映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

3月

2013年02月28日 | 日記
とうとう2月も終わりになりました。
明日から3月です。

今日は、全国的にぽかぽか陽気になり、春の訪れを感じることができました。

というわけで、テンプレートを替えてみました

期間限定のひなまつりです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルゴ

2013年02月27日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。
52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出。
カナダ大使の自宅に身を潜める。
CIAで人質救出を専門とするトニー・メンデスは、6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。
「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人をその撮影スタッフに偽装して出国させようとする。




祝アカデミー賞作品賞受賞

去年からず~っと観たかったのに、今まで観ることができませんでした。
だけど待たされた分感慨もひとしおです

ベン・アフレックは、近年監督として評価が高いけど、演技は大根だと言われてきました。

決してそんなことはないと思うのだけど、そう言われる原因はやっぱり
『パ○○○○バ○』『ア○○○ド○』という大ヒットトンデモ作品に出た功罪が大きいんでしょうね。

監督としての評価は確立されたわけだけど、俳優としてももっと評価されてほしい人です。
体型も維持してるわけだし。今回もサービスショットを見せていただきました(笑)
(昔からの友人のマット・デイモンはだんだん身体にしまりがなくなってきたし…)



恥ずかしながら、アメリカでこんな大きな事件があったことは知りませんでした。
まあ、当時は子供だったししょうがないよね?

こういった抗議デモは、近年の日本でも他人事ではなくなっています。

デモは毎日のことだったけど、たった一人が柵を超えるという、一線が破られることが引き金になって暴動に発展するということの恐ろしさが伝わってきました。




実話がモデルの話とはいえ、終盤近くからのハラハラの展開まではさすがに映画上の演出だろうと思います。

だけど登場する人々の容姿や、当時の写真から見られる風景の構図などはそっくりに描かれていました。

キャストなどの前情報をほとんど入れなかったため、意外な人がキャスティングされているのにも驚きました。

人質の中の一人を演じていたのが、クレア・デュバルだったと知ってびっくり。
カナダ大使のビクター・ガーバーはすぐわかりましたが、ブライアン・クランストンが『ドライヴ』のシャノン役の人だったとは、なかなか思い出せませんでした。
(あの時よりも小奇麗だったため

それから、アラン・アーキンとジョン・グッドマンの存在感はさすがでした。




原題:Argo
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:120分


監督ベン・アフレック
製作グラント・ヘスロフベン・アフレックジョージ・クルーニー
製作総指揮デビッド・クローワンズニーナ・ウォラルスキークリス・ブリガムチェイ・カーターグレアム・キングティム・ヘディントン
原作アントニオ・J・メンデスジョシュア・ベアーマン
脚本クリス・テリオ
撮影ロドリゴ・プリエト
美術シャロン・シーモア
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
衣装ジャクリーン・ウェスト
音楽アレクサンドル・デプラ


<キャスト>

ベン・アフレック
アラン・アーキン
ブライアン・クランストン
ジョン・グッドマン
ケリー・ビシェ
カイル・チャンドラー
ロリー・コクレーン
クリストファー・デナム
テイト・ドノバン
クレア・デュバル
ビクター・ガーバー
ジェリコ・イバネク
リチャード・カインド
スクート・マクネイリー
クリス・メッシーナ
マイケル・パークス
テイラー・シリング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上映決定

2013年02月26日 | 映画
アカデミー賞授賞式から一夜明けて、何気なくいつも行っている映画館のHPを見たら、

“4月上映予定 『世界にひとつのプレイブック』 主演女優賞受賞”

の表記が追加されていました。

やったこの地域でも上映されるんだ~

ジェニファー・ローレンスさまさまです(笑)

いや、もし受賞しなくてもどこかで上映されたかもしれんけど。
それがいつになるかわからないだけの話~

この映画は、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞など主要な部門ほとんどにノミネートされたので、期待なのです。

これからもいい作品が目白押しなので、映画館に出掛けるのが楽しみです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第85回アカデミー賞授賞式結果

