レイチェル・ウェルズ『通い猫アルフィーの奇跡』
「猫小説」というジャンルがあるなら、優勝です。
おめでとう!!!
(勝手に祝ってます)
家猫アルフィーが、飼い主の老婦人を亡くすところから始まります。
犬派の娘夫婦に保護施設に入れられそうになったところを
逃げ出して野良生活の末、エドガー・ロードに落ち着いたものの…
というお話し。
唯一の飼い主喪失と野良生活の経験から、
アルフィーは複数の家を渡り歩く「通い猫」になることを決意。
賢い〜。
余談ですけど、実家の猫は一応我が家の「飼い猫」でしたけど
2軒ほど「餌用別宅」を持ってました。
餌をくれそうな家って、わかるんですかね。
で、アルフィー@エドガー・ロード。
離婚ほやほやだめんずのヘレン宅を起点に
シンガポールから失業&帰国した43歳独身ジョナサン、
平和だけど外国暮らしで不安も多いポーランド人一家、
奥さんが産後鬱真っ只中の若夫婦&赤ちゃん一家を
せっせと通って、せっせと可愛がられて、せっせと癒します。
日常でのんびり読む小説として、すごく楽しい。
ネットで猫の写真をひたすら眺めるより楽しいかもしれません。
猫のもふもふも膝のりもデレもたっぷりあるし、
アルフィーの通い先の人間たちが抱えている諸問題は
良い感じにハラハラさせてくれて、
一気に読めます。
一気に読んだな。
ここ最近のミステリやサスペンスが霞んでどこかに消えるくらい、
圧倒的「一気読み」だったな!
「猫小説」としては『夏の扉』とこの「アルフィー」シリーズで決定!
『ジェニイ』は2軍!
「猫小説」というジャンルがあるなら、優勝です。
おめでとう!!!
(勝手に祝ってます)
家猫アルフィーが、飼い主の老婦人を亡くすところから始まります。
犬派の娘夫婦に保護施設に入れられそうになったところを
逃げ出して野良生活の末、エドガー・ロードに落ち着いたものの…
というお話し。
唯一の飼い主喪失と野良生活の経験から、
アルフィーは複数の家を渡り歩く「通い猫」になることを決意。
賢い〜。
余談ですけど、実家の猫は一応我が家の「飼い猫」でしたけど
2軒ほど「餌用別宅」を持ってました。
餌をくれそうな家って、わかるんですかね。
で、アルフィー@エドガー・ロード。
離婚ほやほやだめんずのヘレン宅を起点に
シンガポールから失業&帰国した43歳独身ジョナサン、
平和だけど外国暮らしで不安も多いポーランド人一家、
奥さんが産後鬱真っ只中の若夫婦&赤ちゃん一家を
せっせと通って、せっせと可愛がられて、せっせと癒します。
日常でのんびり読む小説として、すごく楽しい。
ネットで猫の写真をひたすら眺めるより楽しいかもしれません。
猫のもふもふも膝のりもデレもたっぷりあるし、
アルフィーの通い先の人間たちが抱えている諸問題は
良い感じにハラハラさせてくれて、
一気に読めます。
一気に読んだな。
ここ最近のミステリやサスペンスが霞んでどこかに消えるくらい、
圧倒的「一気読み」だったな!
「猫小説」としては『夏の扉』とこの「アルフィー」シリーズで決定!
『ジェニイ』は2軍!