陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

一難去ってまた一難

2014-01-10 08:09:02 | 日記

一昨日病院に行って新たな問題が発覚しました。

頭痛・めまいが日常茶飯事となって久しく、心療内科で薬も出してもらっていますが、あまり改善の兆しが見えなくて、先生から「薬の量を増やしますか?」と言われるようになりました。

私としては、もう1年以上薬を服用していてよくならないし(鬱の場合、もっともっとかかることが多いようです。だから仕方が無いのですけど)これ以上薬を増やすのは怖いので、今のところ増やさないでいます。

家の人は頭痛が起こるのは本当に精神的なものからきているのか、脳神経外科で診てもらったほうが良いんじゃないかと言い、それを心療内科の先生に伝えました。先生も「その通りだと思います。本当に脳に問題がなければそこで初めて心療内科の出番ですからね。検査はぜひお勧めします」とのことでした。

脳神経外科なんて大げさな感じで私が行くようなところではないと思っていましたが、念のため行って見ることにしました。

まず問診表は頭痛、めまいとそれぞれあって、どんな感じのものなのかあてはまるものにまるをつけたり、いつから始まったのか、症状はどのくらい続くのかといったことを記入しました。そのあと、名前を呼ばれて看護師さんに問診表をもとに詳しく質問されたり、左右両腕の血圧を測りました。私はだいたい上が80台、下が60台で「低めですね」といわれます。その日は下が50台だったので自分でも内心びっくり。

そしてまた待合に戻って名前を呼ばれて先生に診察してもらいました。問診とめまいの様子を診るためベッドに横になって眼の動きをみてもらった結果、先生は「めまいは耳鼻科で診てもらったほうがいいね。頭痛は・・いちおう写真撮っておくかい?」と言いました。そのニュアンスが多分大丈夫だと思うけどね。っていう感じがしたので、私は返事に困ってしまいました。結局写真を撮る=MRI検査をすることになりました。

MRI検査は半年前に子宮筋腫の様子を見るためにやったことがあるので、平常心で受けられました。

検査の結果はその日のうちにわかって、しばらく待たされた後呼ばれて診察室で先生と画像を見ながらお話を聞きました。脳の断面などは特に問題がなかったのですが、血管の画像を見たら、脳から視神経につながる血管に瘤ができていることがわかりました。右で3㎜ちょっと、左が7㎜ちょっと。これが何かの拍子に血圧が急に上がると破裂する=くも膜下出血になるとのこと。

こういう説明を聞かされた瞬間、その本人はどう思うのでしょうね。私の場合は、興味津々でいろいろ質問してしまいました。

問答の末、先生の言ったことをニュアンスも含めて私なりに解釈すると。

・複数の瘤が見つかった場合は、大きさにかかわらず危険度も増すので、くも膜下出血を起こして手術をするよりは今のうちに取り除いておいたほうがよい。

・手術するとしたら、一度に両方は無理なのでまずは大きいほうの左側から。

・手術しないでまずは経過を見るということもあり。その場合は定期的に検査をしたほうが良い。半年に1度とか。念をいれるなら3ヶ月ごととか。

・まずは今の段階で見つかってよかったですね。

といったところです。

先生にはとりあえず、家の者と相談してみますということで話は終わりました。

ネットでいろいろ調べてみましたが、くも膜下出血は命にかかわる病気ですが、予防可能であることもわかりました。

なってしまって幸いにも一命をとりとめたとしても、後遺症に悩まされる方もかなりの割合でいらっしゃいますね。

脳ドックって言葉はきくけど、実際に受ける割合ってどのくらいなんでしょう。

私は低血圧でたばこも吸わないです。だから健康、何も問題なし!というわけではありませんでした。

もし気になる症状があったら、できるだけ早めに時間をつくって病院へ行ってみてくださいね。

なんか、病院から家に帰ってしばらくぼーっとして昨日の夜まで落ち込んでしまっていたのですが、こうやって文章にしていくうちに少し前向きに考えられるようになりました。

子宮筋腫摘出手術のその後の経過は順調で、もう少し自宅療養させてもらって少しずつ仕事に戻っていこうと思います。

心療内科の薬も増やさないほうがよさそうです。

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