'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

人を残す人生こそが上なり

2009-01-29 20:20:37 | sinbou_san

いつものように自宅に戻り昼食をとり、テレビの昼番組を見ようとテレビの前に横なると携帯電話が鳴った。盛岡の先輩からで、「直利庵はどこだっけ?」「ベイシーは?」せっかくきたのだからと思い、青葉町の直利庵まで案内しつつ、別腹で蕎麦を頂いた。
 昔より、蕎麦も細くなった気もするし、海老も小さくなった気がするが、それでもここの蕎麦を食べると、ほかの蕎麦がそばでない感じがしてしまう。一度足を運ぶ価値があるかと思います。
 蕎麦も食べたし、厳美渓まで足を運んだ。先日の雨の影響か水の勢いも強く、水の色からも、春が近い事を感じさせる。
 厳美渓は、地震の影響で立ち入り禁止箇所もあったが、工事中であり桜の季節には、観光客で賑わうことでしょう。

 厳美渓から、達谷窟・毛越寺・中尊寺を遠目から見ながら、奥州市まで。せっかく来たのだから、見たときがない場所に行こうと後藤新平の旧家まで。町の中に何気なくあり、観光場所と感じさせない所がいい。新平のお仕置き小屋もあり、昔そのままで雰囲気を楽しむ事ができた。

 ついでに、後藤新平記念館まで。
 受付まで行くと、なんと入場料金無料だった。二人のために、照明・暖房も入れ、案内してくれた。様々な話を聞いたが、やはりシチズンの名づけ親であったり、読売新聞のオーナーだった正力氏に自宅を担保に金を貸し読売新聞が発展を遂げた話し等、盛り沢山で興味を抱く内容が多かった気がします。
 詳しくは、わかりませんが、後藤新平の名言を紹介します。

「人のおせわにならぬよう。人のおせわをするよう。そしてむくいをもとめぬよう。」

「金を残す人生は下、事業を残す人生は中、人を残す人生こそが上なり。」

育成が一番手がかかりますが、将来の糧となるはずです。

今週末は、爆弾低気圧がきてるようです。
 頑張って行きましょう。