2013年02月25日 | 映画
今年も見てきました
この日は二人でネットカフェ

ペアシートで、WOWOWのアカデミー賞授賞式を観るのです。

司会は『テッド』の監督セス・マクファーレン

残念なのは英語がまったく聞き取れないので、彼の面白い歌の意味がわからなかったこと

歌以外の会話では、日本語同時通訳の方は、ホントにいい仕事してたと思います。
だけど歌詞を同時通訳するわけにもいかないもんね~…

いきなり助演男優賞からの発表。

巷ではトミー・リー・ジョーンズが有力だと聞いて、そうだったのかと思ってたのですが、結果は

クリストフ・ヴァルツ

意外にも予想大当たりでした~


助演女優賞は、

アン・ハサウェイ

ビーちゃん大当たりでした~


外国語映画賞

『愛/アムール』

調子がいいじゃんと言いたいけど、これはまあ鉄板だったから。


さて、次もこれは固いだろう~と思ってた主演女優賞

なんと…

ジェニファー・ローレンス

えっまさか彼女が獲るとは…(まだ若いのに
ジェシカ・チャステインで決まりだと思ってたのでびっくりでした。
う~ん、すごい。

だけど、彼女が受賞したことで『世界にひとつのプレイブック』がこの地域で公開決定されるだろうと思うと、よかったと思うのでした。


主演男優賞のプレゼンターはメリル・ストリープでした。

彼女は紙を開いて言いました。「オスカー・ゴーズ・トゥ、ダニエル・デイ=ルイス」

なんのタメもなく、あまりにもさらりと発表してしまったので、
「えっ?ダニエル・デイ・ルイスって言った?」
と戸惑ってしまいました。

そこは、やっぱり勿体つけようよ…

というわけで、予想は大当たり~

彼は、史上初の3回目の主演男優賞受賞。
いや、私たちは必ず獲ると信じていたよ
後からなら何でもいえるわね


だけど、ここからは意外にも

監督賞 アン・リー

作品賞 『アルゴ』

と、予想をはずしてしまいました

いや、『アルゴ』が作品賞を獲ったのはとても嬉しい
脚色賞、編集賞も獲っており、それはとても嬉しいのだけど、それならなぜとやっぱり思う。

ベン・アフレックが監督賞にノミネートされてないのはおかしいだろ!!

彼は、製作者なのでオスカーを手にすることができたけれど、そこだけは納得できない。
作品賞に選ばれる作品を作った監督がノミネートもされないってどういうことよ?

と、二人でブツブツ言ってたのでした。


今年は、どの作品もまんべんなく受賞したという印象で、それはそれでよかったと思います。

それから、フツーなら去年とっくに上映終了してるはずの『アルゴ』が、この地域で公開中だというのは、その映画館(しかも1館)にとって、よかったことだと思うのです。

DVD出てるみたいだけど、観られるならぜひ映画館で観るべし!
私たちも2回観に行きました
(レビューはまだ書いてないけどね

セス・マクファーレンのパフォーマンスは、後に放送されるNHKの総集編で楽しむこととします。

とりあえずは、受賞したみなさんおめでとう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデン・ラズベリー賞発表

2013年02月24日 | 映画
毎年アカデミー賞の前日に発表される、その年の最低映画に贈られるゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)が日本時間の2/24に発表されました
こら

今年は、全部門にノミネートされていたという『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』が7部門で受賞しました
こらこら

このシリーズは今までもノミネートされながら、一度も受賞したことないだけに、感慨もひとしおというものですね
こらこらこら

本家アカデミー賞発表のドキドキ感に比べての、このゆる~い感じの発表、なんともいえませんな。


というわけで、本家授賞式はいよいよ明日です。
今からドキドキですね~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第85回アカデミー賞予想

