『漢字を楽しむ』阿辻哲次
最近なにかと読んでいる講談社現代新書。
漢字の成り立ちとか構造とかテーマがあるわけではなく、
漢字の先生が漢字を楽しんでもらうために
自由自在に書いているイメージの一冊。
おもしろ漢字エピソードもちょこちょこ入っていて、
読んでいて飽きない。
ちなみに私は、音読み・訓読みが混ざっているもの全て
「湯桶読み」だと思っていました。
「音読み+訓読み=重箱読み」
「訓読み+音読み=湯桶読み」だった。
ごちゃ混ぜにおぼえてた〜
(「ぎなた読み」は「弁慶のなぎなた」なのも最近ようやく知った)。
音読みでも漢音、呉音、唐音に加えて慣用音があるって、
説明も丁寧でわかりやすかった。
「環」の下がはねたら学校のテストでバツがつく
というエピソード、結構ページ数が割かれていて
先生の熱い思いが伝わってきます笑
閖上の「閖」エピソードも良かった。
殿様が漢字をつくっちゃった、という笑
武則天の「則天文字」も味わい深い。
いちいちデザインがダサいんだよなあ〜。
山+水+土で「大地」!とか、こどもか。
権力によって爆発的に広がり、
死後の反発によってほぼ絶滅するという流れも味わい深いですね。
(そして光圀公でおなじみの「圀」だけ残る)
個人的には
「当用漢字」は「当座で用いる漢字」なんかーい!!
という驚きがありました。
その後に「常用漢字」がアップデートされてるけど、
「当座」の印象なさすぎ〜。
主張強すぎ〜。
最近なにかと読んでいる講談社現代新書。
漢字の成り立ちとか構造とかテーマがあるわけではなく、
漢字の先生が漢字を楽しんでもらうために
自由自在に書いているイメージの一冊。
おもしろ漢字エピソードもちょこちょこ入っていて、
読んでいて飽きない。
ちなみに私は、音読み・訓読みが混ざっているもの全て
「湯桶読み」だと思っていました。
「音読み+訓読み=重箱読み」
「訓読み+音読み=湯桶読み」だった。
ごちゃ混ぜにおぼえてた〜
(「ぎなた読み」は「弁慶のなぎなた」なのも最近ようやく知った)。
音読みでも漢音、呉音、唐音に加えて慣用音があるって、
説明も丁寧でわかりやすかった。
「環」の下がはねたら学校のテストでバツがつく
というエピソード、結構ページ数が割かれていて
先生の熱い思いが伝わってきます笑
閖上の「閖」エピソードも良かった。
殿様が漢字をつくっちゃった、という笑
武則天の「則天文字」も味わい深い。
いちいちデザインがダサいんだよなあ〜。
山+水+土で「大地」!とか、こどもか。
権力によって爆発的に広がり、
死後の反発によってほぼ絶滅するという流れも味わい深いですね。
(そして光圀公でおなじみの「圀」だけ残る)
個人的には
「当用漢字」は「当座で用いる漢字」なんかーい!!
という驚きがありました。
その後に「常用漢字」がアップデートされてるけど、
「当座」の印象なさすぎ〜。
主張強すぎ〜。