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22日木は、午後食材の購入に出かけ、夜になってグランフロント大阪に出かけた。
国立民族博物館(「みんぱく」)の催し物ナレッジキャピタル「超」学校シリーズ世界の天然素材 「世界の鳥と人のかかわり」に参加した。
「みんぱく」の催し物は、昨年も参加した。
セミナーではあるが、会費500円でワンドリンク付きである。
ドリンクはアルコール類もOKという、自由な雰囲気でのセミナーである。
時間は約1時間半で、今回の場合、様々なスライドを使って世界で鳥の羽がどのように利用されているか、という話で、中にはマダガスカルで絶滅した、世界最大の鳥(ダチョウよりはるかに大きい)の話もあった。
大航海時代から19世紀にかけては、熱帯地方の様々な鳥の羽が、ヨーロッパの貴婦人達に消費され、そのために絶滅しかけた鳥類も多いという。
講座終了後、質問は多くあった。
ところで、私が民芸品や民族学関係に興味を持つようになったのには、大きな理由がある。(以前にも経緯を書いた覚えがある)
41歳のころ、1年間のアメリカ・シカゴでの英語留学を打ち切り、アメリカ人の友人EやLの勧めもあって、中南米を歩き民芸雑貨を集め、帰国後十三で中南米の民芸雑貨の店「CRUCE」を1年経営していた。
(友人Eとはその後、ベネズエラのカラカスで再開し、彼が予約してくれた、ベネズエラ、コロンビア、ペルーの国境地帯のオリノコ川の探検ツアーに参加した。E<英語学校のルームメイトで、生粋のアメリカ人>はシカゴ大学の修士課程に在学中で、当時ベネズエラの貧民街に住み、社会構造の調査をしていて、後日シカゴ大学の博士号を取得した。今振り返ると情報機関との関連?をうかがわせるものだったが、当時私は純粋に探検旅行を楽しんだ。私が喫茶店を経営しているときに、彼の大学の卒業旅行に夫婦で中国の立ち入り禁止区域を旅行したという話を、中国旅行の帰りに大阪に数日宿泊した時に話ししていた。
その時は、私は二人につきっきりで京都や奈良を案内した。彼らの強い要望で、我が家(古い長屋)にも短時間訪れ、母にメキシコの美しい織物(大判の肩掛け)<彼の当時の妻が、メキシコ領事館員で彼女のメキシコの実家の織物工場で織った手織り製品と聞いた。>をプレゼントしてくれた。母は大変喜んだ。)
中南米の首都だけだが、すべて回った。
それぞれの街で、いろんな思い出があり、なぜか後から振り返ると情報機関関係の事と絡むことが多かった。(例:パラグアイ・アスンシオンでのアメリカ人とその集団、ペルーでクスコからチチカカ湖まで行動を共にした大阪出身の日本人が、私が帰国後実家に連絡を入れると自衛隊北部方面隊職員だった。(自衛隊の医療関係とは、同行時に言っていた。)彼はチチカカ湖のホテルの従業員に部屋に侵入され、トランクの中身を調べられている所を、彼が偶然部屋に戻りその行為を見つけた。)
メキシコ、ペルー、コロンビア以外は、数日程度の滞在だった。
メキシコのクエルナバカにはスペイン語学校通学も兼ね1か月以上、コロンビアのボゴタには友人Lの実家に2週間余り、ペルーでは、飛行機の中で知り合った日本人のつながりで日系ペルー人達の紹介でホテルに泊まり1週間以上滞在した。
帰国後、民芸雑貨の店をしているときに、コロンビア名誉領事(日本人)の要請で、東京の国際見本市コロンビア館に、単独出品もした。
私が輸入したコロンビアの民芸雑貨は、友人Lの紹介によりコロンビア政府系の大規模な民芸雑貨店から仕入れたもので、そのつながりで国際見本市への出店要請があったようだ。
(友人の父は、政府関係者や政治家・経営者たちと強いコネクションがあるようだった。)
中南米旅行に余談(すべて事実)がたくさんついてきたが、中南米を旅行して以後、現地の人たちや民芸雑貨に触れて興味を持つようになった。
メキシコでは、クエルナバカで1か月ほどホームステイし彼らの暮らしもわかった。
結婚式や教会にも参加したり、アカプルコにも行った。
ホームステイ先の息子の案内で、グアテマラにも何度か行った。
コロンビアでは、Lの案内で、地方へ泊りがけの旅行をしたが、Lは彼女同伴でのドライブなので、あてられることも多かった。
ペルーでは日系人社会の人達の案内で、いろいろ助けてもらった。
当時は、センデロルミノッソというゲリラが暗躍していて、クスコの民芸雑貨店で話をしていると足元に機関銃のレプリカがあるのに気づいた。
店主に聞くと、本物でいつでも応戦できる態勢をとっていると聞いて、驚いた。
日系人の友人は、政府本省の役人のようだったが、当時シェアタイムで短時間勤務だとこぼしていた。
あるときバスの中から、汚いゴミの山(高さ1.5m直径10m程度の裾は土に見えたゴミ捨て場)から食べ物を探し、口にする母子を見て、悲しくなった。
民芸品や民族学に絡み、いろんな思い出がよみがえってくる。
思い出
