いまさらなのですが(というのが私の場合多い)、藤子不二雄Aさんの『笑ゥせぇるすまん』にはまっています。
先週の日曜の夜、たまたま見つけてどんなものかと見てみたところ「けっこう面白いね…」とおもってしまったのです。
けっこうハチャメチャなブラックユーモアですが、そのテーマに自分が絶対無縁か?と問いかけらるとノーとは言い切れないような気がするし、あるいは「そんな馬鹿な」と思うことでもそういう感覚に陥る人がいるかもしれない、と思うと、この短編アニメの中で見届けておこうという気になるのです。
夫は「ちょっと怖い」とか「喪黒福造って全然いい人じゃない」と言います。
たぶん、このお話は「いい人」「ハッピーエンド」を描くものではないのでしょう。人間の欲望とか愚かさをユーモアを交えながらも、救いようもなく暴露して、どう受け止めるかは見る人にゆだねているのでしょうね。
「いい」「悪い」、「感動した!」「泣けた!!」・・
そういうことではなくて、見終わった後に何かこう割り切れないモヤモヤした感じが残る、そのモヤモヤした自分の中の霧の中から「で、ほんとのところ自分はどう思うの?」と自分の答えを探すのもひとつの思考トレーニングと思います。
これは10代のうちに経験しておくといいかもしれません。大人になってからでもいいけれど、感性が柔らかい若いうちにたくさんモヤモヤして思考の中で試行錯誤しておくといいと思います。
タイムマシンがあったら、10代の私にそう伝えたい(笑)。
映画や本を選ぶとき、泣けちゃうのを選んでやすやすと感動しちゃうのではなく(まぁ、そうしたい気分の時もあるけれど)、あえて何系かわからないものを選んでみるのもおもしろい。
『笑ゥせぇるすまん』に始まって、あえてわからないものや、今までは手に取らなかったものを選ぼう、と思い始めています。
先週の日曜の夜、たまたま見つけてどんなものかと見てみたところ「けっこう面白いね…」とおもってしまったのです。
けっこうハチャメチャなブラックユーモアですが、そのテーマに自分が絶対無縁か?と問いかけらるとノーとは言い切れないような気がするし、あるいは「そんな馬鹿な」と思うことでもそういう感覚に陥る人がいるかもしれない、と思うと、この短編アニメの中で見届けておこうという気になるのです。
夫は「ちょっと怖い」とか「喪黒福造って全然いい人じゃない」と言います。
たぶん、このお話は「いい人」「ハッピーエンド」を描くものではないのでしょう。人間の欲望とか愚かさをユーモアを交えながらも、救いようもなく暴露して、どう受け止めるかは見る人にゆだねているのでしょうね。
「いい」「悪い」、「感動した!」「泣けた!!」・・
そういうことではなくて、見終わった後に何かこう割り切れないモヤモヤした感じが残る、そのモヤモヤした自分の中の霧の中から「で、ほんとのところ自分はどう思うの?」と自分の答えを探すのもひとつの思考トレーニングと思います。
これは10代のうちに経験しておくといいかもしれません。大人になってからでもいいけれど、感性が柔らかい若いうちにたくさんモヤモヤして思考の中で試行錯誤しておくといいと思います。
タイムマシンがあったら、10代の私にそう伝えたい(笑)。
映画や本を選ぶとき、泣けちゃうのを選んでやすやすと感動しちゃうのではなく(まぁ、そうしたい気分の時もあるけれど)、あえて何系かわからないものを選んでみるのもおもしろい。
『笑ゥせぇるすまん』に始まって、あえてわからないものや、今までは手に取らなかったものを選ぼう、と思い始めています。