皆川博子御大の初期短編集『愛と髑髏と』。
ちょっと猟奇的で残酷で幻想的な8つの短編。
女性の妄執というかサガというか、
うすら寒い恐怖のような、虚し悲しいような
不思議な気持ちになります。
特に、一作目『風』の1行目
「庭は、寝がえりをうって、背をむけた」
の破壊力がすごいです。
内容もすごいんですけど。
他も良いのだけど、
個人的には『風』がぶっちぎりで良いと思う。
あとは『丘の上の宴会』が良い。
この作品集は昭和60年が初版かな?
図書館で借りてきたんですけど、
光風社出版から出たこの装幀のものは絶版のようです。
表紙の画も良いけど、
中表紙の文字がちょっと不安定さとか
もの凄く良い感じです。
カバー内側の本体表紙も素敵っぽいんですが、
図書館ビニル加工なので、ちゃんと見えない笑
超残念。
装幀家は司修という「寺山修司か?」と二度見する名前の人ですが、
本名らしいです。
絵本作家で芥川賞候補にもなったこともあるとか。
多芸!
ちょっと猟奇的で残酷で幻想的な8つの短編。
女性の妄執というかサガというか、
うすら寒い恐怖のような、虚し悲しいような
不思議な気持ちになります。
特に、一作目『風』の1行目
「庭は、寝がえりをうって、背をむけた」
の破壊力がすごいです。
内容もすごいんですけど。
他も良いのだけど、
個人的には『風』がぶっちぎりで良いと思う。
あとは『丘の上の宴会』が良い。
この作品集は昭和60年が初版かな?
図書館で借りてきたんですけど、
光風社出版から出たこの装幀のものは絶版のようです。
表紙の画も良いけど、
中表紙の文字がちょっと不安定さとか
もの凄く良い感じです。
カバー内側の本体表紙も素敵っぽいんですが、
図書館ビニル加工なので、ちゃんと見えない笑
超残念。
装幀家は司修という「寺山修司か?」と二度見する名前の人ですが、
本名らしいです。
絵本作家で芥川賞候補にもなったこともあるとか。
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