津原泰水『11 eleven』
ちょっと怖いような現実離れしているような、
「綺譚」と言う表現がぴったりな不思議な短編が11作。
一作目の冒頭から「くだんを買いにいく」ってのが良い。
どういうこと?ってなって一気に読まされる。
ちなみに「くだん」は「件」。
人と牛のあいの子の妖怪と言われています。
内田百閒先生もくだんの短編を書いていますね。
『五色の舟』(くだんのやつ。最も評価が高い。必読)
『延長コード』(嫌いじゃない、むしろ好き)
『追ってくる少年』
『微笑面・改』
『琥珀みがき』
『キリノ』(無駄に青くて好きだな)
『手』
『クラーケン』
『YYとその身幹』
『テルミン嬢』(この作者にしては珍しい角度のSFアプローチでは)
『土の枕』
表紙の四谷シモン人形も雰囲気に合っていて良いですね。
作者が手ずから装丁をしたそうですが、
澁澤龍彦のエッセイ『少女コレクション序説』の表紙に
似た角度と雰囲気は、狙いかな。
ちょっと怖いような現実離れしているような、
「綺譚」と言う表現がぴったりな不思議な短編が11作。
一作目の冒頭から「くだんを買いにいく」ってのが良い。
どういうこと?ってなって一気に読まされる。
ちなみに「くだん」は「件」。
人と牛のあいの子の妖怪と言われています。
内田百閒先生もくだんの短編を書いていますね。
『五色の舟』(くだんのやつ。最も評価が高い。必読)
『延長コード』(嫌いじゃない、むしろ好き)
『追ってくる少年』
『微笑面・改』
『琥珀みがき』
『キリノ』(無駄に青くて好きだな)
『手』
『クラーケン』
『YYとその身幹』
『テルミン嬢』(この作者にしては珍しい角度のSFアプローチでは)
『土の枕』
表紙の四谷シモン人形も雰囲気に合っていて良いですね。
作者が手ずから装丁をしたそうですが、
澁澤龍彦のエッセイ『少女コレクション序説』の表紙に
似た角度と雰囲気は、狙いかな。