思惟石

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『高野聖・眉かくしの霊』泉鏡花

2024-11-08 15:36:55 | 日記
泉鏡花の怪しく美しい中編2篇。
『高野聖』はいわずもがなな鏡花の代表作。
学生時代に読んだのだったかな?
ものすごく久しぶりの再会でしたが
相変わらず音読したくなる素敵な文章。

あと、読めねえ〜、とか、強引〜、とか思う
熟語や当て字たち。
いいね!!

富山の薬売りは相変わらず嫌味であった。
でも売られてお夕飯の鯉になっちゃうのは怖いよね。
相変わらず怖い。
(数十年ぶりに読んだ小説の感想が「変わらず」というのも
 私が成長してないっぽくて悩ましいが)

『眉かくしの霊』は初めて読みました。
入れ子構造がちょっと複雑で、
筋が読みにくかったなあ。
湖畔の美人のアヤカシは、どう関係するんだっけ?

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