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22日木は、午後食材の購入に出かけ、夜になってグランフロント大阪に出かけた。
国立民族博物館(「みんぱく」)の催し物ナレッジキャピタル「超」学校シリーズ世界の天然素材 「世界の鳥と人のかかわり」に参加した。
「みんぱく」の催し物は、昨年も参加した。
セミナーではあるが、会費500円でワンドリンク付きである。
ドリンクはアルコール類もOKという、自由な雰囲気でのセミナーである。
時間は約1時間半で、今回の場合、様々なスライドを使って世界で鳥の羽がどのように利用されているか、という話で、中にはマダガスカルで絶滅した、世界最大の鳥(ダチョウよりはるかに大きい)の話もあった。
大航海時代から19世紀にかけては、熱帯地方の様々な鳥の羽が、ヨーロッパの貴婦人達に消費され、そのために絶滅しかけた鳥類も多いという。
講座終了後、質問は多くあった。
ところで、私が民芸品や民族学関係に興味を持つようになったのには、大きな理由がある。(以前にも経緯を書いた覚えがある)
41歳のころ、1年間のアメリカ・シカゴでの英語留学を打ち切り、アメリカ人の友人EやLの勧めもあって、中南米を歩き民芸雑貨を集め、帰国後十三で中南米の民芸雑貨の店「CRUCE」を1年経営していた。
(友人Eとはその後、ベネズエラのカラカスで再開し、彼が予約してくれた、ベネズエラ、コロンビア、ペルーの国境地帯のオリノコ川の探検ツアーに参加した。E<英語学校のルームメイトで、生粋のアメリカ人>はシカゴ大学の修士課程に在学中で、当時ベネズエラの貧民街に住み、社会構造の調査をしていて、後日シカゴ大学の博士号を取得した。今振り返ると情報機関との関連?をうかがわせるものだったが、当時私は純粋に探検旅行を楽しんだ。私が喫茶店を経営しているときに、彼の大学の卒業旅行に夫婦で中国の立ち入り禁止区域を旅行したという話を、中国旅行の帰りに大阪に数日宿泊した時に話ししていた。
その時は、私は二人につきっきりで京都や奈良を案内した。彼らの強い要望で、我が家(古い長屋)にも短時間訪れ、母にメキシコの美しい織物(大判の肩掛け)<彼の当時の妻が、メキシコ領事館員で彼女のメキシコの実家の織物工場で織った手織り製品と聞いた。>をプレゼントしてくれた。母は大変喜んだ。)
中南米の首都だけだが、すべて回った。
それぞれの街で、いろんな思い出があり、なぜか後から振り返ると情報機関関係の事と絡むことが多かった。(例:パラグアイ・アスンシオンでのアメリカ人とその集団、ペルーでクスコからチチカカ湖まで行動を共にした大阪出身の日本人が、私が帰国後実家に連絡を入れると自衛隊北部方面隊職員だった。(自衛隊の医療関係とは、同行時に言っていた。)彼はチチカカ湖のホテルの従業員に部屋に侵入され、トランクの中身を調べられている所を、彼が偶然部屋に戻りその行為を見つけた。)
メキシコ、ペルー、コロンビア以外は、数日程度の滞在だった。
メキシコのクエルナバカにはスペイン語学校通学も兼ね1か月以上、コロンビアのボゴタには友人Lの実家に2週間余り、ペルーでは、飛行機の中で知り合った日本人のつながりで日系ペルー人達の紹介でホテルに泊まり1週間以上滞在した。
帰国後、民芸雑貨の店をしているときに、コロンビア名誉領事(日本人)の要請で、東京の国際見本市コロンビア館に、単独出品もした。
私が輸入したコロンビアの民芸雑貨は、友人Lの紹介によりコロンビア政府系の大規模な民芸雑貨店から仕入れたもので、そのつながりで国際見本市への出店要請があったようだ。
(友人の父は、政府関係者や政治家・経営者たちと強いコネクションがあるようだった。)
中南米旅行に余談(すべて事実)がたくさんついてきたが、中南米を旅行して以後、現地の人たちや民芸雑貨に触れて興味を持つようになった。
メキシコでは、クエルナバカで1か月ほどホームステイし彼らの暮らしもわかった。
結婚式や教会にも参加したり、アカプルコにも行った。
ホームステイ先の息子の案内で、グアテマラにも何度か行った。
コロンビアでは、Lの案内で、地方へ泊りがけの旅行をしたが、Lは彼女同伴でのドライブなので、あてられることも多かった。
ペルーでは日系人社会の人達の案内で、いろいろ助けてもらった。
当時は、センデロルミノッソというゲリラが暗躍していて、クスコの民芸雑貨店で話をしていると足元に機関銃のレプリカがあるのに気づいた。
店主に聞くと、本物でいつでも応戦できる態勢をとっていると聞いて、驚いた。
日系人の友人は、政府本省の役人のようだったが、当時シェアタイムで短時間勤務だとこぼしていた。
あるときバスの中から、汚いゴミの山(高さ1.5m直径10m程度の裾は土に見えたゴミ捨て場)から食べ物を探し、口にする母子を見て、悲しくなった。
民芸品や民族学に絡み、いろんな思い出がよみがえってくる。
思い出
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