映画レビューがたまりにたまっており、またこんな形で書くことになりました
とても簡単ではありますが、ざっと感想を書きましたのでサラッと読んでくださると嬉しいです。
ホテル・ムンバイ
何の躊躇もなく、見つかったら即撃たれるという恐怖。
無差別テロのリアリティ溢れる映像に緊張の連続で最後まで気が抜けません。
自分が同じ状況に置かれたら、どう行動するのだろう…なんて考えてしまいましたけど
同じ場所にとどまって怖くて一歩も動けない気がしました…(-_-;)
ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち
無謀なプロジェクトに挑んだ男たちの実話。
数々のトラブルに見まわれながらも乗り越えていく描写は見ごたえがあります。
けっして派手さはないけど、人間ドラマを絡めたストーリーにもグッときます。
役にはまってるジェシー・アイゼンバーグがとてもいいです!
ジョーカー
映像的にも気分的にも暗くて重い作品。
けれど、目が離せなくて圧倒される作品でした。
私たちが期待していた通りの出来でよかったです。
ホアキンの怪演は今年のアカデミー賞でノミネートされると思うのですが、どうでしょうか。
風をつかまえた少年
私たちにとっては学校に行って教育を受けられることが当たり前、毎日ごはんを食べるのも当たり前。
でも、そういうことが当然ではないこの方たちの生活を見て、いろいろと考えさせられました。
困難な状況に置かれながらも、少年が自ら学び、行動を起こし、家族や村人たちに希望を与えていく姿には胸が熱くなりました。
蜜蜂と遠雷
ピアノ演奏シーンが素晴らしくて見入ってしまいました。
特に終盤、松岡茉優さんの気迫に満ちた演奏と表情がそれまでとは違ってすごかったです。
コンクールを通しての4人のドラマがあり、それぞれが音楽に対する情熱を持っているのがすごく伝わってきたし、ライバルでありながら表現者である仲間として4人が描かれていたのも良かったです。
いい映画(邦画)観たなぁ~と満足!
イエスタデイ
ビートルズが存在しない世界!という突飛な発想がおもしろいです。
リチャード・カーチスの脚本というだけでそそられますが、コミカルな中にも必ず人のあたたかさを感じられるところが彼の話の魅力ですね。
音楽、そして幼馴染みとのロマンスが絶妙なバランスで描かれていました。
個人的には『HELP!』を歌うシーンがとてもツボでした。(主人公の必死な思いがこもっていましたしね(笑))
時計じかけのオレンジ
午前十時の映画祭で観てきました。
未見だったし、せっかく劇場で観られる機会が巡ってきたので
オープニングからスクリーンの色が強烈で、映像が映るとこれまた『なんじゃこりゃ~!これ…テ、テーブル?』(←美術がすごいセンス。)とビックリさせられるし、しょっぱなからいろいろと度肝を抜かれました。
簡単なあらすじしか知らなかったけれど、実際に映像の描写を見るとどぎつさとか狂気が伝わってきます…どこをとってもキューブリックって感じがしますね。
『Singin' in the Rain』を歌いながらの暴力シーンはすごく印象的で、大好きな『雨に唄えば』の映画を観ててもこのシーンを思い出しそうです…
思っていた通りの強烈な作品でしたが、やっぱりこれは劇場で観て正解でした
次回は『フッド:ザ・ビギニング』から、またレビューします。(←忘れないよう、自分用メモ)
少々お待ち下さいね。