2013年02月23日 | 映画
今年も来ました。
日本時間2/25に第85回アカデミー賞授賞式が開催されます

そこで、毎年恒例シスタマゴの個人的オスカー予想をしてみます

作品賞ノミネートは、

『Amour/愛、アムール』
『Argo/アルゴ』
『Beasts of the Southern Wild/ハッシュパピー バスタブ島の少女』
『Django Unchained/ジャンゴ 繋がれざる者』
『Les Miserables/レ・ミゼラブル』
『Life of Pi/ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『Lincoln/リンカーン』
『Silver Linings Playbook/世界にひとつのプレイブック』
『Zero Dark Thirty/ゼロ・ダーク・サーティ』


この中ですでに観た映画は『アルゴ』『ライフ・オブ・パイ』『ゼロ・ダーク・サーティ』のみ

予告編のみ見たことあるのは『ジャンゴ 繋がれざる者』『レ・ミゼラブル』(←観に行きませんでした)『リンカーン』

評価の高い『世界にひとつのプレイブック』は公開中のところもあるというのに、このへんでは公開予定すらまだ立っていません…(まさか来ないわけではないだろうな…
『愛、アムール』も同様。
『ハッシュパピー バスタブ島の少女』にいたっては、どんな映画なのかも謎…

こんな状態で、ズバリ予想

『リンカーン』

他に強力なのは『ライフ・オブ・パイ』と『ゼロ・ダーク・サーティ』あたりだろうと思うのだけど、もうこれは作品の雰囲気で選ばせてもらいました

次行きましょう、次。


監督賞ノミネート作は

ミヒャエル・ハネケ監督『Amour/愛、アムール』
アン・リー監督『Life of Pi/ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
スティーヴン・スピルバーグ監督『Lincoln/リンカーン』
デヴィッド・O・ラッセル監督『Silver Linings Playbook/世界にひとつのプレイブック』
ベン・ザイトリン監督『Beasts of the Southern Wild/ハッシュパピー バスタブ島の少女』


これも、もうズバリ予想!

『リンカーン』のスピルバーグ監督

もう勝手に『リンカーン』が強力だと決めつけています。
ま、次行きましょう。


主演男優賞ノミネート

ブラッドリー・クーパー『Silver Linings Playbook/世界にひとつのプレイブック』
『Lincoln/リンカーン』
ヒュー・ジャックマン『Les Miserables/レ・ミゼラブル』
ホアキン・フェニックス『The Master/ザ・マスター』
デンゼル・ワシントン『Flight/フライト』


新顔ブラッドリー・クーパーや、復活ホアキン・フェニックス、中堅ヒュー・ジャックマンの名前も嬉しいけれど、ここはやっぱりデンゼル・ワシントンダニエル・デイ=ルイスの一騎打ちになるか。
ふたりとも、主演男優賞は受賞済み。ダニエル・デイ=ルイスは2回も獲っています。

だけどここはまたしても、

『リンカーン』のダニエル・デイ=ルイスとしたいですね。


では、主演女優賞ノミネート

ジェシカ・チャステイン『Zero Dark Thirty/ゼロ・ダーク・サーティ』
ジェニファー・ローレンス『Silver Linings Playbook/世界にひとつのプレイブック』
エマニュエル・リヴァ『Amour/愛、アムール』
クヮヴェンジャネ・ウォレス『Beasts of the Southern Wild/ハッシュパピー バスタブ島の少女』
ナオミ・ワッツ『The Impossible/インポッシブル』


ナオミ・ワッツが来るか?エマニュエル・リヴァが来るか?とも思ったけれど、『ゼロ・ダーク・サーティ』を見終えて思いました。

ジェシカ・チャステインでいいだろう!!
なんか強気すぎない?

いやいや、彼女は素晴らしいです。とても『ヘルプ』の時と同一人物とは思えない(笑)


助演男優賞ノミネートは

アラン・アーキン『Argo/アルゴ』
ロバート・デ・ニーロ『Silver Linings Playbook/世界にひとつのプレイブック』
フィリップ・シーモア・ホフマン『The Master/ザ・マスター』
トミー・リー・ジョーンズ『Lincoln/リンカーン』
クリストフ・ヴァルツ『Django Unchained/ジャンゴ 繋がれざる者』

