実写映画化が決まった時は、
「またアイドル使って安易に映画化しやがって~」なんて思っていたのですが、監督が
吉田恵輔 さんと知って、「あ、これはちゃんとした映画かもしれない」と思い直して観に行く次第となりました
原作は大好きで、今でも継続して読んでいるのですが、こういうマンガが映画化になる場合気になるのはやはりキャラクターが
似ているかどうかでしょうね。
主演の八軒は、髪型とメガネさえ似てればたいてい誰でも似るようなもんだと思うのですが、その他のキャストもなかなか似ていました。
御影アキ役の子は、かわいければOK
(ちょっと思ったよりぽっちゃりしてたかも…
)
タマコも太っていればOK
おい
富士先生も髪型とサングラスで細身なので、吹石さんはぴったりでした。
その中で一番似てたのは、駒場役の
市川知宏さん。
出てきた瞬間、
(あ、駒場だ)と思ったくらいそっくりでした。
あと、マンガ原作で難しいのは、どのエピソードを持ってくるか。
もう完結しているマンガならともかく、これはまだ続いているのでどこをクライマックスに持ってくるかが難しいところだと思うのです。
駒場家の離農を先に持ってきて、エゾノー祭のばんえい競馬に合わせたのはいいアイデアでした。
原作にはもっともっと面白いエピソードがあるのですが、映画の規模ではまず無理だとわかっているので、この上映時間ではうまく脚本をまとめたなという印象を受けました。
面白いキャラでは、八軒のにーちゃんとか、御影のひいおばあちゃんとかもいましたが、連続ドラマかなにかでないと、出るのは無理でしょうね
それからカンケーないけど、チケットを買った時に市内の乗馬クラブの割引き体験パンフレットが付いてきました
以前も『戦火の馬』の時にパンフレットが付いてきたことを思うと、馬の出る(乗馬シーンがある)映画には、かかさずパンフレットを配っていると見ました。
商魂おそるべし