昨年秋、ノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローさんの本。やっと手に入れました!
年末になって新聞で彼女の本の広告を目にし、ああ!やっと読めるのね。と、先日出かけたついでに本屋さんへ。
どれも面白そう。それに表紙も素敵。迷いに迷った末、結局買いませんでした。
だって、高かったから・・・。ケチだね~って?はい、ほんとに^^;
本屋さんで値段を見てハタと冷静になって。「そうだ、Amazonがあるじゃないか!」と。
検索してみると、やっぱり!中古で出ていました。送料などもあわせて新品より2割弱安く買うことができました。
しかも自宅まで配達してもらえるし。中古といっても帯が少し痛んでいるだけであとは全く新品同様。
2冊購入して、現在『ディア・ライフ』を読んでいます。14の短編が綴られています。
Dear life・・・愛すべき日常。愛しい日々。。直訳するとこんな感じでしょうか。
毎日同じことの繰り返しのような日常を綴りつつも、ほんの一瞬におこる心のつまずき。心変わり。
ささいな日常の風景、会話をていねいにスケッチするように言葉にしていくのがさすがです。
O.ヘンリーの短編のように大どんでん返しがあったり、教訓めいたしめくくりがあるわけでもないのだけど、読み終わったとき心がきゅっとします。
「きゅん」ではないなぁ。私にとってはですけどね。
う~~ん。はまってしまいそうです。
アリス・マンローさん、素敵です。