散歩者goo 

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昨日記160502月 (歯周病治療 考古学の本の読書)

2016年05月04日 19時31分11秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ =29.2  14.7
GWの中日の平日とあって、官庁や企業や学校は通常通りの営業だが、それでも人の動きは少し少なかったようだ。
この日は、午後に表に置いてあった、木製の高さ1m余りの園芸棚が腐って危険なので取り壊した。
腐った木材がいろいろ発生したが、これを更に細かく30cm程度の木片に切断しないと、普通ごみに出せない。
その作業が大変だが、時間がかかるのでとりあえず先送りだ。

夕方から予約してあった、歯科医院に行った。
1時間半程度治療時間がかかった。
歯周病でぐらついていた左上奥歯に被せをして、隣の歯との結合を強めたようだ。
それ以前に、前日までに奥歯のぐらつきもほとんど無くなっていた。
結局、右上奥歯への被せをし、治療は完了した。
その流れで、その隣の歯を大きく削り、仮の被せをしたという。

最初に治療を受ける前に、ぐらつきのある奥歯とその隣の歯を被せで固定するような治療方針を聞いた。
この日は、かなり歯を削り込んでいたが、削っている匂いで、健康なエナメル質か腐食がある歯かわかるような気がしている。
健康な歯を削っている時は固く、なかなか削れず、匂いも全くしない。
しかし、腐食の有るらしい部分は、削っていると焦げ臭いにおいが臭ってくるし早く削れているようだ。

この歯科医院には、複数の歯科医(家族?)がいるが、それぞれ専門分野が違い、大学の教員もいたりして専門レベルも高いと考えられ、歯科医一人の歯科医院と違い、多分お互い最新の知識を共有している可能性が高いので、より良い治療や診断ができると推測し、この医院を選んだ。
院長は歯科医経験が長いので、それだけ経験を積んでいるので、腕は確かと思われる。
歯科医は、歯を削ったり作ったりするので、造形の技術力も必要で、下手な歯科医にかかると噛み合わせが悪く、大変な思いをすることになる。
その意味で歯の治療は今後も続くが、この歯科医院を信頼して治療していこうと思う。
今のところ治療を完了した左上奥歯は全く問題ない。

歯科医院の帰りに、ファストフードにより、コーヒーを飲みながら考古学関連の本を読んだ。
考古学は、最新の重要な遺物が出たり、今までと違う傾向の遺物が多く出ると、学説が根本的に変わることがある。
例えば、弥生時代の開始年代もそうだし、弥生文化の広がり方もそうである。
細かな話をすればたくさんあり、古い学説が間違いであることが学会で定着しても、それに代わる新しい学説は論争中ということは多くある。
古墳時代の始まりや銅鐸祭祀の終焉時期もほぼ確定しているが、区切りの数十年代の間で意見が分かれているし、古墳時代・(大王の時代?)との関係がどうなのかも、よくわかっていない。
例えば、箸墓(卑弥呼の墓という意見も多い)が最初の大型前方後円墳であり、それ以降は古墳時代となることでは、一致しているが、箸墓以前にも、纏向型前方後円墳や、楯築墳丘墓等違った形の大規模な墳墓があり、それをどう解釈(弥生時代か古墳時代か)するかで意見が分かれている。

今や、弥生時代の見方や開始時期も2-30年前から大きく変化している。
多くの遺跡のデータから、弥生文化はまだら状にゆっくりと日本に広がったことが分かっていて、東北は西日本が弥生文化の時に、縄文文化の系統が残っていたこともわかっている。
それは、同時に精神文化の違いでもあるのだ。
よく、日本文化の源流は縄文文化だという話を聞くが、考古学から見ればそんな単純な話ではないことがよくわかる。
縄文文化と、弥生文化がどのように接続しているかもわからないし、弥生文化でも銅鐸祭祀県や銅剣祭祀圏やその他祭祀圏があるので、弥生文化が単一かどうかも疑問が残る。
こうしたことを調べると、考古学への興味は尽きない。
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