陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

食は大事。だから材料も良いものを

2018-03-02 05:59:14 | 食べること
ニンニクの皮をむきながら考えた。
「食材の生まれと育ちは大事だな」と。特に野菜は。

工業製品の中国製はもはや当たり前。でも、中国からの食材はいまだに納得できるものはないなぁ。
先日、見た感じ悪くない原産国中国のニンニクを買いました。4,5日経っちゃったから芽が出てきたのは仕方ないとしても、全体の実(身?)の張りというんですかね、食べられる層が薄くて。
なんだか捨てるところのほうが多いみたい。
やっぱりニンニクは青森産がいちばんですね!実が大きくて芽になる部分が少ない。料理も楽しくなります。
料理はやっぱりてまひまかかるもの。そして、料理は体の中に入って体を作っていくものです。
食べて体の中に入る=カロリー摂取、ではないのよー!!
カロリーのことだけではなく、食材そのものの栄養を考えないとね。

大豆はイソフラボンが豊富で特に女性は多く摂取したほうがよい食材ですが、これも外国産のものより国産のもの、特に北海道産が良いです。100g当たりのイソフラボン含有量が2.5倍も多いのです。


スーパーでお豆腐や納豆を買うとき、値段につられて安いものを選んでしまいがちですが、安いものはだいたい「アメリカ、カナダ産の遺伝子組み換えでない大豆」を」使用しているはずです。遺伝子組み換えでないからいいか~と深く考えずに買っていたこともありましたが、やっぱりデータに基づく現実を知ると、多少高くても北海道産の大豆を使ったものを買おうと思うようになりました。たかだか数十円の差です。

数十円の差で安いものを選んでいては、流通の便利な今の世の中、おいしくて栄養価の高いものはどんどん高く売れるところに出て行ってしまいます。北海道物産展は本州のデパートではどこでも大人気ですし、アジアでも高く売れています。「地産地消」とか「フードマイレージを考えよう」などと言っても、結局人は経済によって動かされる生き物なのですよ…。

この季節は特に北海道産の野菜は品薄です。カボチャもメキシコ産ばっかりだし。メキシコ産もわりとおいしいけどね。

※イソフラボン含有量の比較のグラフは2月18日に行われた北海道フードマイスター資格更新セミナーでいただいた資料で、北海道立総合研究機構 道南農業試験場 場長、農学博士でいらっしゃる加藤淳氏によるものです。

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