先月オーストリア、スロバキアを旅行して、紅茶を飲んでとても美味しかったんです。
ホテルの部屋や朝食バイキングに置いてある、どこでも手に入りそうなティーバッグのものです。
以来、飲み物の選択肢に紅茶も加わりました。今まではコーヒー一辺倒だったんですけどね。
仕事でも喫茶のオーダーで紅茶を淹れることがありますが、香りがよくて、準備するだけでも楽しいです。
香りを楽しむなら、やっぱりアールグレイですね。ミルクティーでいただくなら、アッサム。ダージリンはストレートかレモンティーでしょうか。
私が最近好きなのは、アールグレイです。
そして、ティーバッグで淹れるとしても、ティーポットを使ったほうが香り良く美味しいお茶になると思います。
コンパクトにマグカップに入れて色が出たら引き出す、というやり方ではやっぱり茶葉の本領が発揮できないようです。
それから、これはどうしようもないことですが、その土地の水も影響するように思います。
あちら(オーストリアなど)の水は紅茶の味がよく出る。甘さ(砂糖のような甘さではなく)や渋さがうまく調和する感じです。
日本の水は紅茶には淡泊な気がします。「淡泊」ってちょっと比喩的表現というか、私の主観がかなり入った表現ではありますが。
例えて言うなら、紅茶を水彩絵具とすると、あちらの水は画用紙で、日本の水はツルツルしたカレンダーのような紙、といった感じです。
意外と、コーヒーのほうがまろやかに味を引き出す水質なのかも。いえ、これも私の主観です。
それでも、以前より紅茶を飲むことが少し増えました。