'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

復興支援チャレンジフットサル

2013-10-16 23:55:58 | sinbou_san

 今回で前沢ジュニアサッカー少年団として3回目の出場。今回はチーム数の関係もあってか、1チームの出場となりましたが、16チームの出場で沿岸被災地からは3チームが出場しました。今回の大会はライオンズクラブ国際協会331-A地区(北海道)・同332-B地区(岩手県)共催の支援もあり、参加者にはサッカーボールと弁当がついて嬉しい悲鳴をあげる大会にもなりました。

331-A地区(北海道)の地区委員会副委員長そしてエスポラーダ北海道の監督小野寺さんからは、何らかの形で来たかったがライオンズクラブの一員として訪問でき皆さんに会うことができ嬉しく思うことと、被災に負けず「少年よ 大志をいだけ」と米国人クラーク博士の言葉を引用し、そして、苦しくとも同じ仲間であると激励を受けました。

 試合は、過去2回とも前沢から出場した2チームで最下位争いをしたこともあり、3度目は何とか避けたかったの本音で、子供達にも「中里」戦はとても大事な1戦になることを話して闘いました。試合は、4チーム4ブロックの16チームの参加数で、試合時間は7分-1分-7分の試合。
 交替のタイミングが時間も少ないことから管理が難しいスケジュールでした。試合は、前半左から切れ込み折り返して先制しましたが、自陣からのドリブルをカットされ失点し同点。その後フリーキックもありましたが、なかなかボールに慣れていない気がしました。最後は引き分けで終了し、想定内でしたが残念な結果でした。

 2試合目は、ヴェルディ岩手。リーグ戦を優位に立つためには勝つより失点をいかに抑えるかが鍵で、子供達と交替をどうするか話し合いました。全員出場するか、どうするか。前の試合で、中里が4失点したことを子供達に話すと、得失点差の話が飛び交い、最下位にはなりたくないとの意見が大勢で、結局任せられました。子供達のやる気が前面に出た試合で、先制するも前半に追いつかれ後半失点し1:2で敗退。益々得失点差争いが厳しくなりました。

 3試合目。得失点差で、4失点までは大丈夫でしたが、後半途中まで2:2でしたが立て続けに3失点。後1点しか余裕がないと思っていても、交替も大変で最後は子供達を信じるしかありません。結果は2:5で敗戦。結局1分け2敗得失点差で3位通過で、最下位争いは今回は免れました。

 予選グループ3位トーナメント1回戦。セーラーカップで闘った萩荘戦でした。何とか一矢を報いたかったですが、技術の差がはっきりしてました。0:2で敗退。

 第11位決定戦は、「TIP-TOP」の子供達が年下の子供も多く、体力勝ちして3:0。何とか、先日の金ヶ崎青少年の家所長杯と同じ結果で終わることができました。正直試合後は安心した試合でした。

 準決勝ヴェルディ岩手対一関SSSは、一関SSSの先制追加と2:0で優位になっており決まったかと思いましたが、後半ヴェrディが追いつきPK戦でヴェルディが3位となりました。一関SSSは、小さな子供の大活躍でしたね。地力があること感じました。

 決勝は山目ウィングスと相去SS。どちらも小気味いい子供達で一進一退が続き、こちらもPK戦突入で最後は地元山目ウィングスが優勝しました。なんか、以前より年々レベルが上がり、参加するのも大変な状況になる気がしてますが、大事なことは被災した子供達と一緒に被災したことを思い励ますことです。その立場になって、しっかり支援することが重要だと思っています。

 参加賞のボールを掲げ、一生懸命練習することを誓い閉会となりましたが、ボールに刻まれた「ライオンズ」のマークが消えるまで練習して欲しいとエスポラーダの小野寺監督が話してましたが、そのとおりに練習し成果をあげて、またここでお会いしたいと思いました。

 「ありがとう」いきものがかり

素直に仲間・指導者・大会関係者・親・父兄の方々に「ありがとう」って言いましょう。

 頑張って行きましょう