ヒッチャー ニューマスター版
<あらすじ>
どしゃ降りの雨の中、テキサスのハイウェイで拾ったヒッチハイカー。
その男は、自分が殺人鬼である事を告げるとナイフを取り出す。
主人公の青年は、辛くもその難を逃れたものの、それ以来、殺人鬼と青年の死を賭けた恐怖の“鬼ごっこ”が始まった…。
1985年の作品がニューマスター版として公開されました。
全然知らない作品でしたが予告編を観たらなかなか良さそうな感じだったので観てみることに。
観ていて飽きないけど、80年代の映画だからということもあるのかツッコミどころが多かったです。
まるでヒッチハイカーが主人公にGPSでも付けているのかと思うほど彼の位置を把握していたり、あらゆる場面でタイミング良すぎたり、警察が簡単にやられてしまったりで…。
あの食事の“指”はどのタイミングで入れたのか謎だし、それが見つからなかったのも不思議だし “おや”と思うところが多々ありました。
ジェニファー・ジェイソン・リー演じるナッシュも終盤苦しめられましたが、その状況に“打つ手がない” “何もできない”と言う警察。
いやいや…タイヤが前に出ないように何かかますとか、後ろの車を前進させるとか絶対何か助ける方法はあったはず。
悪くはないんだけど粗が目立つ作品だな思いました
とは言っても、執拗な殺人鬼を演じるルトガー・ハウアーの存在感は大きく、この役にもピッタリはまってたのは良かったです
あとジェニファー・ジェイソン・リーは幼さが残っており、ジェフリー・デ・マンがすごく若かったのに少しビックリでした
あ…。
80年代の映画だからツッコミどころが多い?…と言ってしまったけど、70年代のスピルバーグの『激突!』はツッコミどころなしの名作でしたね。(『ヒッチャー』とは設定が違うけど、とことん追いつめられる点は似ています。)
子どもの頃、テレビで『激突!』を観た後、恐怖でしばらく動けなかったのを思い出しました…(←むーちゃん)
今回、映画館からいただいたポストカード
敢えて昔っぽいセンスで作られたポストカード。
“ヒッチハイク 残酷行”というフレーズがたまりませんね