これ、難題です。だって全員が過去のオスカー受賞者なんだもん。
『アルゴ』観た時はアラン・アーキンで決まりか!?と思ったところなんだけど、何度も何度も『ジャンゴ 繋がれざる者』の予告編を見てたら、

クリストフ・ヴァルツが獲るような気がしてきました。
予告編だけであれだけ面白いんだから、きっと本編はもっと面白いんだろうな~


助演女優賞ノミネート

エイミー・アダムス『The Master/ザ・マスター』
サリー・フィールド『Lincoln/リンカーン』
アン・ハサウェイ『Les Miserables/レ・ミゼラブル』
ヘレン・ハント『The Sessions』
ジャッキー・ウィーヴァー『Silver Linings Playbook/世界にひとつのプレイブック』

実は、これが一番わからない
シスタマゴでは、2人で意見がわかれました。
そういうことで、それぞれに予想。

ビーちゃんはアン・ハサウェイ
むーちゃんはエイミー・アダムス

ということです。


脚本賞、脚色賞はもうお手上げ。全部観た上で予想出来たらホントにいいのに…といつも思っています。


それから、今年は

外国語映画賞も予想

『Amour/愛、アムール』(オーストリア)
『Kon-Tiki』(ノルウェー)
『No』(チリ)
『A Royal Affair/ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(デンマーク)
『War Witch/魔女と呼ばれた少女』(カナダ)


作品賞にノミネートされている

『愛、アムール』でほぼ決まりだと思っています。

というわけで、今回は対抗馬、大穴なしに本命のみでズバリ予想させていただきました。

なんせ個人的な予想ですので大ハズレする可能性もありです

当日の授賞式を楽しみにするといたしましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎日雪

2013年02月22日 | 日記
毎日毎日雪が降ってうんざりしています

夜中に降り積もった雪が、昼頃にやっと融けてきたと思ったら、また朝になると積もっていたり…

もういや!!

と思ってたのに、ニュースを見て知りました。

青森では5m以上の雪が積もっていたということを…
家も1階部分がまるまる埋まっているほどで、雪かきしても雪を捨てるところなんてないくらい

毎年平均でも3mだとか。そんな豪雪地帯に比べたら、ここらへんの雪なんて、ホントたいしたことないんですよね。とちょっと反省

といいながらも、やっぱり雪が降るたびに文句言うんだろうな~
まあ、毎年恒例だからね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムーンライズ・キングダム

2013年02月21日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

周囲の環境になじめない12歳の少年サムと少女スージーは、ある日、駆け落ちすることを決意。
島をひとりで守っているシャープ警部や、ボーイスカウトのウォード隊長、スージーの両親ら、周囲の大人たちは2人を追いかけ、小さな島に起こった波紋は瞬く間に島中に広がっていく。






「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」や「ダージリン急行」など気になる作品がいろいろあったのですが、考えたら、ウェス・アンダーソン監督の作品は今までに「ファンタスティック Mr.FOX」しか観たことがないな…ということに気付きました
どことなく、いつも独自の路線を走ってる監督というイメージがあり、今回の作品もそんな意味で期待していました。






この作品の感想を簡潔にいうならば「ゆるくて変な映画だったなぁ~。」というところなのですが、この映画の世界を作るファッションやセットや色遣い、個性的なキャラクター、カメラワークなどのセンスが光っていたのは、さすがアンダーソン監督と思いましたよ





ストーリーも、上手さがあるとか、とってもよくできた話というわけではないけれど、なぜか引き込まれていく魅力がありました。
アカデミー賞では脚本賞にノミネートされていますが、それも納得。
こんな世界を描くことは誰もマネできないって感じがしますもんね
まぁ、変な話だけど…(笑)





スージー役のカーラ・ヘイワード、60年代からそのまま出てきたような女の子になっていました。
メイクもファッション(下着も含めて)もヘアスタイルも、すごく似合っていてかわいかったです
そして名だたる役者さんたちがユニークなキャラクターを演じていたのが印象的でした。
エドワード・ノートンが久しぶりにいい味出してたし、他の作品では見られないブルース・ウィルスがここでは見られました…といっておきましょう
この他にも密かにハーベイ・カイテルも出ていました。
事前に全然知らなかったので、途中にふと見つけて得した気分になりましたよ






