中学校のころ、英語のノート提出がありました。
「10回書き」です。
これは、教科書の本文を文字通り10回書く、というもの。
わたしは小さなころから紙に文字や絵を描くのが好きでしたので、それほど苦ではありませんでしたが、かなり苦痛な人もいたと思います。
それに、先生もよく毎回ノート点検されたものだと思います。
語学の勉強をしていると、いつもこの10回書きを思い出します。とにかく書きながら声に出して覚えるんだと。
ただ、今になって思うのは、10回は大げさだな、と(苦笑)。ちょっと惰性になってしまいます。
私にとっては、4回でちょうどいいです。
先日、テレビで自宅で塾の先生をやっている男性が勉強の仕方を披露していました。
その方曰く、漢字や単語を覚えるとき、実際に書くのは無駄。とのこと。
指で書くふりをするだけで十分効果があるそうです。
そうなのか~と思います。でも、わたしはやっぱり字を書いて目で見たほうがいいです。
漢字なら1本足りないとか、点を打つか打たないかの違いがしっかり頭に入るし、単語なら、発音するかしないかの微妙な文字も意識できるからです。
そして、これだけやったという達成感も味わえます。
そのために使っているノートは、無印良品の雑誌ノート。B5サイズ128枚で140円でした。
使われているわら半紙が懐かしい。
私が学生のころは、学校で配られる印刷物は全てわら半紙でした。定期テストもわら半紙。消しゴムで消すとき、破いてしまう人もいましたっけ。
現在は再生紙でももっと質の良いものが出回っていますから、あまり使われなくなってきているようですね。