早朝から営業している市場もあれば
午後から夜にかけて活気のある市場もある。
昔から家庭の主婦も働いていたという事もあり、
朝・昼・晩と外食で済ませる。惣菜を買って
持ち帰り、食卓に載せる中食(なかしょく)
も珍しくないそうだ。食の外部化の歴史が
長いから、即食べ商品を並べる
おかずやさんが賑っている。
そして市場の中にはテーブルと椅子が
置かれイートインスペースも設けられている。
最近日本のスーパーマーケット、
ショッピングセンターに、イートインスペース
を広く取る改装が行われているが、
うどん、ハンバーガー、お弁当を食べる人が多い。
毎日食べても飽きないおかずは売られていない。
ご飯だけは家の炊飯器で炊くから
家計にやさしいおかずが買えたらと思う。
長い間の文化はそう簡単に変えられない
とは思うけれど、日本の現状は働く女性が
増加しているのに、食の外部化は
比例していない。台北の種類の多い
惣菜類を眺めながら、しみじみ思った。
●松江市場(行天宮駅)
上引水産に行くため行天宮駅で降りたところ偶然みつけた市場。
ビルの1階に食品や雑貨の店が並ぶ市場。
●野菜売り場のおじさん
日本人ってわかったのか
「グリコ」をしてくれた。
大阪人だからすぐわかったけれど・・・。
小芋の皮むきやもやしの根取りを
しながら店番をしているおばさんの姿も。
30年前は、大阪の公設市場
の店頭でも同じ情景があった。
スロープで地下1階に行くと
そこには魚店、肉店ばかり。
・惣菜店(野菜・春雨・豆腐)
・惣菜店(鶏の丸焼き、豚足 魚唐揚げ)
●永康街のすぐ近くにある東門市場、東門外市場(東門駅)
トタン屋根の付いているアーケード形式の
東門市場の周りに外市場。
路地にもお店が続く。
同じエリアでも少し離れると
オシャレなカフェも多い。
●衣料品・生花・果物と食品
が一緒に売られている。
●精肉店
●乾物店
蜜汁豬肉、乾原味猪肉紙、五香牛肉干
落花生という文字が並んでいるから
乾物屋さんで豚、魚のでんぶを
売っているのだろうと想像。
初日に食べたもち米のおにぎりに
入っていた、香辛料の効いた
甘いふりかけはコレだったんだろうな。
●果物店
選んで袋に入れてくれる。
・緑の果物は棗子(ナツメ)
見た目は小さい青リンゴ。
味はシャキシャキとした食感で
リンゴのようなナシのような。
●赤肉焿
市場には、飲食店も多い。
赤肉焿とは豚肉と魚のすり身の
練ったものを鍋で煮たもの。
スーツに皮靴の男性もランチタイムに並ぶ。
●永康街同じエリアの自然食品店
台北の街を歩いていると、日本以上に
オーガニックや有機、健康を強調したお店が多い。
今後増えて行くのだろうか。
・初!!台北への旅初日①【芝山駅スーパー】
・初!!台北への旅②【美味しく食べた物】
・初!!台北への旅③【市場】
・初!!台北への旅④【オーガニックスーパーマーケット】