原題:Moonrise Kingdom
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:94分


監督 ウェス・アンダーソン
製作 ウェス・アンダーソン スコット・ルーディン スティーブン・レイルズ ジェレミー・ドーソン
製作総指揮 サム・ホフマン マーク・ロイバル
脚本 ウェス・アンダーソン ロマン・コッポラ
撮影 ロバート・イェーマン
美術 アダム・ストックハウゼン
編集 アンドリュー・ワイスブラム
衣装 カシア・ワリッカ・メイモン
音楽監修 ランドール・ポスター
音楽 アレクサンドル・デプラ


<キャスト>

ジャレッド・ギルマン
カーラ・ヘイワード
ブルース・ウィリス
エドワード・ノートン
ビル・マーレイ
フランシス・マクドーマンド
ティルダ・スウィントン
ジェイソン・シュワルツマン
ボブ・バラバン
ハーベイ・カイテル

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レッド・ライト

2013年02月20日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士と助手のトム・バックリーは、超常現象を科学的に調査し、インチキ霊能力者を看破するなどして、騙されていた人々を救ってきた。
そんなある日、1960年代から70年代にかけて超能力者として一世を風靡した後、30年以上にわたり表舞台から姿を消していたサイモン・シルバーが超能力ショーを再開し、話題を集める。
トムは早速シルバーを調査しようとショーの会場に赴くが、そこで驚くべき現象に出くわし、それ以来周囲でショッキングな出来事が次々と起こりはじめる。





予告編を観た時から気になっていました。
「お~、面白そうじゃん
てなわけで、『ゼロ・ダーク・サーティ』を後回しにして早速観に行ったわけですが…

始まってすぐの第一印象

画面暗くない!?

3Dメガネをかけた時のような、明度の暗さ。

まさか画面を暗くすることで、不穏な雰囲気を出そうなんて思ってるわけじゃないよね…?
と思ったけれど、観ていく内になんとなくそんな気がしてきました

オカルト映画で多用されるドン!!という音とともに観客を驚かせるシーン。

それが何度も何度も何度も何度も出てくる…

いや、この映画ってそのテの映画じゃないじゃん。
なんでそんなお化け屋敷チックな演出するわけ?

上の2点の演出が効果的どころか、作品の質を安っぽくさせていたのが残念です。



シガニー・ウィーバーとその息子にまつわる話もなんだかよくわからず、数々の疑問を投げかけたわりには消化不良という感じでした。

デ・ニーロのある[秘密]が明かされる時も、『プレステージ』で観たような既視感でそんなに驚かないし、ラストの衝撃的な展開も胸に来ませんでした。




何が悪かった聞かれれば、脚本と演出と答えざるを得ない

題材はいいし、目を引くシーンもあるのに、全体的に茫漠としているのです。

ロバート・デ・ニーロ、シガニー・ウィーバー、キリアン・マーフィーという素晴らしい俳優たちを配しておきながら、この無念さは何でしょう…

う~ん、やはり『[リミット]』の監督だったということを、もっと肝に銘じておかなければいけなかったのかもおい

でも…期待してたんですよ~ホント

この題材でもっと上手く撮られていたなら、今年のベストに入るぐらいの作品になったかもしれないのにと思うのです。



キリアン・マーフィの彼女役をやっていたエリザベス・オルセンが可憐でした。
エリザベス・オルセンは、NHK教育でやっていたTVドラマ『フルハウス』のミシェル役の双子のオルセン姉妹(メアリー=ケイトとアシュレー)の妹だということでした。
やはり姉妹ですね。顔が似ています。
彼女は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』という映画で数々の賞を受賞していて、これからが楽しみな女優さんです。



