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昨日は夕方から、梅田のグランフロント大阪北館のカフェラボに行った。
ナレッジキャピタルのセミナー『特別展「没後100年 宮川香山」の見どころ』に参加した。
特別展は、現在大阪市立東洋陶磁美術館で開催されていて、重富滋子学芸員から、各作品についての説明があった。
解説を聞いて宮川香山の事は少し理解できた。
職人芸とすれば、天才的な技巧を身につけ作品を生み出した。
今回のセミナーでは、ジャポニズムとの係わりや、いつも海外を(万博や清や欧米の高級品消費者のマーケットの流れやマイセンその他ヨーロッパの工房等)を意識していたことも知った。
その中で、40歳の頃から磁器の制作を始めたという。
その動機の説明の一つには、陶器は壊れやすいので、半年や1年かけて制作した作品も輸送途中で壊れることがあり、そのリスクを減らそうとしたことも考えられるという。
いろいろ作品の解説を聞きながら、ガレとかその他ヨーロッパの工房と、アールヌーボーの流れと、香山との関係が気になった。
そのことについては、一部昨日の昨日記160509で触れた。
時代は全く違うが、江戸時代の絵師には、ヨーロッパ絵画に触れた者(司馬 江漢)もおり、一部浮世絵師は、ヨーロッパの絵画の知識もあった可能性がある。(遠近法の使用)
又若冲のように当時最新の絵の具をヨーロッパから入手できた者もいるところを見れば、ヨーロッパの最新美術状況の知識が、多くの絵師の間にあったのかもしれない。
そうしたことと比べると陶芸の方では、ヨーロッパへの輸出は盛んで、多分進んでいたライバルとしての中国の陶芸は意識しただろうが、美術・芸術という観点からの陶芸としてのそうした動きや考え方はなかったのだろうか。
帰宅は、10時近くになった
昨日は夕方から、梅田のグランフロント大阪北館のカフェラボに行った。
ナレッジキャピタルのセミナー『特別展「没後100年 宮川香山」の見どころ』に参加した。
特別展は、現在大阪市立東洋陶磁美術館で開催されていて、重富滋子学芸員から、各作品についての説明があった。
解説を聞いて宮川香山の事は少し理解できた。
職人芸とすれば、天才的な技巧を身につけ作品を生み出した。
今回のセミナーでは、ジャポニズムとの係わりや、いつも海外を(万博や清や欧米の高級品消費者のマーケットの流れやマイセンその他ヨーロッパの工房等)を意識していたことも知った。
その中で、40歳の頃から磁器の制作を始めたという。
その動機の説明の一つには、陶器は壊れやすいので、半年や1年かけて制作した作品も輸送途中で壊れることがあり、そのリスクを減らそうとしたことも考えられるという。
いろいろ作品の解説を聞きながら、ガレとかその他ヨーロッパの工房と、アールヌーボーの流れと、香山との関係が気になった。
そのことについては、一部昨日の昨日記160509で触れた。
時代は全く違うが、江戸時代の絵師には、ヨーロッパ絵画に触れた者(司馬 江漢)もおり、一部浮世絵師は、ヨーロッパの絵画の知識もあった可能性がある。(遠近法の使用)
又若冲のように当時最新の絵の具をヨーロッパから入手できた者もいるところを見れば、ヨーロッパの最新美術状況の知識が、多くの絵師の間にあったのかもしれない。
そうしたことと比べると陶芸の方では、ヨーロッパへの輸出は盛んで、多分進んでいたライバルとしての中国の陶芸は意識しただろうが、美術・芸術という観点からの陶芸としてのそうした動きや考え方はなかったのだろうか。
帰宅は、10時近くになった