天王寺区上本町駅近くにあります。
「なかたに亭」
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6-6-27 中川ビル 1F
店主でシェフの中谷さんは、私達がケーキを買いに行く午前中には、よ~くお店でお目にかかります。
お客がどれを選んでいるかを、黙ってご覧になっているし、新商品について説明をしながら、勧めて下さいます。
昨今、デパ地下に出店されるお店が多い中で
「なかたに亭」のケーキを買えるのは、この店舗のみ。
奇をてらった派手なケーキはない。
キルシュなどのお酒類も極力押さえて、どのケーキも、素材の良さがはっきりわかる。
・フレジエ 【472円】 (いちごのケーキ)
カスタードクリームと生クリームが合わさったクリームが入っている。
季節によって、メロン、パイナップル、など彩り良く果物が入っている。
・カライブ【472円】(チョコレートケーキ)
「なかたに亭」を代表するケーキ。
カリブ諸島のカカオを使っている。
・アンファン【420円】(ミルクキャラメルとチョコレート)
このケーキを食べたら「誰でもニコニコしちゃう」と思える素直な優しい味。
・ムラングシャンティ【367円】(白いメレンゲ)
メレンゲの焼き菓子の間に生クリームが挟まっている。サクサク感と生クリームを夢中になって食べてしまうお味。
・紅玉のタルト【367円】(タルト)
今の時期は、紅玉。タルト生地は素材が全てわかるような混ざり気の無い味。旬によって果物が変わる。
「なかたに亭」には、チョコレート専門店がある。
「ショコラティエなかたに」
住所: 大阪市中央区鎗屋町1-4-1鎗屋アパートメントB1・1F
「なかたに亭」のケーキ店でも売っていた
チョコレート製のツリー「サバン・ド・ノエル」15cm【3675円】
四角土台もチョコレートで出来ている。
ツリーの飾りは、オレンジピールやアラザン。
賞味期限12月31日まで。さて、いつ食べましょうか?