原題:Red Lights
製作年:2011年
製作国:アメリカ・スペイン合作
上映時間:113分


監督:ロドリゴ・コルテス
製作:ロドリゴ・コルテス エイドリアン・グエラ
製作総指揮:リサ・ウィルソン
脚本:ロドリゴ・コルテス
撮影:シャビ・ヒメネス
美術:エドワード・ボヌット
衣装:パトリシア・モネ
編集:ロドリゴ・コルテス
音楽:ビクトル・レイェス


<キャスト>

キリアン・マーフィ
シガニー・ウィーバー
ロバート・デ・ニー
エリザベス・オルセン
トビー・ジョーンズ
クレイグ・ロバーツ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビブリア古書堂の事件手帖

2013年02月19日 | テレビ
『ビブリア古書堂の事件手帖』を毎週観ています。

うっかり第一回目を見逃してしまい挫折の予感がしてたのですが、2回目から順調に観ることができ、今に至っています

殺人事件などではない、日常の謎が題材の作品は小説ならともかくも、テレビドラマでやるのは珍しいので楽しんでいます。

原作がしっかりしているし、毎回古書をめぐるエピソードも興味深く見ています。

次回は、足塚不二雄の『UTOPIA』が出てくるそうで、今から期待しています
(藤子不二雄Aさんの『まんが道』を読んでいたので、どんなふうに物語に関わってくるのかが楽しみです)

原作にはないという、鈴木浩介さんの喫茶店のマスター役が味があっていいですね。
まさにドラマならではというところでしょうか。

全部で何回あるのかは知らないけれど、最終回まで目が離せないですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1日ずれてる~

2013年02月18日 | 日記
むーちゃんは会社カレンダーにより先週は土曜日までがきっちり出勤で、日・月曜日がお休みとなりました

しかし、いつもの曜日の感覚と一日ずれてしまい、土曜日は金曜日の気分、日曜日は半日出なければならず土曜日の感じ、そして月曜日がちゃんとした休みなので日曜日という雰囲気になってしまいました。(ややこしい~

なので、その日その日で新聞の番組欄を見て、なんで今日これを放送しているのとなり、

“あっ、今日は曜日かー…”と、やっと気付いてそれで感覚を取り戻していたのでした

また明日からいつも通り出勤なのですが、今週は火曜日から始まるので仕事のことを考えると今週はたぶん4日勤務になるので1日得した気分です

これはちょっと嬉しいですよね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20年目のラーメン屋

2013年02月17日 | グルメ
いつも映画を観に行く時に通り過ぎるラーメン屋さんがありました

必ずといっていいほどよく通る店なのですが、一度も入ったことありませんでした。

なぜなら、
一、映画館への往路にあるため、道路の状況により映画を観る前に食べなければ入りにくい。
二、11:00AMに開店するため、午前やお昼頃に始まる映画の前に食べるのは無理。

というように、入るタイミングを逃しながら20年近く過ぎてしまいました…


そして、昨日レイトショー(9:30上映)を観に行く時に、「途中で何か食べていこうか~」ということになり、さてどこに行こうかと思った時に、

「○○ラーメンに行ってみようかと思い立ちました。

思い起こせば20年…初めてその店に入ることができました。

店内は、フツーの中華料理屋さんで、フツーにらーめんと餃子を頼んだのですが…

最近珍しいほどの昔ながらの懐かしい味のらーめん
シンプルなしょうゆ味なのだけど、これがとてもおいしかったです。

その上、餃子がうまい

テーブルの上のラー油の容器が油でギトギトだったのが、昔ながらの中華料理屋さんを彷彿とさせました。


今は、店ごとにいろいろならーめんがあり、それはそれで好きなのですが、こういうシンプルならーめんもいいものだと改めて思いました。


念願のラーメン屋さんに入ることができましたが、果たして次回入るタイミングはいつになるのでしょうか。

もしかして、また20年後?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作ってみました~

2013年02月16日 | グルメ
2月6日の日記に書いたビネガードリンクの素(お酢)にいよかん1コ分を入れて作ってみました





うちにあるジップロック(容器)が、使い勝手がよく大きさもピッタリで助かりました

これで1袋の半分使ったので、まだあと半分の酢が残っています。

このビネガードリンクは何度か豆乳で割って飲みましたが、豆乳と混ぜると少しとろみが出て味がヨーグルトに似た感じになり、なかなかおいしかったですよ

ちょっと酸っぱいけど、その爽やかさも良かったです。

次回作る時はバナナを入れてみようかな?

