'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

脚力尽くる時、山更に好し。

2009-01-27 21:40:57 | sinbou_san
 日曜日夜遅くにNHKテレビを見ていると、「カンゴロンゴ」という番組を目にした。
 バラエティー番組のようだが内容は違う。論語漢語の主体に、成り立ちであったり説明をドラマ化するものだ。
先日の言葉は、「脚力尽くる時、山更に好し」
 がむしゃらになって働いたり、坂道を必死で登っているあいだは、心の余裕が充分ではない。せっかく山道を歩いても、見落としているものがたくさんある。
 最後に力尽きて足をとめ、立ち止まると、心の余裕ができる。
ふりかえれば、自分が来た道。登ってる途中は苦しかったけど、今となれば、楽しく、なつかしい。……
 自分はここまで登れた、という達成感と、感謝の気持ち。自分は有限だが大自然は無限だ、という「あきらめ」の気持ち。それらがないまぜになって、体の中に充足感が湧いたとき、はじめて「山」の真の美しさが見えてくる──という意味です。
 「あきらめる」という言葉も、HPを見ると面白い。
「あきらめる」という日本語には、「達観」と「絶望」の二つの意味があります。
古文に出てくる「あきらむ」は、真理を「明らむ」、つまり達観とか、仏教的な「悟り」の意味でした。
HPから引用しましたが、勉強になりました。

 なんか思ったより面白い番組のようです。
私自身も思いますが、ある程度到達した人ほど「優しく・寛容さ」を感じる事があります。努力は無限です。「悟り」の思いに到達するほど、頑張って欲しいと感じます。受験生頑張って下さい。
 頑張って行きましょう。