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肉や魚だけでなく牛乳や卵など動物由来の食品をいっさい口にしない人々、「ビーガン」。日本でも健康志向の高まりから広がりをみせる中、フランスでは一部の「ビーガン」による過激な活動が社会問題となっている。
今月3日、フランスで開かれていたのはヨーロッパ最大級の畜産見本市。肉牛をはじめ、数多くの家畜や畜産物が展示された会場。その一角では、食肉の販売に反対する団体が主催者側と激しいもみあいになった。
過激な動物愛護主義者で動物を食べることに強い反感をもつ人々。彼らは、肉や魚、牛乳や卵など動物由来の食品をいっさい口にしない「ビーガン」と呼ばれ、一部の過激化したグループがこのように直接的な抗議活動を行っている。
抗議活動をしたビーガンの女性「残念ながら今の社会で議論を起こすためには、ショックを与えるようなやり方や実力行使が一番効率的なの」
動物愛護の観点だけでなく、美容や健康にいいとされる「ビーガン」。海外の人気歌手や俳優をはじめ多くのセレブたちが取り入れるなど世界中でいま、ブームとなっている。
フランス国内でも、肉はもちろん、動物性の脂や調味料を一切使用しない「ビーガン専門店」が広がりつつあるが、実はいま、一部のビーガンによるこうした過激な抗議活動が社会問題となっている。略