いよかんとは違った風味が出そうで、これまた楽しみです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肩がほかほか

2013年02月15日 | 日記
去年の1月7日の日記で紹介した湯たんぽを、今年も愛用しています。

いつも蒲団の中に入れて、足を温めたり(むーちゃん)、抱き枕のように抱いたり(ビーちゃん)して眠っているのですが、先日他の使い方をネットで知りました。

眠る時に、肩の下に敷くのです。

すると、肩がぽかぽか~

ちょっとした極楽気分です

ビーちゃんは仕事柄肩がこっているので、その気持ちよさといったら

固くない、水枕型の湯たんぽだからできる技なのです。
お湯の量を少なめにすれば、敷いていても気にならないし。

改めて、本当にいい買い物をしたものだと思っています
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アウトロー

2013年02月14日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

米ペンシルバニア州ピッツバーグの郊外で、白昼に6発の銃弾が放たれ5人が射殺される事件が発生。
元米軍スナイパーのジェームズ・バーが逮捕されるが、かつて米軍で秘密捜査官を務めていたリーチャーは事件の不審な点に気づき、真相をあぶりだしていく。




『ミッション:インポッシブル』後のトムの新シリーズ(だよね?)
今回の彼は邦題通り“アウトロー”な人物です。

導入部、白昼にいきなり5人が無差別(に見える)に撃たれ、すぐに警察が現場に残った証拠品を元に犯人逮捕までかこつけるのだけど、ここのカメラワークが面白く、「あれ?犯人すぐ捕まるんだ~」と思ってた時に映る犯人の顔にびっくりしましたね。

狙撃する犯人の顔は、最初にばっちり映っているので意表をつかれました。



トム演じるジャック・リーチャーがいかに、警察の証拠品に惑わされず、自らの推理で犯人に近付いて行くのかが見ものです。

トムの他にもロザムンド・パイクや、ロバート・デュバルなどの役柄も面白く、テンポよく見せてくれるのですが、予告編で感じた雰囲気よりもやや地味目な仕上がりになったなと思いました。

悪の親玉の顔を見ても「この人誰?」と思いだせない。
「でもこんな重要な役に、無名の俳優使うわけないよね~」ねー
なんて言ってたのだけど、クレジットを見て納得しました。

ヴェルナー・ヘルツォーク

『神に選ばれし無敵の男』などの監督さんだったとは気付きませんでした。
(顔を知らないし当たり前か

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』にも出演しているジェイ・コートニーも出ています。



全体的によくまとまってるし、脚本もよくできていると思います。
監督のクリストファー・マッカリーはあの『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家なのでそれもそのはず。
ブライアン・シンガー監督とよく組んでいるので、『ジャックと天空の巨人』の脚本も書いているようです。

監督としては以前、『誘拐犯』というのがあったけど、残念ながら内容をよく覚えていません
それでも新シリーズとして、これからも十分期待できるそんな作品になっていたと思います。


原題:Jack Reacher
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:130分


監督 クリストファー・マッカリー
製作 トム・クルーズ ドン・グレンジャー ポーラ・ワグナー ゲイリー・レビンソン
製作総指揮 ジェイク・マイヤーズ ケン・カミンズ ケビン・メシック デビッド・エリソン ダナ・ゴールドバーグ ポール・シュウェイク
原作 リー・チャイルド
脚本 クリストファー・マッカリー
撮影 キャレブ・デシャネル
美術 ジム・ビゼル
衣装 スーザン・マシスン
編集 ケビン・スティット


<キャスト>

トム・クルーズ
ロザムンド・パイク
リチャード・ジェンキンス
ベルナー・ヘルツォーク
デビッド・オイェロウォ
ロバート・デュバル
ジョセフ・シコラ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする