陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

勉強・仕事部屋は適切な温度で

2017-08-28 07:02:01 | 勉強
市内の公共施設「かでる2.7」では学習スペースがあり、時間を有効利用するには大変便利な場所です。
老若男女それぞれがそれぞれのスタイルで勉強したり、読書したりしています。
私も、何か用事があって外出するときはロシア語のテキストなどを持っていき、時間まで勉強することがよくあります。

日曜日の午後から出勤することになり、その日はいつも通り朝家を出て向かった先はかでる2.7。
朝9時からお昼まで勉強しようと思ったのです。
この日は晴天。最高気温が28℃と、暑い日でした。
私はミネラルウオーターのペットボトルを持ち込んで勉強を始めましたが、室内は窓が開けられず空気が動かない、空調が弱くて暑い。
こんな状態では頭がボーッとして勉強どころではありません。頭痛がしそうな予感もあり、気分が悪くなると午後からの仕事にも差支えると思い、係員に声をかけてみました。

「すみません、もうちょっと温度下げていただけませんか?」
「空調入っていますけど。聞こえません?音がするでしょう」
「そうですね。でも、暑いのでもう少し下げていただけると・・・」
「う~~ん、空調入ったばかりなのかなー、入ってるんですけどね」
と言いながら、部屋の中を歩き回って確認し始めました。
私は、無理かもねと思いながら、席に戻りました。
すると、本棚の向こうから「ほら、ここは入っているでしょう?」と係員の声。
席を立って声のする方に行ってみると、なるほど弱~い風がきているのがわかります。
「そうですね。でも・・ここでべんきょうするわけではないですから」と私。ちょっとイヤミですけど、ほんとのことですもん。
係員の方は「それはわかりますよ」とおっしゃって、まあそこまでかなと思っていたんですが、そのあと内線で連絡してくれたようです。
少ししてからモータの回る音がし出して、少し涼しくなりました。
係員の方が「さっき連絡して、下げてもらいましたから」と伝えてくれました。「ありがとうございます」。

そんなやりとりがあって、頭もすっきり冴えてきて能率もアップしました。
ロシア語テキストの和訳をしていたのですが、南アフリカから来た・・とするところを、南米から来た・・とやっていたのですから、頭が働かない時はほんとに効率が悪いです。
冷房は28℃設定などといいますが、28℃では仕事をするにはちょっと高めですよね。夏の午後に銀行に行くとモワッとしているところもあり、同情しちゃいます。
夏は暑いものですけど、我慢はよくないと思うのです。

暑いとか、寒いとか、我慢したら体調に悪いことはダメもとで声を出してみましょう。そうしたら今よりは少しはましな状態になるかもしれない。事情があってだめかもしれないけれど、何も言わないで我慢するよりずっといい。
普段からそういうことが自然にできるようになることが大事だと思います。
職場や人間関係で、今だけ・ここだけ・私だけが我慢すれば・・とやり過ごしていたら、それがだんだんどうしようもない負担になっていくことがあると思うのです。イヤだな・おかしいなと思ったら言葉にして誰かに言うってことは反射神経を鍛えることになるのではないでしょうか。

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